📉37】─2・A─日本の学術論文数13位への転落は科学技術力の陰りの現実。〜No.80 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 2023年8月8日 産経新聞「注目論文数、日本13位に転落 過去最低更新 イランに抜かれる
 注目論文数、日本13位に転落 過去最低更新 イランに抜かれる
 © 産経新聞
 研究内容が注目され多く引用される論文の数で、日本がイランに抜かれて前回の12位から過去最低の13位にさらに順位を下げたことが8日、文部科学省の科学技術・学術政策研究所が公表した最新ランキングで分かった。研究開発費や研究者数は前回と変わらず3位だが増加傾向にある欧米や中国とは対照的に横ばいが続いていて、研究開発分野における日本の国際的地位の低下が際立っている。
 各国の2019~21年の平均論文発表数などを分析した同研究所の「科学技術指標2023」によると、国際的な注目度の高い論文の指標となる「トップ10%論文」(ほかの論文に引用された回数が各分野で上位10%に入る論文数)で、日本は3767本とイラン(3770本)に抜かれて13位に転落。過去最低だった前回12位を更新した。1位は中国(5万4405本)、2位は米国(3万6208本)だった。
 日本は注目論文の中でも引用数が極めて多い「トップ1%論文」に関しても12位と、前回10位から順位を下げた。年平均論文数は前回と同じ5位(7万775本)だった。
   ・   ・   ・   
 2023年8月8日 MicrosoftStartニュース FNNプライムオンライン「日本の科学技術力に“陰り”…世界の研究者による論文引用数が過去最低の12位に 初めて韓国にも抜かれる 文部科学省
 日本の科学技術力に“陰り”…世界の研究者による論文引用数が過去最低の12位に 初めて韓国にも抜かれる 文部科学省
 © FNNプライムオンライン
 どの国の研究論文が、世界各国の研究者に引用されているか文部科学省が調査した結果、日本は過去最低の12位となったことがわかった。
 文部科学省が公表した分析結果によると、研究開発費と研究者数は、1位のアメリカ、2位の中国に続き、日本は3位だった。
 しかし、2019年からの3年間に、どの国の研究論文が世界各国の研究者から引用されたかについては、日本は初めて韓国に抜かれ、10位から過去最低の12位に順位を下げた。
 また、引用回数上位10%の論文が、どの国の研究者の論文かについては、日本はイランに抜かれ過去最低の13位となった。
文部科学省は「アメリカで研究する日本人の学生が、他国と比べて極めて少なく、減少傾向にあることや研究時間が減っていることが、要因と考えられる」としている。
 一方、中国は論文数や注目度の高い論文数で、世界1位だった。自国からの引用の割合が61%と、各国の中で最も高い。
 国際的な科学雑誌「Nature」に掲載された論文数でも、中国は右肩上がりで伸び、2016年には日本を上回っていて、確実に存在感を高めている。
   ・   ・   ・