🌌5}─1・B─欧州南西部の大規模山火事。イギリスの熱波気温40.3度。米でも熱波、1億人影響。2022年。〜No.22No.23 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2022年7月17日07:50 MicrosoftNews 時事通信「英、猛暑で非常事態=史上最高40度か
 © 時事通信 提供 16日、猛暑のロンドン中心部を歩く人々(AFP時事)
 【ロンドン時事】英国に熱波が到来し、週明けに一部地域で観測史上最高の40度に達するかもしれないと予測されている。気象庁は15日、「非常事態」に相当する最高レベルの「異常高温警報」を初めて発令。暑さで交通網が混乱したり、学校が休校になったり、市民生活に影響が出そうだ。
 気象庁は18、19の両日について、ロンドンを含むイングランド中南部で「命が危険にさらされる暑さ」になるとして最高度の警戒を求めた。5割の確率で、異例の40度まで気温が上がる可能性があると警告した。過去最高は2019年に中部ケンブリッジで38.7度が記録されている。政府は16日、緊急治安特別閣議を開き、対応を協議した。
 13日、ロンドン中心部のトラファルガー広場で涼む人々(AFP時事)© 時事通信 提供 13日、ロンドン中心部のトラファルガー広場で涼む人々(AFP時事)」
   ・   ・   ・   
 7月17日12:02 MicrosoftNews BBCニュース「地中海周辺で山火事相次ぐ、南欧で熱波 イギリスでは40度超になる懸念も
 © BBCニュース 提供
 厳しい熱波に見舞われるポルトガル、スペイン、フランス南西部で山火事が相次ぎ、数千人の消防士が消火活動にあたっている。15日にはポルトガル北部で、空中消火機が墜落し、パイロットが死亡した。猛暑による初の非常事態宣言が出されたイギリスでは、週明けに41度まで達する恐れがある。
 スペイン南部コスタ・デル・ソル近くでは、「白い村」として有名なミハスを臨む丘で火事が広がり、約2300人が避難した。ミハスに近い観光名所トレモリノスの海岸からは、ミハスの丘から巨大な火柱が立ち上るのが見えたという。
 ミハスに住むイギリス人のアシュリー・ベイカーさんはBBCに対して、火の勢いが特に強かったのは15日で、それ以降は風によって自宅からは遠ざかる様子だと話した。空中から飛行機が鎮火物質を投下しているほか、ヘリコプターが海と火災現場を何往復もして、消火用の海水を運んでいるという。
 「自分が住んでいる地区には約40軒の民家がある。住民は誰もが緊張して、バルコニーに立って火の様子を見ていた」とベイカーさんはいう。「今でも山頂付近に火が見える。ここからは遠ざかってくれて、とてもほっとしている」。
 激しい山火事が相次ぐフランス南西部ジロンド県では、1万2000人以上が避難を余儀なくされた。
 大西洋に面するジロンド県のラ・テスト=ド=ビュックに住むカリンさんは、AFP通信に対して、森が燃える様子はまるで「終末後」の世界のようだとして、「こんなことは見たことがない」と話した。
 ジロンド県ボルドーの南でも大きな山火事が起きており、県内では1万ヘクタール近くが消失した。約3000人の消防士が消火活動にあたっている。
 クリストフ・ナデルさんと義理の息子は、カゾー村の自宅から着の身着のままで脱出するしかなく、今はラ・テスト=ド=ビュックのシェルターに避難している。ナデルさんはBBCに対して、飼い猫を助け出すために自宅に戻りたいとしている。
 ラ・テスト=ド=ビュックの一時避難所には数百人が避難している。
 残された動物の救出が計画されているものの、進捗(しんちょく)ははかばかしくないと、BBCジェシカ・パーカー記者は説明する。
 「あまりにもあっという間で。炎はあまりに大きすぎて。本当に大きくて」と、マノン・ジャカールさん(27)はBBCに話した。勤務先のキャンプ場から13日朝に避難して、ラ・テスト=ド=ビュックに近いシェルターで寝泊まりしているという。
 「本当に心配で、怖いです。できるだけしっかりしようとしているけれど、大丈夫じゃない。今週のことは忘れたい」と、ジャカールさんは言う。
 フランスでは最高気温が40度に達する日が続き、緑、黄色、オレンジ、赤の4段階に分かれる警戒警報は現在も、南部については「オレンジ」になっている。
 スペインとポルトガル、暑さで300人以上死亡
