🗡71〗─2─国防力の低下。中露艦の近海航行を警戒監視する護衛艦が不足している。~No.226No.227 

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 護憲派、反自衛隊派、反戦平和論者のエセ保守とリベラル左派は、平和憲法を絶対正義として日本を武装放棄の無防備国家にする為に防衛産業を潰している。
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 2023年11月6日 YAHOO!JAPANニュース 読売新聞オンライン「外国軍艦艇の警戒監視、能力劣る海自小型艦・補助艦艇の投入が7割超…中露艦の航行が活発化で護衛艦不足に陥る
 防衛省
 日本周辺での外国軍艦艇の警戒監視を巡り、海上自衛隊が監視能力が劣る「小型艦」や「補助艦艇」の投入を余儀なくされるケースが急増していることが、読売新聞のデータ分析で明らかになった。2012年から始まり、今年に入って7割を超えた。中露艦の航行が活発化する中で、対応能力が高い護衛艦が足りないためで、防衛省は監視能力の底上げを急いでいる。
 警戒監視は06年に設置された統合幕僚監部が指揮しており、津軽海峡対馬海峡沖縄本島宮古島間といった要衝を航行する他国の軍艦の動向を公表している。初公表は07年で、同年の2件から昨年は131件、今年も11月5日までに112件に上っている。
 全公表データのうち、小型艦(掃海艇、ミサイル艇など)や補助艦艇(補給艦、多用途支援艦など)を1隻でも派遣したケースを調べたところ、11年まではゼロだったが、12年に1件(全体の4%)、20年は16件(同64%)、昨年は82件(同63%)で、今年は81件(同72%)に達した。
 監視任務は、他国の軍艦が領海に居座るなど不測の事態に備えることが目的で、不審な動きがあれば無線で注意を呼びかける。対象艦が発信する通信やレーダー波などの電子情報も収集。装備する武器や乗員の動きも見て写真を撮影する。
 監視にあたる海自艦のうち、護衛艦はミサイルで武装し、時速50キロ程度の速力を持ち、2000トン以上の排水量がある。一方、掃海艇は時速25キロ程度で排水量は600トン程度と小さく、荒天時は航行できないこともある。補給艦や多用途支援艦は電子情報の収集能力が低いとされ、武装もほぼしていない。
 中国側の航行活発化の背景には、軍艦の増加がある。防衛省によると、中国の駆逐艦フリゲート艦は、01年の16隻から23年には88隻になった。海自の護衛艦はこの間、50隻程度で横ばいの状態が続いている。ウクライナ侵略以降、露軍艦も動きを活発化させており、公表件数は21年の23件から今年は44件と倍増した。
 同省は乗組員を従来の護衛艦の約半数(90人)に抑えた新型護衛艦「FFM」を24隻建造して対応する。警戒監視に特化した「哨戒艦」や無人航空機の導入も進める。
 ◆警戒監視=日本周辺を航行する外国の軍艦を24時間態勢で監視する活動。護衛艦や哨戒機で動向を注視し、複数の艦艇が長期間監視を続けることもある。外国軍機は空自が対応する。
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