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2020年1月号 WiLL「Fハカセの『Y遺伝子論』はヘン
もし愛子さまのお相手が外国人だったら、どうします?
深田萌絵 竹内久美子
怪しい地球環境保護団体
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スウェーデンの病
竹内 北欧は左翼の巣窟の様相を呈しています。高福祉国家にしても、左翼が進めたものでしょう。今や移民大国ですが、その前から歪んでいたのです。2001年の本ですが『福祉国家の闘い──スウェーデンからの教訓』(武田龍夫著/中央新書)を読むと、90年代のデータでも犯罪率がとても高いことがわかります。特にレイプは日本の20倍、刑事犯も10倍。アメリカよりも強盗の発生率が高いとか。アメリカの学者の研究によると、スウェーデン的病理の背景には、スウェーデン女性の存在が大きいようです。
深田 そうなんですか。
竹内 スウェーデン女性は幼いころから男女平等の思想を叩き込まれます。そもそもスウェーデン人の気質として旺盛な独立心と、合理主義的思想が強いところに、そうやって教育されるものだから、自身の社会的出世ばかりに目が行ってしまうのです。夫や子供との関係は二の次になる。でも、男性のほうが家庭に求めるのは安らぎです。それで夫婦関係が破綻し、離婚も多くなる。子供たちは親の愛を知らず、麻薬などに手を染め、犯罪に走りやすくなる。
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信じられません。もう本末転倒ではありませんか。ヴィーガン(絶対菜食主義者・純粋菜食主義者)やフェミニズムだって似たようなもの。
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深田 理想だけを追求して、現実は丸っきり無視するあたり、それっぽいです。
竹内 門田隆将さんは『ドリーマー』と評していますが、まさにそう。
深田 小泉進次郎はさらに進んで『ポエーマー』ですけど。グレタさんの話に戻りますけど、『クライメート・ジャスティス(気候正義)』という考え方なんておかしくありませんか。自然は自然の法則で動いているので、人間の正義・悪という概念で動きません。自然現象に善悪はない。
ちらつく中国の影
竹内 グレタさんの背後には中国共産党主導の環境団体『アースジャスティス』がいると指摘されています。
深田 この団体は表向き、アメリカを中心に気候変動問題で活躍し、さらにアメリカ大統領や日本の首相に沖縄米軍撤退や『ジュゴンを守れ』等の書簡を送っている。しかも、それが拒否されると提訴までしています。
竹内 中国の影がちらつきますね。
深田 グレタさんの主張で疑問に思うことが多々ありますね。たとえば、二酸化炭素の排出量ですが、世界一は中国の28%で、アメリカは15%ですよ。ところが、中国については一言も非難していません。
深田 それなのに、グレタさんはトランプ大統領を睨(にら)みつけて、批判の矛先を向けています。じゃあ、習近平も同じように批判すべきなのに、一切言及していない。それと二酸化炭素が一番排出させるのは発電時です。こういった事実についても、グレタさんは何も言わない。EV車(電気自動車)は環境に優しいと言われていますが、発電所で二酸化炭素が大量に排出される上に、エネルギー効率が落ちるのですから、ガソリン車よりも環境に優しくありません。
竹内 しかもエネルギーのロスなしで動くわけではないですから。
深田 グレタさんはここ100年の気温変動について指摘しています。ですが、母集団を広げて何十万年、何百万年のスパンで見ると、今が突出して温暖化しているとは言い切れません。気温と二酸化炭素の関係を見ると、気温上昇の後に二酸化炭素が増えている。つまり、因果関係は逆かもしれないという科学者もいます。
竹内 二酸化炭素が増えているから、気温が上昇しているわけではないと。
深田 そうです。統計で間違ってはいけないのは、因果関係です。『科学的に話し合おう』と言われても、そもそも地球が温暖化しているかどうかすら科学者も結論が出せていません。
竹内 中世に、温暖期がありました。現在と同様気温が高く、日本の貴族の家では床下に水を流して天然のクーラーにしていたほどです。それにその頃の服装として、女性が片肌脱いでおっぱいぽろりという格好をしているマネキンか何かを見て、『あの頃、そんなに暑かったの!』とびっくりしたこともあります。ヨーロッパではカバもいたとか。そういう状態が数百年続いた後、小氷期が訪れます。日本では凶作になるなど、いろいろな影響を受けました。この小氷期の終わりごろに産業革命が起こります。それと1950~80年代まで太陽は活発でしたが、その後、不活発化している。こういったことをすべて鑑みると、現在の温暖化現象は、人為的な影響も大きいのではないかと結論づけられることもあります。
深田 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)では、そういう報告が上がっているそうですね。ただ、学者の間でも意見が分かれています。
竹内 牛などの反芻(はんすう)動物のゲップによるメタンガスの影響が大きいと言われています。
人類とは関係ないように思われますが、牛を飼育しているのは人間ですし、人口が増えれば、家畜も増えています。この相関関係なども考慮に入れるべきかもしれません。
深田 確かに、メタン発生源の統計資料を見ると全体の3割を農業が占めています。ただ、インドや中国が統計を提出していないので、実態が分かりません。そして、温室効果ガス全体の半分以上は化石燃料です。
竹内 去年の8月のはじめに、『米科学アカデミー紀要(PNAS)』という超一流科学雑誌にストックホルム大学のストックホルム回復力センターのウィル・ステッフェン博士らスウェーデン陣営、そして、オーストラリアやデンマーク、イギリス、アメリカの研究者からなる国際研究チームの論文が掲載されました。それにはパリ協定にある、産業革命前よりも2度の気温上昇にすると、臨界点を越えて様々なフィードバックがかかり始め、結局は『産業革命前より4~5度高い気温に落ち着く可能性がある』。