 12日以降の最高気温は、ポルトガルでは47度、スペインでは40度超に達し、地面の乾燥と山火事の発生につながっている。
 スペインのエフェ通信によると、スペインとポルトガルでこれまでに計300人以上が暑さのためになくなっている。
 ポルトガルでは北部ポルトの東側で山火事が相次いでいる。今年に入って3万ヘクタールが焼失しており、約100人が死亡した2017年夏の山火事以来、ポルトガルでは最悪の被害となっている。
 イタリアでは、国内最長のポー川の水位が大幅に下がり、場所によっては干上がっているため、政府がポー平原一帯に非常事態を宣言した。
 モロッコ北部でも、ララシュ、ウエザーヌ、タザ、テトゥアンなどで山火事が広がり、複数の村から住民が避難した。全焼した村もあり、少なくとも1人が死亡した。
 イギリスでは41度に達する懸念も
 イギリス政府は15日、高温予想のため非常事態を宣言した。イギリス気象庁の予報で、18日と19日にロンドンやマンチェスターなどで、40度に達する恐れがあるため。41度に達する危険もあるという。
 英気象庁は、「イギリス国内で摂氏40度の予報を出すのは初めて」だと説明。人命に危険が及ぶ恐れがあるとして、通常の活動を変更する必要があるとしている。
 スティーヴ・バークリー保健相は16日、熱波に備えて救急サービスの対応能力を強化していると述べた。保健相は「熱対策には、水分を取り、日陰にとどまり、肌を覆う」のが何より適切な対応だと述べ、「影響を受けやすい人や隣近所の人の状態に注意して、気にかけてもらいたい」と呼びかけた。
 ロンドン西部のヒースロー空港と王立植物園では16日、29.1度を観測。17日の最高気温は31度が予想されている。
 イギリスで猛暑警戒システムが導入されたのは2021年と間もないが、最高レベルの「赤」警戒が発令されたのは、今回が初めて。これまで英気象庁が観測した最高気温は2019年7月に、ケンブリッジ大学の植物園で観測した38.7度だった。
 地球の気温は18世紀後半に比べて既に約1.1度上昇している。各国が温室効果ガスの排出を大幅に削減しない限り、気温は上昇し続けると、多くの専門家が予測している。
 BBCジャスティン・ロウラット環境担当編集委員によると、イギリスの観測史上最も暑かった10日の記録のうち、7日は2003年以降に記録された。
 イギリス気象庁のペネロピーー・エンダースビーCEOはBBCの取材に対して、「40度というのはイギリスでは、きわめて異例の気温」で、大幅な気候変動が起きていなければ「100年に1度とか300年に1度の特異な事例であるべき」だが、「こうした異常気象が2100年までには、15年に1回とか、それよりさらに頻繁に起きる事態になり得ると考えている」と話した。そのうえで、エンダースビー氏は、「実際にそうなるのかどうかは、温室効果ガスの排出を今後どうするか、私たちが生物の種族としてどう選択し、どれだけ速やかにネットゼロに向けて減らしていくか次第だ」と述べた。」
   ・   ・   ・   
 7月17日17:03 MicrosoftNews AFPBB News「欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
 © Patricia De Melo MOREIRA / AFP 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
 【AFP=時事】欧州南西部の各地で山火事を引き起こしている熱波は17日も和らぐ気配を見せず、週明けには一部で再び最高気温を更新するもようだ。
 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想© JORGE GUERRERO / AFP 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
 欧州南西部が熱波に見舞われるのは今年2度目。フランス、ポルトガル、スペイン、ギリシャでは大規模な山火事が発生し、複数の犠牲者が出ている。
 © GAIZKA IROZ / AFP 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
 仏南西部ジロンド県の海沿いの町アルカションでは12日に2か所で山火事が発生。100平方キロ以上に燃え広がり、消火活動が行われている。
