🍘28〗ー2ー国際的エリート職員から日本人の数が減った原因はレベル低下であった。~No.87No.88 

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 連載幻冬舎ゴールドライフオンライン「「日本人職員のレベルは低い」…あらゆるエリート職に「インド人・中国人」が増えているワケ
 幻冬舎ゴールドライフオンライン2023.3.11教育教育制度コンサルタント
 「日本人職員のレベルは低い」…あらゆるエリート職に「インド人・中国人」が増えているワケ (※写真はイメージです/PIXTA
 コンサルタントである松本繁治氏の著書『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』より一部を抜粋・再編集し、「日本の教育システム」が抱える問題を見ていきます。
 「IT&業務コンサルティング業界」に外国人が多いワケ
 自分が長年接してきたIT&業務コンサルティング業界において、近年外国人の比率が大変高くなってきている。特に外資系のコンサルティング会社において、外国人の比率が高くなってきており、主にインド人、そして特に中国人が多く居る。
 外国人が多くなっている理由に、日本人のコンサル志望者が少ない事もあるが、そもそも日本人のコンサルタントのレベルが低い事が要因でもある。
 残業は当たり前で、徹夜する事もある業界である。そして激務から病気になって辞めていく人も居る業界なので、もしかしたらコンサルティング業界は日本の若者にとっては魅力的な職種ではないのかもしれない。但し、給料は決して悪くないので、外国人にとっては至って魅力的な職業ではある。
 このコンサルティング業界であっても、英語が不得意な日本人はゴロゴロ居る。一方インド人は勿論英語が堪能であるし、中国人の場合は3か国語を話せる。そして彼らは自ら勉強し、考える能力を持ち合わせている。
 中国人やインド人を一度見てしまうと、採用する側にとって日本人は見劣りしてしまう。だから政府は企業の求めから高度外国人材の入国を緩くしている現状がある。
 この様な高度技能者の人材不足はコンサルティング業界のみで起こっているのではなく、ありとあらゆる業界で発生しており、マーケティングや営業職でも同じである。コンサルティング会社、特に外資系では、社員教育の仕方が日本の企業とは随分違う。
 日本の大企業では教育プログラムが充実しており、時間を掛けて手取り足取りの教育が行われる。昔は新人研修に1年以上掛ける企業もあった程で、OJT等の活動でも上長が手厚い指導をしていた。少なくとも90年代まではそうだった。
 一方外資系の企業では自ら学ぶ意思が必要で、そして自ら勉強してレベルアップしていかなければ企業から排除されてしまう。日本では昔から「技術は盗むもの」と云われてきたが、それができた人はごく一部で、殆どの人は教えないと伸びない。一方欧米では、技術は盗むものと云うよりは、「自ら学ぶもの」の様な感じがする。
「日本人職員のレベルは低い」…あらゆるエリート職に「インド人・中国人」が増えているワケ
 幻冬舎ゴールドライフオンライン2023.3.11教育教育制度コンサルタント
 「日本人職員のレベルは低い」…あらゆるエリート職に「インド人・中国人」が増えているワケ (※写真はイメージです/PIXTA
 コンサルタントである松本繁治氏の著書『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』より一部を抜粋・再編集し、「日本の教育システム」が抱える問題を見ていきます。
 「云われた事しかできない」深刻な人材不足への対処法
 次にこのコンサルティング業界に近い業種であるIT業界を見てみよう。一般的にITベンダと云われる日本のIT企業の給料は決して高くはない。しかしこちらの仕事もキツく、残業は当たり前の世界である。
 仕事の関係でこれらITベンダの人達とお付き合いする事があるが、残念ながら云われた事だけを実行する技術者(SE/PE)が多い感じがする。コンピュータ技術者として極めるのであれば良いが、云われた事しか実現できない様では困る。
 そしてこの様な人達は、残念ながら収入が良いコンサルタントにはなれない。何故なら、自分で考え、分析し、解決策を考えられる事がコンサルタントとして必要な能力だからである。但しコンサルタントの中で、自分で考え、分析し、解決策を考えられる人材は決して多くない事も付け加えておきたい。
 この様にコンサルティング及びIT業界を見ると、日本の教育システムが必要とする人材を供給していないと云える。
 少なくとも世界で活躍できる人材が決定的に不足している。この問題点を解決するために、二つの目標を提示したい。
 一つは世界で活躍できる人材を沢山育てる事。もう一つは落ちこぼれを削減する事だ。
 但し海外の真似をするのではなく、日本独自の教育方法を模索する必要がある。日本には世界に誇れる文化、そして考え方がある。それを無くす様な教育を施してはならない。日本の良さを残しながら、世界にも対応できる人材の育成と、底上げが必要なのである。
 因みに、日本のIT業界の単価(給料)がここ30年程殆ど上がっていない。そのため、最近は中国から注文を受ける場合も出てきている始末である。昔は日本から中国に発注していたが、IT領域の一部では、日本の方の単価が安くなっている。
 IT業界はグローバルな業界なので、海外では人件費がドンドン上昇しているが、日本では停滞しているママである。そして当然の様に、コンサル業界も同じである。
 日本の中では比較的高い単価ではあるが、海外との比較では安いのが現状である。そして優秀な人材は世界で活動している。
 「日本人の思考回路」400年掛けて作られてきたが…
 脳科学者の中野信子氏によると、今の日本人の考え方・思考回路は400年掛けて作られてきたとの事である。江戸時代の長い平和を経て、今の日本人的な思考回路が醸成されていったと云う事の様だ。
 江戸時代に日本の文化が発展し、良い面が沢山ある一方、変えた方が良いと思える所も少なからずある。そしてこれを変えるには、別途400年掛かる、と云った内容の事を著書やTV等のその他の媒体を通じて言っている。
 しかし400年も待てない。モノによっては直ぐに解決できる問題点もあるが、できれば20年または30年先を見据えて、変わるべき所は変える取り組み、そのための処方箋を考えていきたい。学校教育に関する処方箋は沢山ある。
 小学校から大学まで、それぞれにおいて問題点が内在していて、変えられる事が沢山ある。ここでは、次の9種類の処方箋について考えていきたい。
①小中及び高等学校におけるクラス単位の生徒数の削減
②高等学校以上、特に大学での国公立学校の増加
③受験制度の改革
飛び級の許容
⑤大学内での転部、または転校の許容
⑥理工系学部の授業料優遇と初任給の待遇改善
⑦部活の在り方の見直し
⑧学校教育における教育内容の改革
⑨リーダ教育の実施
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 松本 繁治
 ルイジアナ州立大学工学部卒、同大学大学院中退。
 日米の製造メーカに勤務後、外資系IT企業や外資コンサルティング企業にてコンサルタントとして10年以上の活動を行う。一時期、家業である製造メーカで経営を支援。
 2009年以降は独立してコンサルティング活動を継続中。
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