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・ ・{東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
昭和天皇は、理系の論理思考・文系の現実思考・宗教の精神思考をバランス良く持ったマルチ型指導者で、冷静で感情や情緒に流される事が少なかった。
日本人では、稀有な存在であった。
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日本国の平和と日本民族を安寧は、天皇によって守られてきた。
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2017年4月13日号 週刊文春「飯島勲の激辛インテリジェンス
象徴天皇への感謝の気持ち
……今上陛下のありがたさはもちろんだけどね。戦後日本の今日までの繁栄を見るにつけ、皇室におかれてはホントに頭が下がる感謝の気持ちだよ。
1945年、先の敗戦で、戦争の費用も含めて日本国の債務は国内総生産(GDP)比で200%を超えてさ。世界で断然最悪の経済・財政の状況だったわけよ。ところが、そのどん底からたった10年で奇跡の復興を果たし、経済力で世界6位まで『V字回復』した。
なぜそんなことが可能だったかって? 連合国最高司令官総司令部(GHQ)主導でありとあらゆる改革をやっただろ。農地解放、預金封鎖、デノミと新円発行、ドッジラインのデフレ政策にシャウプ税制、財閥解体と華族制度も廃止した。
加えてもう忘れられているけれど、財産税って制度を入れてさ、今なら5,000万円に相当する10万円以上の資産には、特例なしで最高税率90%の課税だよ。それまで昭和天皇がお持ちになっていた皇室財産も、ここで軒並み課税対象になったんだよね。
48年春に発表された財産税の納税者番付を見ると、昭和天皇が37億4,000万円で何と全国トップだぜ。残りの皇室財産も、ここから先はすべて国有財産だという仕切りになった。例えば皇居前広場なんかも、その意味じゃ国民のものよ。
世界の歴史を見れば、レーニンにせよ、毛沢東にせよ、とんでもない革命をやったけど、その後の経過を見れば国民を幸せにしたわけでも何でもないだろう。
日本の場合、戦争に敗れた焼け野原から、財産税一つとっても昭和天皇が国民の先頭に立って、巨額の債務負担を何とかしよう、経済再建の礎を築きたいという姿勢を示されたし、国民一丸となって復興した。
目に見えない帝王学
昭和天皇が示されたお気持ちに、国民も揺るぎない信頼を持って応えたからこそ、だったと思うんだな。
今上陛下は敗戦時、今で言う小学校6年生だったわけで、おそらく人生でも一番ご多感なお年ごろだよね。そこで、昭和天皇が身をもって示された戦後の復興への強いご意思みたいなものを、肌身でお感じになられたんじゃないのかな。教えたわけでも教えられたわけでもない。目に見えない帝王学さ。
今上陛下は自らご即位されてから平成の世の約30年、お父君の事績を踏まえながら、ご自分はどのように象徴天皇としてのお務めを果たして行かれるべきか、ずっと自問自答をされてきたわけよ。それが昨年8月のあのビデオメッセージにも明確に表れていただろう。
大きな災害に遭った被災者たちと避難所でご自分から膝を折って同じ目線でお話をされたり、サイパン島やパラオなど先の戦争の激戦地を訪れる慰霊の旅などもね。国民の傍らに寄り添い、ともにありながら祈りを捧げるという象徴天皇にしかなしえない行動だよ。
日頃はたいへん質素なお暮らしを心がけておられるしさ。東日本大震災の後は、皇居は対象になってなかったのに、皇后陛下とともに率先して節電にも努められたと聞くしね。それらの原点にも皇室財産を何もかんも手放された昭和天皇の事績があると思うんだよな。
戦後の繁栄を謳歌した末に、日本はいつしか敗戦後と変わらない巨額の公的債務を背負ってしまったよな。平成から次代への代替わりを機にさ、政治家も裸一貫から出直す覚悟で、挙国一致で財産税並みのウルトラCを断行するくらいの気概を見せて欲しいもんだね」
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日本天皇が約2000年にわたって滅びる事なく天皇制度を継承できたのは、皇帝や王侯のような政治権力でもなく、絶対?の律法や教義や福音を独占する宗教権威でもなく、世界の平和と国家の安寧と民族・国民の幸せを無私無欲無心で祈る唯一無二の存在であったからである。
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共産主義者などの反天皇反日的日本人は、ソ連や中国共産党に資金援助を受け、アメリカ・GHQ内のユダヤ人共産主義者や反天皇反日派白人至上主義者らと協力して、日本天皇制度を廃絶し暴力的共産主義革命を起こそうと為ていた。
もし、共産主義革命が成功していれば日本は、ソ連、中国共産党政府、北朝鮮のような死と暴力の恐怖が支配する極貧の一党独裁国家となり、共産主義の正義で数百万人数千万人が無実の罪で虐殺されていた。
日本に昭和天皇のような混乱を鎮める不動の存在がいて、虐殺を行ったソ連のレーニンやスターリン、中国共産党の毛沢東や周恩来、北朝鮮の金日成などのような共産主義の指導者が出なかった事が奇跡的な幸運であった。
共産主義者ではないが、韓国の李承晩のような独裁者もいなかった。
日本は、日本天皇を戴き万世一系の男系天皇制度(直系長子相続)を堅持していたがゆえに、虐殺を繰り返す中国、ロシア、朝鮮・韓国に比べて天国と地獄ほどの雲泥の差をもって幸せであった。
現代に於いても、国内外に存在する反天皇反日勢力が日本を滅ぼそうと狙っている。
反天皇反日ネットワークは、日本の近隣諸国だけではなく、欧米諸国など地球上に存在する。
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