 火災を受け、地元住民と観光客合わせて1万4000人以上が避難を余儀なくされた。
 仏気象局によると、17日には気温が南仏の一部で41度、北西部でも35度まで上がった。18日には再び最高気温を更新する見通しだ。
 仏アルプスの各当局は、異常気象により落石が相次いでいるとして、西欧最高峰のモンブランに向かう登山客に旅程の延期を呼び掛けている。
 © GAIZKA IROZ / AFP 欧州南西部で山火 事続く 週明けも猛暑予想
 ポルトガルでは14日、7月として過去最高の47度を観測した。
 スペイン各地でも一部地域で44度まで気温が上昇する恐れがある。山火事は16日も南部から北西部ガリシア州まで各地で続いた。同州では約35平方キロが被害を受けた。
 英気象庁は、「命の危険」があるとする猛暑警報を初めて発令。イングランド南部では18日か19日に観測史上初めて40度を超える恐れがあるとしている。一部の学校は学校閉鎖を予定している。
 (c)AFP/Karine Albertazzi with AFP European bureaus
 © THIBAUD MORITZ / AFP 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
 【翻訳編集】AFPBB News
 © Patricia De Melo MOREIRA / AFP 欧州南西部で山火事続く 週明けも猛暑予想
   ・   ・   ・   
 7月17日18:11 MicrosoftNews テレ朝news「ヨーロッパで記録的熱波 360人死亡 各地で山火事も
 ヨーロッパで記録的熱波 360人死亡 各地で山火事も
 ヨーロッパでは記録的な熱波で大規模な山火事が発生し、熱中症などで360人が死亡しました。
 ロイター通信などによりますと、フランス南西部のジロンド県では山火事でおよそ1万ヘクタールが燃え、1万2000人以上が避難しました。
 厳しい熱波で18日は気温がさらに上がり40度以上に達すると予想されていて、消火作業も難しくなっています。
 また、スペインでも複数の山火事が発生していて、南部アンダルシア州では3000人が避難しました。
 連日の最高気温が40度を超えていてスペインのエフェ通信によりますと、熱中症などによる死者は360人に上っています。
 気象の専門家は頻繁に起こる強烈な熱波について気候変動との関連を指摘しています。」
   ・   ・   ・   
 7月18日13:52 MicrosoftNews スポーツニッポン新聞社「フランス南西部で森林火災が拡大 1万6200人が避難 ビーチも煙に包まれる
 © スポーツニッポン新聞社 フランス・ジロンドの森林火災(AP)
 フランス南西部のボルドー近郊で発生している森林火災は17日になってさらに拡大。6日連続で火災が続いている状態で、併せて1万6200人が避難した。
 AP通信によれば、ビスケー湾に面しているラ・テストドビュックでは、観光客で賑わうはずのビーチにまで煙が到達しており、このエリアだけで1万人以上が行き場を失っている。18日の予想最高気温は41度。すでに複数のビーチが閉鎖となっており、経済的にも深刻な状況と直面している。
 国内各所で43度を記録したスペインでも森林火災が拡大中。死者は出ていないものの、11日から15日の間に猛暑が原因とされる死者が360人出ており、今後の影響が懸念されている。
 このほかクロアチアポルトガルギリシャ、モロッコで森林火災が発生中。イタリアは渇水による水不足に見舞われており、欧州やアフリカ北部は猛暑と火災のダブルパンチに苦しんでいる。」
   ・   ・   ・   
 7月18日18:51 MicrosoftNews 読売新聞「欧州で猛烈な熱波、ポルトガルで最高気温47度…高齢者ら1000人以上が死亡
 17日、フランス南西部で山火事の消火活動にあたる消防士ら(ロイター)
 【ロンドン=尾関航也、パリ=梁田真樹子】欧州の広い範囲が約1週間にわたり、猛烈な熱波に見舞われ、死者や森林火災が相次いでいる。各地で記録的な暑さが見込まれ、英政府が市民に外出を控えるよう求めるなど、各国が警戒を呼びかけている。
 英気象庁によると、30度を上回ることが珍しいイングランド地方で、18、19日の最高気温は41度に達する可能性がある。40度を超えれば、観測史上初だ。気象庁は熱波警報を最高レベルの「赤」に初めて引き上げ、事実上の「国家非常事態宣言」(英BBC)が出ている状態だ。
