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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
大陸脳は、ゼロから1を生み出す基礎型である。
日本脳は、1を2か3に発展させる応用型である。
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基礎型大陸脳は、哲学・思想・主義主張で原理原則を導き出す鉄則を打ち立てる創造思考である。
応用型日本脳は、現実・事実・現象に即して柔軟に変化し飲み込み・乗り越える想像思考である。
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基礎型大陸脳は、強者の論理で動いている。喩えれば、油である。
応用型日本脳は、弱者の論理で動いている。喩えれば、水である。
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応用型日本脳は、日本など少数派である。
基礎型大陸脳は、西洋や中華など多数派である。
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基礎型大陸脳と応用型日本脳は、元となる発想的基層的価値観が異なる為に交わる事はない。
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日本の現代教育は、欧米の基礎型大陸能を目的も手段も中途半端なままで子供達に押し付けようとしている為に、日本民族が数万年かけて培ってきた特有の応用型日本脳を破壊しようとしている。
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想像思考の日本脳が行うイノベーションは、そこに「有るモノ」を進歩・発展させるという狭い範囲で行われた。
ストレスに弱い日本脳は、絶えず楽する事を考え、如何にしてサボるかを考え、油断するとすぐに蛸壺化・ガラパゴス化すて。
大陸脳のイノベーションは、そこに「無いモノ」の発明・進化という広い範囲で行われる。
何故、日本でベンチャーが増えないか、日本人が大陸脳では日本脳を捨てられないからである。
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日本脳で大陸脳のようなイノベーションやベンチャーを行おうと悪戦苦闘しても、所詮、全ては徒労に終わる。
日本脳が大陸脳より勝る時は、日本人の思考が破壊され、日本人の常識が崩壊し、誰も助けてくれないという切羽詰まった時である。
それが、敗戦後の日本であった。
そして、バブル経済で豊かになり安心しきった日本脳は怠惰となり蛸壺化・ガラパゴス化した。
つまり敗者となったのである。
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日本脳が高度経済成長期のような活気を取り戻すには、敗戦後の日本のような貧富の格差が拡大し、各地に明日の食べ物がない極貧生活者がたむろするスラム街が出現し、治安が崩壊し、法の秩序が破壊された、社会通念が全く通用しない「個の完全な自由」が生まれた時である。
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敗戦後の日本は、自分の欲望を叶える事ができた天国のような時代であった。
自分は弱者だといって自己逃避しながらも程ほどの生活が可能な現代では、まず不可能である。
日本脳は、生きるか死ぬか切羽詰まらなければ本領を発揮しない。
その本領を垣間見る事ができるのは、激甚災害に見舞われた時の日本人の行動であるである。
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人は、窮地に追い詰められ時にこそ紛れもない本性を現す。
それが、激甚災害地で暴動を起こさず、略奪、放火、暴行、強姦、殺害を起こさない日本人である。
それが、日本脳である。
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日本脳には、基本的に弱者は存在しても敗者は存在しない。
弱者は復活の為に再挑戦するが、敗者は立ち上がろうという意欲を放棄している。
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本当の弱者とは、戦後、救済されず餓死した戦争孤児達である。
自分は弱者だとほざいて堕落した現代日本人は、本当の弱者ではない。
国家に見捨てられ餓死した戦争孤児達に比べて、弱者の権利を主張して国家に負んぶに抱っこで何もしない現代日本人には救いがない。
正真正銘の社会の犠牲者とは、世間から見放され餓死した戦争孤児達であり、餓えを知らずひもじさも味わった事のない世間に養われた現代日本人ではない。
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弱者は、這い上がる為に、絶えずイノベーションやベンチャーを続ける。
弱者の論理とは、強者に負けない為に、生き残るべく進歩・進化・発展を続ける事である。
弱者は、強者に豊饒な土地を奪われ荒涼とした不毛な土地へと追い出される。
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敗者は、勝者に屈服し、強者の支配下に組み込まれ、向上心を捨て、強者を超えない為にイノベーションもベンチャーもしない。
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現代の日本は、弱者の論理で生きるのではなく、敗者境遇に安住しているだけである。
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現代日本でのイノベーションは不完全に推移し、現代日本人のベンチャーは成熟せず迷走する。
それが、変化を好まず安定した状態で怠けようとする日本脳の欠点でもある。
そして、日本の可能性を軽視した、西洋礼賛を国際派と信じる日本人や中華かぶれ(反日派の中国共産党や韓国・北朝鮮に阿諛迎合し媚び諂って恥じない)日本人のアジア回帰派が、日本の一線で活躍しているうちは望むべくもない。
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日本人の日本脳は、中国や韓国・北朝鮮の中華脳とは異質であり、相性が合わない、相容れない脳である。
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