🌌10}─1─地球温暖化で海水温が上昇して地球規模の洪水と干ばつが多発。2022年。~No.38No.39 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2022年7月4日18:44 MicrosoftNews FNNプライムオンライン「アルプスで氷河が崩れる 巻き込まれた人も 原因は
 3日、イタリア北部にあるアルプス山脈で、氷河が崩れ、雪崩が発生した。
 氷河は土と混ざって茶色く濁り、斜面を激しい勢いで落ちていく。
 ハイキングに人気の場所で起きた雪崩。
 少なくとも5機のヘリコプターを使って、救助活動が行われた。
 地元メディアによると、6人が死亡、少なくとも12人が行方不明だという。
 なぜ、雪崩が起きてしまったのか。
 イタリアでは、6月下旬から猛暑が続いていた。
 当局によると、雪崩が起きる前の日、山頂付近の気温は10度。
 これは観測史上最高だという。
 専門家は、温暖化による異常気象が招いた結果だとしている」
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 7月4日22:37 MicrosoftNews 読売新聞「イタリアのアルプスでの氷河崩落、死者8人・行方不明15人に
 ANSA通信などイタリアメディアによると、イタリア北部マルモラーダ山(約3340メートル)の山頂付近で3日、氷河が崩落し、少なくとも8人が死亡、行方不明者は15人となった。地元救助隊による捜索活動は難航している。
 事故前日に山頂付近の気温が10度近くまで上がっており、気候変動による気温上昇で氷河が解けた可能性が指摘されている。
 マルモラーダ山はアルプスで人気の景勝地ドロミテ山脈の最高峰で、事故現場は山頂に向かう通常ルート。死亡した8人の国籍は、イタリア人3人、チェコ人1人で、残り4人は不明という。(ローマ支局 笹子美奈子)」
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 7月5日01:36 MicrosoftNews AFPBB News「豪シドニーで洪水 数千人が避難
 © SAEED KHAN / AFP 豪シドニーで洪水 数千人が避難
 【AFP=時事】オーストラリア・シドニーの一部地域は4日、豪雨に伴う洪水に見舞われ、これまでに数千人が避難を余儀なくされた。
 © SAEED KHAN / AFP 豪シドニーで洪水 数千人が避難
 同国東海岸では3日間にわたり豪雨が続いており、シドニー最大のワラガンバ・ダムからは水があふれ、市内の河川は急速に増水。救助隊によると、豪雨が始まって以降、140人以上が救出された。救助された人々の多くは、冠水した道路を走行しようとして車の中に閉じ込められたり、洪水によって家から出られなくなったりしていた。
 © SAEED KHAN / AFP 豪シドニーで洪水 数千人が避難
 ニューサウスウェールズ州当局によると、同州では約3万2000人に避難あるいは避難準備が指示された。しかし、同州の天候は今後24時間で好転する見通しで、当局によればシドニー西部の一部地域では避難していた住民の帰宅が許可された。
 © SAEED KHAN / AFP 豪シドニーで洪水 数千人が避難
 オーストラリアは気候変動の影響を大きく受けており、気象パターンの変化に伴い、干ばつや森林火災、グレートバリアリーフのサンゴ白化現象、洪水といった災害の頻度と規模が増している。(c) AFP/David WILLIAMS
 © SAEED KHAN / AFP 豪シドニーで洪水 数千人が避難
 【翻訳編集】AFPBB News
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 7月5日01:59 MicrosoftNews NNA ASIA「【タイ】4~5日にかけて大雨、23都県で洪水も[社会]
 タイのデジタル経済社会省気象局(TMD)は4日、南西部に強いモンスーン(季節風)が発生することで4~5日に大雨となり、首都バンコクを含む23都県で洪水が発生する恐れがあると予測した。ネーションが伝えた。
 TMDは、大雨によって水位が上がり、河川が氾濫する危険があると指摘。近隣住民には天気予報を確認し、水位に注意するよう呼び掛けた。洪水のリスクがあるのは、バンコクのほかバンコク西郊サムットソンクラム県、同東郊サムットプラカン県、東部チャチュンサオ県、同チョンブリ県、同ラヨーン県など23都県。また、南部のラノン県やパンガー県、プーケット県などの沿岸地域では強風の影響で高波になる懸念があるため、海水浴は避けるよう注意を促している。」
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 7月5日05:00 MicrosoftNews Reuters「イタリア、干ばつ被害の北部に非常事態宣言
 © Reuters/Guglielmo Mangiapane イタリア、干ばつ被害の北部に非常事態宣言
 [ローマ 4日 ロイター] - イタリア政府は4日、干ばつに見舞われている北部のポー川流域で非常事態を宣言した。同地域はイタリアの農業生産のおよそ3分の1を占めており、政府は必要に応じて家庭や企業に節水を義務付けるなどの緊急措置を導入できるようにする。
 ポー川は全長650キロのイタリアで最長の川。流域は過去70年で最悪の干ばつに見舞われており、水路の多くが干上がっているほか、流れが弱いために海水が内陸に流入し、農作物が被害を受けている。