 ポルトガルでは14日に最高気温が47度に達したほか、スペインでも45度以上を記録し、酷暑が続いている。ロイター通信によると、両国では暑さが原因で、17日までに高齢者を中心に1000人以上が死亡した。フランスでも18、19日に各地で観測史上最高気温を記録すると見込まれている。
 熱波の影響で、欧州南部では森林火災が相次いでいる。
 AFP通信によると、フランス南西部のジロンド県では約1万1000ヘクタールが焼失し、約1万6000人が避難した。ギリシャ南部クレタ島でも森林火災により、一部地域で住民が避難した。クロアチアでは、バカンス客でにぎわうアドリア海の観光地の近郊まで火が迫った。
 英紙ガーディアンは、熱波の襲来がより頻繁になっているとし、「人間が引き起こした気候変動が原因」とする専門家の見方を伝えている。
   ・   ・   ・    
 7月18日15:55 産経新聞 フォト特集「欧州熱波、山火事や死者も ポルトガルでは47°に
 17日、フランス南西部ジロンド地域の山火事で、消火活動する消防士 (ロイター)
 欧州に熱波が到来し、スペインやフランス、ポルトガルなどで山火事が相次いで発生、猛暑による死者も出ている。英国は気温が観測史上最高の40度を記録すると予測され、気象庁は15日、首都ロンドンなどに18~19日に最高レベルの「猛暑警報」を初めて発令すると発表した。
 夏も比較的涼しい英国では冷房設備がない家庭が多く、気象庁は「健康に危険な影響を及ぼす可能性がある」と警戒を呼びかけた。一部地域では41度に達する可能性もあるという。
 スペインやフランスの山火事では、多数の住民らが避難を余儀なくされた。ロイター通信によると、スペインでは気温が45・7度、ポルトガルでは47度に達した。ポルトガル保健省は16日、熱波の影響で過去1週間に高齢者を中心に659人が死亡したと発表した。(共同)
 フランス南西部で発生した山火事=17日(ジロンド県消防当局提供、AP=共同)
 17日、英ロンドンのハイドパークで夕涼みをする人々(ロイター=共同)
 17日、英南東部ブロードステアーズにある海辺で、海水浴する人たち(ロイター)
 17日、スペインのマドリードで行われたイベントで大はしゃぎする人たち(ロイター)
 17日、フランス南西部のランディラ近郊で発生した山火事の消火にあたる消防隊 (ジロンド県消防当局提供、AP)
 17日、スペインのヘルテで発生した山火事の消火にあたるヘリコプター (ロイター)
 17日、スペインのヘルテ近郊で発生した山火事(ロイター)
 フランス南西部の林野火災=17日(ジロンド県消防当局提供、AP=共同)
 17日、フランス南西部のジロンド地域の山火事で、消火活動する消防士 (ロイター)」
   ・   ・   ・   
 7月18日14:49 MicrosoftNews TBS NEWS「九州中心に西日本で20日にかけて大雨のおそれ 今夕に線状降水帯予測情報の発表も検討へ
 © TBS NEWS DIG
 西日本ではあさってにかけて九州を中心に大雨となるとして、気象庁は先ほど、土砂災害などへの警戒が必要だとする緊急の呼びかけを行いました。夕方には、線状降水帯の予測情報の発表についても検討するとしています。
 気象庁によりますと、今後、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本ではあさってにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 このため西日本では、あさってにかけて非常に激しい雨が降り、九州を中心に大雨が予想されるとして、気象庁は先ほど午後2時過ぎに緊急の呼びかけを行いました。
 あすの正午までに予想される雨量は、いずれも多いところで九州北部と南部が250ミリなどとなっています。
 気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけているほか、夕方には線状降水帯の予測情報の発表についても検討するとしています。」
   ・   ・   ・   
 7月18日18:13 MicrosoftNews 日テレNEWS「長崎・対馬付近に線状降水帯 河川の氾濫や増水警戒…佐護川の様子は?