これを『ホットハウス・アース』と呼び、そうなってしまうとなかなか引き返せなくなると。気温がある臨界点を越えると、次々といろいろなフィードバックのスイッチが入り始めます。気温が上がってたとえば北極海の氷が溶けるとか、アマゾンの木々が枯死するとか。すると、また温室効果ガスが出て、気温が上がるといったフィードバックがかかり始める。要するに気温と温室効果ガスのどちらかに問題があるかではなく、お互いに作用し合っているという視点もあります。
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我々は最悪の場合を考え、準備することも必要だと思います。私はこの論文が掲載されたのが天下の『PNAS』だということで、かなり危機感を持つようになりました。
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深田 ストローをやめようと言う前に、まず中国の不法投棄を指摘するべきです。二酸化炭素もPM2.5も、その多くが中国が発生源です。
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太陽光パネルの害
竹内 次世代エネルギーとして太陽光発電が期待されていますけど。
深田 太陽光パネルこそ、全くエコではない。台風15号によって大量の太陽光パネルが破損し、破棄することに。ところが、パネルに半導体が使われていて、鉛やカドミウムなどの毒素が含まれているため、処理費用が大変なのです。
竹内 フッ化水素といい、半導体って猛毒の集まるところで、全然、環境に優しくなんてないんですね。単純にエコとは言えません。
深田 原発は事故が発生したら、確かに危険です。ただ、統計的に原発事故と、太陽光パネルの事故で死亡した数では、太陽光パネルのほうが5倍多いと言われます。
竹内 ええっ、そんな重要なことなのに、その事実はあまり報じられていませんね。
深田 しかも太陽光パネルは生み出す電力の2年から5年分の製造過程を最初に消費します。だから、6年たって初めて純粋に電力を生産したと言えます。5年の間で故障や事故にあったら、まったく意味がありません。
竹内 耐用年数はどうなんですか。
深田 20~30年と言われていますが、実際のところはわかりません。また、PM2.5などでホコリをかぶると、発電量が低下します。廃棄コストも別途かかります。
竹内 メンテナンスがかかり大変なんですね。
深田 デメリットも見ないと不公平です。局所的に見て最適解に思えることも、大局的に視野を広げてみると、必ずしもそうではない。
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スマホをやめる!
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竹内 こういう理屈をリベラルは理解していない。
深田 むしろ、中国の言いなりになっているように思います。中国は太陽光発電を推進しています。あれだけ広大な土地を持っているから当然ですが、ビジネスプロパガンダで『発電所は環境に悪いから太陽光パネルを導入しましょう』と積極的にアピールしているのです。その裏で原発技術を日米から盗みまくって原発を建てている。中国から電気を買ってください、送電もします、と。その代わり送電線の先にはファーウェイ製のスパイ製品がつけられ、盗聴し放題。
竹内 恐ろしい戦略ですね。
深田 以前、台湾ではファーウェイ製のエネルギーソリューションを各家庭に導入するかどうかで揉めていたこともあります。
竹内 中国の世界覇権計画の一端というわけですか。
深田 太陽光パネルを推進しているのは中国と北朝鮮、そして韓国です。
竹内 すべてのことには裏があります。グレタさんを利用する人たちがいるようで、左翼やフェミニストたちのアイドルになりつつあります。日本だとお馴染みの朝日や毎日、NHKがグレタさんのことを絶賛。同じくテレ朝の『報道ステーション』は、疑問を差し挟む余地がないほど賞賛していました。
上野千鶴子氏は『アエラ』(10月7日号)で、グレタさんの行動力に賛意を示し、『行動以前に日本の若者には政治やジェンダーや歴史についてきちんとした教育が与えられていません』と述べています。そんな中、『週刊新潮』(10月10日)は、グレタさんへの違和感をうまく掬い取って記事にしてくれています。
深田 極論を言えば、それだけ地球の未来が心配なら電力使用量を減らせばいい。……データセンターのコスト構造の2割は電力消費。ビッグデータがなくても人類は生きていける。あとは仮想通貨もエコじゃないので禁止。スロヴェニアの電力消費量に匹敵する電力を、仮想通貨で使用しているのですから。スマホもやめる。
竹内 IT専門の深田さんから、そんな言葉が飛び出すとは・・・。
深田 コンピューターは電力消費だけでなく発生する熱量も、かなり高いものです。北海道にあるデータセンターは冷却に除雪車が集めた町中の雪を使いますが、ひと冬で溜まった雪を夏までに溶かすほどですから。」
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北欧諸国の高福祉費は、武器輸出で賄われている。
北欧諸国は、増えすぎた移民によって犯罪が増加し、女性の自立から離婚も増えている。
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地球の気温上昇は、コンピューターやエアコンなど世界中で使用される大量の家電製品その他の熱発生機器・装置が生み出す高熱を、二酸化炭素・水蒸気・メタンなどの温室効果ガスが抱え込んみ、閉じ込めて宇宙に放出しないからである。
温暖化を食い止めるには、温室効果ガスを削減するのではなく、熱を生み出す機器や装置の数を減らすか、数を制限するか、電気使用を高熱から低熱に構造を転換するかである。
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中国共産党政権は、一帯一路構想で自然破壊(矛)と自然保護(盾)を同時に行っている。
中国共産党・中国軍は、インターネットに接続した電子機器から利用者のビッグデータを集め、特定の一部の危険人物を顔認証システムで徹底的に監視している。
以前、粗悪品に近かった中国製品から中国語が聞こえたという怪事件が起きていたが、最近では日本の最先端電子技術が導入されてそうした誤作動は起きなくなった、と言われている。
音を出すスピーカーは、音を集めるマイクにもなる。
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