🌌17}─5─独NGOの報告書によると日本の気候変動対策は最下位グループ。やってるふりの日本。~No.76 

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 世界の評価では、「日本はやっている感を見せているだけで実は何もしていない」である。
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 2023年12月8日18:00 YAHOO!JAPANニュース 毎日新聞「気候変動対策、日本は最下位グループ 独NGOなどのランキング
 国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の会場=アラブ首長国連邦のドバイで2023年12月5日、岡田英撮影
 独NGO「ジャーマンウオッチ」などは8日、各国・地域の気候変動対策を順位付けした報告書「気候変動パフォーマンスインデックス」を公表した。64カ国・地域を評価した結果、日本は58位で、5段階評価で最低のグループ(54位以下)だった。1~3位は「該当なし」で、最高(4位)はデンマーク、最下位(67位)はサウジアラビア
 報告書は毎年、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)に合わせて公表されている。国民1人当たりの温室効果ガス排出量▽再生可能エネルギー導入目標▽途上国支援など国際的な政策――など14項目を評価して、順位付けしたもので、分析には気候変動対策やエネルギーの専門家約450人が協力した。
 報告書は日本について、「2050年までの実質排出ゼロ」を掲げ、議長国を務めた今年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で「35年までに電力部門の完全または大部分の脱炭素化」に合意したが、「実現に向けた具体的な工程表がない」と指摘。アジア各国に対する支援策の中には、化石燃料の使用継続につながる「偽りの解決策」があるなどと批判した。
 「産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑える目標実現には、どの国の政策も不十分」として例年通り、どの国・地域も1~3位には位置づけられなかった。11月30日から開催中の第28回締約国会議(COP28)の議長国・アラブ首長国連邦UAE)は65位。国内外で石油やガスの新規開発を続けていることなどで評価を下げた。二酸化炭素(CO2)排出量世界1位の中国は51位、排出量2位の米国は57位だった。【ドバイ岡田英】
 ◇気候変動対策の国・地域別ランキング
 ※分析対象は64カ国・地域
 ※独NGOジャーマンウオッチなどの報告書による。カッコ内は2022年の順位(63カ国・地域対象)
 1~3 該当なし、4(4)デンマーク、5(9)エストニア、6(12)フィリピン、7(8)インド、8(13)オランダ、9(7)モロッコ、10(5)スウェーデン、58(50)日本、59(56)マレーシア、60(61)カザフスタン、61(57)台湾、62(58)カナダ、63(59)ロシア、64(60)韓国、65(-)アラブ首長国連邦、66(63)イラン、67(62)サウジアラビア 
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 12月8日19:20 YAHOO!JAPANニュース 共同通信「気候変動対策「やってるふり」 若者ら国を批判、東京で集会
 気候変動対策の強化を求める若者や環境団体メンバーが8日、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の開催に合わせ、東京で集会を開いた。国が再生可能エネルギー導入をアピールする一方、脱炭素と逆行する石炭火力発電の既存施設廃止を明らかにしないことなどを批判。「やってるふりはもうやめて」と声を上げた。
 スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんの活動がきっかけとなり世界中に広がった運動「Fridays For Future(FFF)」を国内で展開する学生らが参加。「化石燃料いらない」「日本も再エネ3倍に」などと書いたプラカードを手に、「今すぐ本当の気候変動対策を」などと訴えた。
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 12月8日20:27 YAHOO!JAPANニュース 毎日新聞「「やっているふりはやめて」世界の若者、各地で気候変動対策デモ
 「ノーモア・コール(石炭)、ノーモア・オイル(石油)」と脱化石燃料を訴える若者団体=アラブ首長国連邦・ドバイで2023年12月8日、岡田英撮影
 週末の8日、アラブ首長国連邦UAE)・ドバイで開かれている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせ、各地の若者らが化石燃料の廃止などを訴えるデモをした。
 【干ばつ・洪水・猛暑…今、地球で起きていること】
 ドバイでは、気候変動の危機に直面する途上国を中心に約100人が集まった。昨年、大規模な洪水に遭ったパキスタン出身のジャマール・バルーチさんは「私の住む地域では先住民族化石燃料採掘に抵抗してきたが、産業界や当局によって抑圧されてきた。化石燃料からの脱却に向けて一丸となって立ち上がろう」と呼びかけた。
 東京・JR新宿駅前では、若者グループ「フライデーズ・フォー・フューチャー(未来のための金曜日)ジャパン」がスタンディングデモをした。化石燃料の廃止時期を表明していない日本政府の対応について、「やっているふりはもうやめて」と訴えた。
 グループは、アンモニアを石炭に混ぜて燃料にする「混焼」を日本が進めていることに「温室効果ガスの早急な削減に資さない」と批判。世界の平均気温を産業革命前から1・5度上昇に抑える目標に「政府は真剣に取り組んでいるとは言えない」と抗議した。
 参加した大学4年の田原美優さん(22)は「日本は国際交渉の場で世界の足を引っ張る交渉を行っている。気候危機の影響を強く受ける人の声を聞いて、方針を根本から見直してほしい」と訴えた。【山口智、ドバイ岡田英】
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