 長崎県対馬付近では18日、発達した雨雲が線状につらなる「線状降水帯」が発生し、記録的な大雨になっています。
 長崎県対馬市を流れる午後5時40分頃の佐護川。ここは川が合流する場所で画面奥、右から左に佐護川の本流が流れています。そこに手前から支流が合流しています。
 画面奥に建物の手前と画面左側に白いガードレールが見えますが、午後4時頃には、ガードレールの支柱が見えないくらいまで増水して、道路も一時冠水していました。
 現在はその支柱が見えるようになっていますので水位が下がっているようです。」
   ・   ・   ・   
 7月19日01:50 MicrosoftNews TBS NEWS「福岡県・佐賀県に「線状降水帯発生情報」発表
 © TBS NEWS DIG
 気象庁は、きょう午前1時20分、福岡県と佐賀県に「線状降水帯発生情報」を発表しました。
 この情報が発表された地域では、線状降水帯によって非常に激しい雨が降り続き、土砂災害や浸水、河川の洪水など災害の発生する危険度が急激に高まっています。ただちに身の安全を確保してください。
   ・   ・   ・   
 7月19日10:44 MicrosoftNews BBCニュース「猛烈な熱波が欧州を北上、仏英で猛暑警報 スペイン北部で43度観測
 © BBCニュース 提供
 西欧諸国で、猛烈な熱波の影響により気温がさらに上昇し、18日もうだるような暑さが続いた。熱波は北上しており、19日も欧州各地が猛暑に見舞われると予測されている。
 スペイン北部では18日、摂氏43度を記録した。フランスとイギリスではそれぞれ猛暑警報が発令された。
 フランス、ポルトガル、スペイン、ギリシャで発生した山火事では、数千人が避難を余儀なくされている。
 イギリスでは過去最高気温に達すると予想されている。専門家はフランスの一部が暑さによる「終末」に直面しているとしている。
 フランスでは、西部の都市ナントで42度を記録するなど、これまでで最も暑い日が複数の地域で続いていると国立気象局が発表した。
 この数日間の山火事で3万人以上が避難を強いられ、避難者のための緊急避難所が設置された。
 仏南西部の人気観光地ジロンド県は特に大きな被害を受けており、12日以降で1万5000ヘクタール以上の土地が焼き尽くされた。消防士は炎を制御しようとしている。
 オランダでは18日、今年一番の暑さに見舞われた。南西部のウェストドルペでは気温が33.6度に達した。19日にはさらに気温が上昇し、同国南部と中部では気温が39度を超えると予想されている。
 熱波は北上を続けており、ベルギー、ドイツ、イタリアでは今後数日間、40度前後になると予想されている。
 スペインとポルトガルではこの数日間で高温が原因で1000人以上が死亡した。
 14日のポルトガルの気温は47度に達し、7月としては記録的な暑さとなった。同国の海洋気象庁(IPMA)は国内の大部分を、火災の危険性が高い地域に位置付けている。
 火災の危険性があるとして、北部ムルサから300人が避難したと、地元メディアは報じた。
 イギリスで40度超に達する恐れ
 イギリスは18日、イングランド東部のサフォークで記録的暑さとなる38.1度を記録した。予報によると、19日には最高気温が同国の観測史上最高の40度を超える可能性がある。
 燃えるような暑さは交通機関に支障をきたしている。鉄道の運行がキャンセルされたほか、ロンドン郊外のルートン空港では滑走路の一部が浮き上がり、航空機の運航が一時中断された。英格安航空イージージェットによると、数便が近隣の空港に行き先を変更され、ほかの便はキャンセルされたという。
 英気象庁は18日と19日について、イングランドの大部分に最高レベルの「赤色」猛暑警報を発令。気温が41度まで達する恐れがあるとしている。
 これまで英気象庁が観測した最高気温は2019年7月に、ケンブリッジ大学の植物園で観測した38.7度だった。
