📉7】─1─世界に冠たる日本の教育は昔の話で現代では破綻している。~No.12No.13 ② 

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 2022年9月22日 MicrosoftNews RskutenNewsinfoseek「世界に冠たる「日本の教育」が粉々に、幼稚園バス死亡事故の背後にあるもの―華字メディア
 華字メディア・日本華僑報は21日、「幼稚園バスの園児死亡事故の背後にあるもの」とする記事を掲載した。著者は蒋豊編集長。
 華字メディア・日本華僑報は21日、「幼稚園バスの園児死亡事故の背後にあるもの」とする記事を掲載した。著者は同メディアの蒋豊(ジアン・フォン)編集長。
 5日、静岡県牧之原市の認定子ども園・川崎幼稚園に通っていた3歳の河本千奈ちゃんが通園バスに5時間余りにわたって置き去りにされ、熱射病で死亡した。
 記事は、「世論の圧力を受け、幼稚園は事件後に記者会見を行った。社会に対してはぎりぎりの形式的な説明をしたことになるが、事件の悪質さは世界で認知されている良質で愛のある日本の就学前教育という隠れみのを粉々にしてしまったと言えるだろう」とし、「実は、日本で(今回のような事件が起こるのは)初めてではない」と指摘。過去に大阪、埼玉、福岡などの幼稚園でも児童が取り残される事件・事故が起きており、さいたま市のある認可保育施設では、2019年と2021年の2度にわたって園児を通園バス内に置き去りする事故が起きていたことを紹介した。
 記事は、「これまで“優等生”とされてきた日本の就学前教育の華やかな見掛けの裏にどのような『忘れ去られた片隅』があるのか、疑問に思わずにはいられない」として、日本の就学前教育が抱える問題点を挙げた。
 第一に、「慢性的な人手不足が日本の就学前教育の安全の質を侵食している」とし、事件当日は人手不足により、幼稚園の理事長兼園長が臨時で幼稚園バスを運転していたことに言及。「理事長が臨時運転手をしていたことがネット上で話題になり、人手の確保をめぐり非難や懸念の声が上がっていた」と述べた。
 車内の安全装置などを手掛ける商社・三洋貿易が幼稚園・保育園で送迎を担当する職員267人を対象に行った調査で、全体の7.9%に当たる21人が「バスに園児を残したまま車を離れたことがある」と回答したほか、その原因について70%が「担当者や職員の意識が低いから」、50%が「人手不足だから」と回答していた。
 記事は、「日本では、入園できずに待機しなければならない児童の問題が国家レベルの厄介な課題となっており、高齢化、少子化を背景とした労働力不足、就学前の施設の人手不足の悩みを色濃く反映している。そして、幼稚園バスに幼児が置き去りにされ死亡するという事件は『人手不足』の一つの側面である」と述べた。
 第二に、「責任意識の希薄さと有効な仕組みの欠如という“2つの甘さ”」を指摘。警察の調査によると、川崎幼稚園は登園、朝の会、クラス活動、給食の少なくとも4回は千奈ちゃんの不在を確認する機会があったが1回もしなかったという。
 記事は、「多くの保護者が批判しているように、最も基本的で簡単な乗降者数の確認を車に付き添うスタッフが逐一行っていれば、このような悲劇はきっと起こらなかったはずだ。日本の幼稚園バスで同種の事件が何度も発生しているのは、肝心のスタッフの責任感のなさを反映している」と述べた。(翻訳・編集/刀禰)」
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