🍘42〗ー2ー韓国政府は「汚染水は日本より多いのは事実」と説明した。~No.130 

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 原子力発電所の排水は、日本は処理水であり韓国・中国は汚染水。
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 2023年8月3日20:24 YAHOO!JAPANニュース 聯合ニューストリチウム排出 「日本より多いのは事実、操作ない」=韓国政府
 2日の汚染水関連記者会見で発言する朴氏(右から2人目)=(聯合ニュース
 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は3日、政府が作成した資料で示された放射性物質トリチウムの年間放出量の韓日比較に意図的な操作があるとの指摘を巡り、「韓国が日本より多いのは事実」と説明した。国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に関する政府の定例記者会見で述べた。
 政府は先月12日、汚染水を巡る科学的根拠のない「怪談」が出回っていることを受け、国民の懸念事項について説明する資料集「福島汚染水に関する10の怪談」を作成したと発表。同資料で「トリチウムの濃度を基準に合わせて薄めて海に放出することは国際的に使用される処理方法」と説明し、トリチウムの年間放出量は韓国が214兆ベクレルで、日本の175兆ベクレルより多いと紹介した。
 これについてある韓国メディアは、日本の数値が2019年のものであるにもかかわらず、韓国の数値が22年のものであるのは、韓国が多いように見せるため政府が意図的に異なる年の数値を使用した可能性があると指摘した。
 これについて朴氏は「国別に最も新しい資料の中で信頼できる資料を国民に公開しただけであり、統計上の錯覚を与えようとしたり、操作を加えたりした事実は全くない」と反論した。
 また「基準を2019年に合わせても韓国のトリチウム放出量は205兆ベクレルで、日本より多いという事実は変わらない」と付け加えた。
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 8月1日 YAHOO!JAPANニュース ソウル聯合ニュース「汚染水放出巡る韓日の追加実務協議「今週中に」 韓国政府が見通し
 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は1日、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡る日本との追加実務協議が今週中に開かれる見通しだと明らかにした。国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長が汚染水放出に関する政府の定例記者会見で伝えた。
 記者会見で発言する朴購然次官=1日、ソウル(聯合ニュース
 韓日は先月25日、汚染水放出を巡る実務協議を日本で開いた。韓国外交部の尹鉉洙(ユン・ヒョンス)気候環境科学外交局長と日本外務省の海部篤軍縮不拡散・科学部長が出席し、韓国専門家の放出点検過程への参加など、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が先月12日の韓日首脳会談で岸田文雄首相に要請した事項の実行可能性を話し合った。協議は6時間以上に及んだ。
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 7月31日 YAHOO!JAPANニュース ソウル聯合ニュース「韓国最大野党代表 岸田首相に宛て汚染水海洋放出の保留求める書簡
 金泰均
 【】東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出計画を巡り、韓国の最大野党「共に民主党」の首席報道官は31日、同党の李在明(イ・ジェミョン)代表が28日にソウルの日本大使館を通じ、岸田文雄首相宛てに同計画の保留を求める書簡を送ったと明らかにした。
 国会で会議を行う韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表(中央)=31日、ソウル(聯合ニュース
 報道官は「書簡を通じ、汚染水の海洋放出に対する韓国国民の憂慮と反対の立場を伝えた」として、「日本が検証されていない汚染水を放出しようとする海は『未来に生まれてくる子どもたちの海であり、地球のすべての生命の海』であることを思い出させ、真剣に考慮するよう促した」と述べた。
 李氏は書簡で汚染水海洋放出の保留のほか、常設協議会の設置や環境影響評価の実施を求めるとともに、国際社会との協力を通じて安全な代案を探すことも提案した。また、両国が東アジア平和のための関係に進むことができるよう、岸田首相の重い決断を待つとの考えを伝えたという。
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 7月26日 YAHOO!JAPANニュース 全国総合聯合ニュース「「汚染水放出反対」釜山の市民団体が訪日へ 韓国南部の海上では抗議行動
 【全国総合聯合ニュース東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出が8月中に始まるとも報じられる中、韓国各地で汚染水放出に反対する市民団体や漁業関係者の声がますます高まっている。南部の釜山からは市民団体関係者が放出反対の署名を携えて26日に訪日する。
 釜山で活動する「福島核汚染水投棄反対釜山運動本部」が、代表団の訪日に先立ち、釜山駅前の広場で記者会見を開いた=26日、釜山(聯合ニュース
