📉22】─2・C─現代の日本人男性は自惚れだけ肥大した「世界一の怠け者」である。~No.47 

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 学ばない意欲のない好奇心のない金太郎飴的日本人男性を大量生産したのは、財界界の要請を受けたエセ保守的教育者であったが、それを煽ったのが左派系メディアと学者・教育者であった。
 現代の日本からは、破壊的イノベーションも斬新的リノベーションはもちろん革新的ベンチャーも生まれない。
 現代日本の元凶は、おじさん・おばさん・シニアである。
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 2023年5月17日 MicrosoftStartニュース BOOKウォッチ「日本人男性は「世界一の怠け者」! データで見るジェンダーギャップの真実
 日本人男性は「世界一の怠け者」! データで見るジェンダーギャップの真実
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 日本人男性は働き者なのか? それとも怠け者なのか?
 20世紀末、日本人男性は良くも悪くも「働き者」のイメージを持たれていた。「24時間働けますか」や「モーレツ」などの古い流行語の存在がそれを表している。だが、21世紀の今、家事・育児をまったく手伝わない「怠け者」としてのイメージが強くなり、これまでとは違う「イクメン」になることが求められるようになった。
 はたして、日本人男性は働き者なのか? それとも怠け者なのか? 2023年4月17日に発売されたビジュアル書籍『地図は語る データがあぶり出す真実』(日経ナショナル ジオグラフィック)には、その真相を物語るデータマップが掲載されている。
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 世界一働かされ、世界一働いていない日本人男性
 データマップにまとめられているのは、OECD経済協力開発機構)が調査した世界各国の1日あたり労働時間の統計だ。この調査では、男女間の労働時間の差や、労働時間に占める「有償労働時間」と家事などを含む「無償労働時間」の割合も明らかになっている。
 まず驚くのは、日本人男性の無償労働時間がOECD加盟国で最も短いという事実だ。その長さは、(休日など含めて)1日あたり平均40分。男性の無償労働時間が最も長いデンマーク(3時間6分)と比べると、わずか5分の1にすぎない。無償労働時間の男女比格差も世界最大という。やはり日本人男性は、家庭内では「世界一の怠け者」なのだ。
 だが同時に、日本人男性が「働き者」であるというイメージも間違っていない。2020年のOECD調査によると、日本人男性の有償労働時間はOECD加盟国で最も長い。その長さは、1日あたり7時間32分。OECD平均が5時間17分だから、日本人男性は世界平均より2時間以上長く働いていることになる。つまり、日本人男性は「世界一の怠け者」であると同時に「世界トップクラスの働き者」でもあるわけだ。
 有償労働時間と無償労働時間を足した「総労働時間」で見ても、日本人男性は世界3位(6時間13分)の働き者。怠けて家事をサボっているというよりは、「仕事をこなすだけでヘトヘトで、とても家事はできないよ...」というのが実感なのかもしれない。
 ところが、そんな働き詰めの日本人男性よりもさらに労働時間が長く、大変に負担がかかっている人々がいる。日本人女性だ。その総労働時間は、驚異の8時間16分。もちろん、世界1位の長さだ。誇れることではないのだが......。
 どこへでも行けるが、どこからでも来られるわけではない日本
 ジェンダーギャップ以外にも、日本について興味深いデータがある。
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 これは、「パスポートの強さ」と「開放度スコア」である国家の総合的な「旅行のしやすさ」を可視化した図だ。日本は左上にいる。パスポートの強さは、その国のパスポートで渡航できる国の多さを、開放度スコアは、その国にパスポートだけで渡航できる国の多さを表している。
 日本のパスポートはとても強い。持っているだけでほぼすべての国へ渡航することができ、韓国やシンガポールと並んで、俗に「世界最強」などと言われるほどだ。だが一方で、「開放度スコア」はかなり低い。シンガポールや韓国よりも遥かに入国のハードルが高いのだ。日本は、どこへでも行けるが、どこからでも来られるわけではない国なのである。
 このほか本書には、捕鯨船の経路や奴隷貿易から、国ごとの幸福度、汚染物質の出所まで、世界のあらゆるデータを地図というビジュアルで可視化している。「この100年、地球はどれくらい暑くなった?」「世界でいちばん不便な場所はどこ?」など、さまざまな好奇心を満たせる1冊だ。
 ※画像提供:日経ナショナル ジオグラフィック
・書名:地図は語る データがあぶり出す真実
・監修・編集・著者名: ジェームズ・チェシャー、オリバー・ウベルティ著 梅田智世、山北めぐみ 訳
・出版社名: 日経ナショナル ジオグラフィック
・出版年月日: 2023年4月17日
・定価: 2,970円(税込)
・判型・ページ数: 216ページ
・ISBN: 9784863135369
(BOOKウォッチ編集部)
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