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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
賢い韓国や中国が日本に勝つのは当然である。
愚かな日本が韓国や中国に負けるのは必然である。
このの潮目が変わったのは、リベラル派戦後民主主義世代とその薫陶を受けた次世代が日本を動かし始めたである1980年代後半からである。
リベラル派戦後民主主義世代とその薫陶を受けた次世代は、戦前の1940年体制を崩壊させた。
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2021年5月7日 MicrosoftNews Forbes JAPAN「戦闘機開発で日本が韓国に追い抜かれる日
牧野 愛博
© Forbes JAPAN 提供韓国が開発する次世代戦闘機「KF21」の試作機が4月9日、初めて公開された。ポラメ(オオタカ)と名付けられたKF21は、インドネシアが資金分担しているが、事実上、韓国初の国産戦闘機だ。お披露目の式典に出席した文在寅大統領は「自分たちの手で作った先端超音速戦闘機を持つのは世界で8番目の快挙だ」と喜んだ。
このポラメを製作した韓国航空宇宙産業(KAI)は2015年、インドネシアなどと共同開発仮契約に署名。当時は、世界で4600機が販売された戦闘機F16より優秀で、ステルス戦闘機F35より安価な戦闘機を開発するという目標を掲げていた。
公開されたポラメは、様々な示唆を与えてくれる。外形はF35に似た形状。ただ、日本の軍事専門家によれば、部品の接合にはステルス技術が使われていない。武器を機体内部に格納するのは諦めたという一部報道もあり、ステルス機とすることは断念したようだ。ステルス機には他に、エンジンの吸気口の形状を変えたり、機体にレーダー波を吸収できる素材を塗布したりすることなどが重要になるが、韓国は現段階で、そこまでの技術革新には成功していない。日本は2016年に初飛行したステルス実証機「X2」(心神)で、ステルス技術の検証に成功している。
地上と空中の目標を同時にそれぞれ識別するためのAESAレーダーやエンジンについては、米国からの協力を得られず、欧州などのメーカーから購入した。AESAレーダーは、日本が1980年代末までに開発に成功した技術で、この点でも韓国が日本の航空技術にまだ追いついていないことがわかる。
ただ、日本の軍事専門家の1人はポラメについて「我が国が80年以上前に零戦を作った時のようなチャレンジ精神を感じる」と語る。ポラメはF22やF35といった5世代戦闘機には及ばないが、韓国が脅威と位置づける北朝鮮を圧倒できる性能を持つ。北朝鮮の主力戦闘機は、初飛行から40年以上経ったミグ23だ。わずかに保有する虎の子のミグ29も第4世代戦闘機で、ポラメには歯が立たないだろう。
また、KAIは2015年当時、韓国、インドネシア両軍などにポラメ1千機を売り、180兆ウォン(約17兆6千億円)の利益を目指すと説明していた。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が集計した2016~2020年の韓国の武器輸出は世界全体の2.7パーセントを占め、占有率の多さは米国やロシア、中国などに次ぐ世界第9位だった。先の軍事専門家は「世界で、F35を必要とするほど厳しい安全保障環境に置かれている国は多くない。多少性能が落ちても安価な戦闘機を作るという韓国の狙いは悪くない」と話す。
もちろん、課題もある。独自の戦闘機を作ろうとした韓国に対し、米国は良い顔をしなかった。韓国は開発に必要な25種類の技術について米国に提供を求めたが、米国はAESAレーダーなど4種類の技術提供を拒否した。米国は韓国の同盟国だが、「リンク16」と呼ばれる米軍の情報共有・伝達機能システムをポラメに搭載することを許すかどうか、わからない。搭載できなければ、朝鮮半島有事の際、米韓で行う連合航空作戦に支障が出る可能性がある。また、ポラメは中国空軍の最新鋭戦闘機には太刀打ちできないだろう。米国は「韓国は中国と戦う考えがないのだ」と考えるかもしれず、北朝鮮への対応を巡って揺れている米韓同盟がさらに弱体化するかもしれない。
そして、韓国が新たに開発した戦闘機・ポラメの成果と課題は、そのまま日本が抱える問題に置き換えることができる。日本はすでに110年前の1911年、国産機「会式一号機」の公式初飛行に成功した。世界的に有名なゼロ戦(零式艦上戦闘機)の初飛行は1939年だった。日本の航空機開発技術がまだまだ韓国の上を行っている背景には、こうした長い歴史の蓄積がある。
その一方、戦後長く続いた「武器輸出3原則」の制約から、日本の防衛産業は「お得意様は自衛隊だけ」という状況に長く置かれた。自衛隊の知人はかつて、視察先の広い工場で、ラインにポツン、ポツンと置かれた製作途中の戦車の姿を見た。同行した企業関係者は「予算さえあれば、もっと良いものを作ってあげられるのに」と残念そうに語ったという。韓国よりも厳しい安全保障環境もあり、「多少レベルは落ちても、安価な兵器」を作るというわけにもいかなかった。近年、採算が取れずに防衛産業から撤退する日本企業も相次いでいる。同盟国の米国が、日本独自の兵器開発を歓迎することもなかった。
このため、今の日本に、韓国を上回るほどの「独自の戦闘機を開発してやろう」という意欲があるかどうか怪しい状況になっている。韓国の専門家は「ポラメは、ステルス機の第5世代ではなく、4.5世代プラスαという位置づけ。でも、技術開発が進めば、ステルス機開発に移行できる基礎は作ることができた」と語る。日本の専門家は「まだ、日本の技術が上だが、ボヤボヤしていると韓国に追い抜かれる日が案外早くやって来るかもしれない」と語った。」
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