☎165}─4─現代日本の若い女性の間に広がる梅毒や淋病などの性感染症。2017年〜No.496      

日本梅毒史の研究―医療・社会・国家

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 2017年2月10日号 週刊朝日「梅毒が爆発的に拡散中、皮膚だけでなくのどの症状も
 性感染症(梅毒・淋病・クラミジア
 過去の病気と思われていた梅毒が急増中だ。2012年に比べ16年の感染者数は約5倍とすさまじく、主に若い女性の罹患が増えているという。また、耳鼻咽喉科で見つかる性感染症もでてきている。
 梅毒の2012年までの20年間の感染者数は、年1,000人未満にとどまっていた。そのころの主な感染経路は男性の同性間の性的接触によるもので、感染経路が似たHIVエイズウイルス)の合併例も多かった。
 それが13年以降、感染者数が急上昇し、16年の1年間で4,518人(速報値)と、42年ぶりに4,000人を超えた。急増分の多くは、若い女性の異性との性的接触によるものであるり、女性の感染者の半数以上は20歳代だ。東京慈恵会医科大学病院皮膚科の石地尚興医師は、
 『男性の同性間から、なぜ異性間に広がったのかは不明ですが、対象者が圧倒的に多い異性間の性的接触への拡大が感染者の急増につながったのでしょう』
 と、いている。
 梅毒は『梅毒トレポネーマ』という細菌が原因の感染症だ。主に、性的接触に代表される濃密な接触により、トレポネーマが粘膜や傷ついた皮膚などから体内に侵入する。肛門性交やオーラルセックスでも感染し、病変部が口にあればキスでもうつる可能性がある。
 ……」


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