 釜山一帯の63の市民団体でつくる「福島核汚染水投棄反対釜山運動本部」は6月1日から今月11日まで署名活動を展開し、汚染水の海洋放出に反対する釜山市民11万1678人の署名を集めた。当初は釜山にある日本領事館に署名を届ける計画だったが、同領事館側が面会と署名受け取りを拒んだため、日本の原子力規制委員会まで届けに行くことを決めた。
 7人からなる代表団は26日夜にソウルの金浦空港から日本に出発する。日本滞在最終日の28日午前に首相官邸前で放出計画を非難する記者会見を開き、同日午後、原子力規制委員会に署名を伝達する計画だ。日本の市民団体と共に東京電力前で汚染水放出に抗議するパフォーマンスを行った後、韓日の市民団体で連携策を話し合う。
 ソウル近郊の京畿道水原市ではこの地域の水産物販売業者や市民団体、政党など約50の団体による「福島放射性汚染水海洋投棄阻止水原共同行動」が世界文化遺産水原華城の広場に集まった。汚染水放出反対などのメッセージを書いたプラカードを持ち、汚染水放出により市民が倒れるパフォーマンスを行ったほか、放出反対を叫びながら一帯を行進した。
 南西部・全羅南道の漁業者は同道宝城郡内の港に集まり、海上に約200隻の漁船を連ねて抗議行動を行った。汚染水放出を模し、日章旗を掲げた船から120本のドラム缶を海に投げ込んだ後、壬辰倭乱(文禄慶長の役)時の李舜臣(イ・スンシン)将軍率いる朝鮮水軍の陣形にならった韓国漁船がこれらドラム缶を回収し、日本に返すというパフォーマンスをした。
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 8月1日 YAHOO!JAPANニュース 日本ファクトチェックセンター「「日本の汚染水はトリチウムも含む他の核種もオールスターの排水」は不正確【ファクトチェック】
 不正確な投稿が拡散した
 福島第一原発からの処理水の海洋放出に関して「トリチウム以外の核種も含むオールスターの排水」として、処理水の海洋放出に否定的な言説が拡散しました。含まれていることは事実ですが、トリチウム以外は国が安全と判断する基準を下回るように処理されていることを示しておらず、ミスリードで不正確です。
 検証対象
 拡散したツイート
 「『他の国もトリチウム水を海洋放出している』みたいな悪質なごまかし」「日本の汚染水はトリチウム以外の核種も含まれている」などと処理水の海洋放出に否定的なツイートが拡散した。8月1日現在、表示回数が28万回以上、リツイート件数が1900件以上となっている。返信欄には、ツイート作者本人が「汚染された魚が確認されるようになれば、世界から忌み嫌われる国になる」「濾過施設を通しても他の核種は完全に取り除けないことは東電の報告でも確認できる」などの追記をしている。
 コメント欄には「わかりやすくまとめていただいて感謝です」という声の一方で、「完全に取り除くことは原理的に不可能」との指摘もあった。
 検証過程
 東京電力の資料「多核種除去設備の除去対象核種選定」
 日本ファクトチェックセンター(JFC)は投稿のうち、「日本の汚染水はトリチウム以外の核種も含まれている」について検証した。
 検証対象のツイートで述べられている「排水・汚染水」とは、ALPS処理水を指していると見られる。「汚染水」とは、東日本大震災にともなう福島第一原発の事故とその後の対処の中で放射性物質によって汚染された水。「処理水」はトリチウムを除く62種類の放射性物質を国の安全基準まで取り除く多核種除去設備(ALPS)を使って浄化した水を指す。この違いは、JFCがファクトチェックまとめで解説している。
 検証対象のツイートは「濾過施設を通しても(トリチウム以外の)他の核種は完全に取り除けないことは東電の報告でも確認できる」と、処理水にもトリチウム以外の放射性物質が含まれていることを指摘している。
 東電の資料「多核種除去設備の除去対象核種選定(2021年6月16日)」によると、ALPSが除去する対象であるトリチウムを除く62の放射性物質は、56の核分裂生成物(核分裂により生成されたもの)と6つの腐食生成物(原子炉冷却系などで使用している金属が放射化されたもの)からなる。
 環境省はサイトで、放射性物質の安全基準「告示濃度限度」を「1種類の放射性物質が含まれる水を、生まれてから70歳になるまで毎日約2リットル飲み続けた場合に、平均の線量率が1年あたり1mSv に達する濃度の限度」と説明している。
 また複数の放射性物質の影響が考えられる場合には、「廃棄物中に含まれるすべての放射性物質による影響を総合して『告示濃度比総和』という考え方が用いられ、この告示濃度比総和が『1』を下回るように規制される」とも説明している。
 ALPS 処理水においては、トリチウム以外の告示濃度比総和が、安全であるとみなされる基準値である「1」を下回るように処理されることが東電の試験によって示されている。
 さらに環境省は「ALPS等で取り除くことが難しいトリチウムについても、それ自身を含むすべての放射性物質の告示濃度比を1未満にするために、濃度を下げるための希釈(海水で100倍以上に希釈)が行われます。これは、ALPS処理水中の規制基準以下のトリチウム以外の核種をさらに100倍以上希釈することにつながるため、より安全性を確保できるようになります」と説明している。
 判定
 処理水にトリチウム以外の核種も含まれているのは事実だが、国が安全と判断する基準以下に処理されている。拡散した言説は安全性に関する情報に触れておらずミスリードで 不正確。
 検証:鈴木刀磨
 編集:藤森かもめ、宮本聖二、古田大輔、野上英文
 検証手法や判定基準などに関する解説は、JFCサイトのファクトチェック指針をご参照ください。
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