 政府はエミリア・ロマーニャ州フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州ロンバルディア州ピエモンテ州ヴェネト州の北部5州でも非常事態を宣言。水不足に対応するために3650万ユーロ(3800万ドル)の予算を割り当てる。
 イタリアのメディアは、新型コロナウイルス感染拡大への対応と同様に、ドラギ首相が干ばつ対策を調整する委員会の設置を検討していると報じている。
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 7月5日16:12 MicrosoftNews BBCニュース「豪シドニーなどで洪水、約5万人が避難
 © BBCニュース 提供
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 オーストラリア最大の都市シドニーを今年3度目の洪水が襲い、当局は住民の一部約5万人に避難を呼びかけている。
 気象当局によると、シドニーがあるニューサウスウェールズ州の一部の地域では、4日間で800ミリの雨が降った。シドニーの一部では、4日間の降雨量が平年の約8カ月分にのぼった。
 今回の緊急事態を受けて、グレーター・シドニー一帯では100件以上の避難命令が出ている。道路は寸断され、水没した家屋もあり、数千人が停電に見舞われている。
 シドニーでは5日から豪雨が弱まる見込みだが、強風が予想されており、樹木が倒れたり、電線が垂れ落ちたりする危険性もある。
 オーストラリアでは今年に入ってから、ラニーニャ現象による洪水で20人以上が死亡している。その多くがニューサウスウェールズ州に集中している。」
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 7月5日19:51 MicrosoftNews 共同通信「世界18億人に洪水リスク 低中所得国が深刻、日本も
 © KYODONEWS 大雨で浸水した道を、弟を背負って歩く少女=6月、インド北東部アガルタラ郊外(ロイター=共同)
 「100年に1度」レベルの洪水が起きると浸水が15センチを超える恐れがある地域に、世界で約18億人が暮らしているとの分析を世界銀行などのチームが5日までにまとめた。このうち約16億人は低中所得国に集中しており「悲惨な影響を及ぼす」と警告した。日本でも約3600万人がこうした洪水のリスクにさらされているという。
 15センチの浸水でも経済活動や暮らしに混乱が生じるほか、洪水リスクに直面する人口は「将来、気候変動の影響でさらに増える」と予測し、対策が急務だと訴えた。
 日本など188カ国が対象の研究。洪水リスクがある地域の人口を算出、貧困度合いを加味し分析した。」
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 7月6日07:30 MicrosoftNews David Bressan Forbes JAPAN「イタリアで氷河崩落 気候変動で土砂災害が深刻化
 © Forbes JAPAN 提供イタリア北部ドロミテ地方のマルモラーダ氷河で7月3日、大きな氷塊が崩れた。そこから500メートル下にある人気のハイキングコースを氷の破片と岩が襲い、少なくとも7人が死亡、14人が負傷した。当局によると、15人がまだ行方不明だ。
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 この災害が発生する前の1カ月は暖かい気候が続き、前日には標高3343メートルの山頂の気温が観測史上最も高い10度を記録していた。
 山間部での土砂崩れや雪崩、落石事故に関しては、気温上昇が大きな懸念材料になっている。
 地形学者で登山家のアルノー・J・A・M・テムメは2016年に、古いガイドブックを使って人気のあるハイキング・登山ルートでの落石事故を確かめた。
 調査は、スイスアルプスのアイガー地方にある5つの山のルートについて、その危険性を認識することに焦点を当てたものだ。経験豊富な登山家によって岩がもろいと指摘された69ルート(調査対象の19%)で、突然の落石事故のリスクが高まっていることが明らかになった。
 このように、崖がより不安定になっていると登山家が認識する傾向はここ数十年で特に強くなっている。また、調査したルートのうち7ルートが危険だとして最新のガイドブックから削除された。
 大規模な地滑りについてはそうした傾向はそれほど明確ではない。
 オーストリアインスブルック大学の研究者は2008年に、中央アルプスの地滑りや土石流について、入手可能な年代を調査した。そのデータベースは、完全ではないにせよ1万年分をカバーしている。その結果、4200〜3000年前の温暖で湿潤な気候だった時代に、大規模な地すべりが集中発生していたことがわかった。
 気温の上昇は、氷河の縮小と凍土の融解を引き起こす。その結果、山の斜面は急速に支えを失い、「氷」の接着剤でくっついている状態になっている。また気候変動は降水パターンも変化させ、冬に雪が少なく夏に雨が多くなっている。出現している岩の裂け目から水が入り込み、潤滑油のような役割を果たし、巨大な岩や氷の塊を滑らせ、山肌は重力によって落ちていく。
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