🦋10〗─2─東日本大震災で東北の復興にケチを付け妨害する傲慢な環境原理主義者。~No.41No.42No.43 @ 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・{東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 
 昔。限られた予算で河川の護岸工事を行うに当たって、100年に一度起きるか分からない洪水に備えるよりも今やるべき事業に金を回すべきだと、猛反対した人々・市民団体がいた。
 そうした騒々しい人々・市民団体が「正義」を振り回して世論を誘導していた。
 正義面した人々・市民団体は、危険と隣り合わせに生きている現地の人々ではなく、遠く離れた安全な大都会で何不自由なく温々と生活する人々である。
 彼らの言う綺麗事は、悪意に充ちている。
   ・   ・   ・   
 2018年5月号 正論「宮崎の現場  宮崎茂樹
 『前より、ずっといい町にしてやる』を合い言葉に歯を食いしばってきた東北の民の言葉通り、わずか7年で美しかった三陸の海岸線は元に戻りつつある・・・ばかりか、もとの静かな町が原形をとどめぬモダンに変貌した女川町みたいなところもあれば、10メートルを超える防波堤や、住宅地の内陸移転やかさ上げが次々と出現した町もあった。
 あの美しかった三陸リアス式海岸が500年いや1000年に一度来るかどうかも分からん大津波のために、殺風景で不自然に高い防波堤に囲われ、我が国には不似合いなエジプトのピラミッドのごとき乱立する高台には異論もないわけではない。
 将来の津波に備えて
 しかし、ここで家族を、家を財産を仕事まで奪われた人々の心に環境原理主義者のごとく安っぽいきれいごとは届くわけもない。7年前、500年に一度の自然の脅威の前に、それまでの防波堤が人知が・日本の技術が全く歯が立たなかったと我らは知っていても、その防波堤のおかげで津波到達時間が1分でも2分でも遅れるだけで助かる命がいくつもあると知って、軽率に『無意味』や『ムダ』やの『殺風景』などと言うべきやないやろ。『津波てんでんこ』は決して弱者を残して逃げ出す卑怯者への非難ではなく、一人でも多くの人が生き残るための教訓として徹底すべきなのである。特に東京にありながら、福島の原発が生み出していた電気を浪費していた我らとしては。
 それにしても震災後しばらくたってから、震災3周年あたりまでのこの時期に、ゴム長すら用意せず、ずけずけと現れていた政治家センセイ方はどこ行ったんや」

   ・   ・   ・