 ウェールズ・フリントシャー州ハワーデンでは18日に31.7度を記録。ウェールズで観測史上最も暑い1日となった。
 列車が炎に囲まれ立ち往生
 スペインでは少なくとも20件の火災が制御不能となっている。ポルトガルとの北部国境付近では、周囲で火災が発生したため列車が一時立ち往生。乗客がその様子を動画で撮影した。
 地球の気温は18世紀後半に比べて既に約1.1度上昇している。各国が温室効果ガスの排出を大幅に削減しない限り、気温は上昇し続けると、多くの専門家が予測している。」
   ・   ・   ・    
 7月19日14:43 MicrosoftNews AFPBB News「豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書
 © Saeed KHAN / AFP 豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書
 【AFP=時事】オーストラリア固有の野生動植物が、森林火災や干ばつ、生息地の消失、地球温暖化により大打撃を受けているとの政府報告書が19日、公開された。絶滅に向かっている種が増えていると警告している。
 豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書© SAEED KHAN / AFP 豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書
 環境報告書は5年ごとにまとめられているもの。
 5月の総選挙で労働党が勝利したことに伴い環境相に就任したばかりのタニア・プリバセク氏によると、前環境相は昨年12月にこの報告書を受け取っていたが、公表していなかった。
 プリバセク氏は報告書について「衝撃的」とした上で、「私は現実から目を背けたりしない」と述べた。
 報告書は、動植物への打撃は温暖化により加速していると指摘。国内の陸地の平均気温は20世紀初頭から1.4度上昇したと警告している。
 科学者らは、動植物の「貧弱で悪化しつつある」状況を改善するため、劇的な行動を取るよう訴えるとともに、「われわれが適切に対処できなければ、種が絶滅する」と警鐘を鳴らした。
 「ブラック・サマー」と呼ばれる2019~2020年に発生した一連の森林火災では、800万ヘクタール以上の原生林が延焼し、10億~30億匹の動物が死んだ、または生息地を失った。
 © Saeed KHAN / AFP 豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書
 2000~2017年には、環境保護関連法に基づいた評価が行われないまま、絶滅危惧種の生息地700万ヘクタール以上が開拓された。
 報告書は「オーストラリアでは、どの大陸よりも多くの哺乳類が絶滅した」としている。
 世界自然保護基金オーストラリアのレイチェル・ローリー事務局長代行は「報告書の内容に心を痛めている。政治指導者らの失敗がこのような規模の喪失につながったのは衝撃だ」とし、「報告書の警告が無視されれば、東部各地に生息するコアラや、フクロムササビなどの代表的な種が目の前で永遠に消えてしまうことになる」と強調した。  
 © SAEED KHAN / AFP 豪の動植物、森林火災などで大打撃 政府報告書
 【翻訳編集】AFPBB News
   ・   ・   ・   
 7月19日17:33 MicrosoftNews 徳島新聞ラニーニャ現象影響、残暑に
 気象庁、8~10月予報
 気象庁=東京都港区
 気象庁は19日、8~10月の3カ月予報を発表した。ラニーニャ現象の影響で、気温は東日本と西日本、沖縄・奄美で高く、北日本は平年並みか高い見込み。残暑が厳しくなる可能性がある。
 ▽8月 北日本の天気は数日の周期で変わる。東日本と西日本、沖縄・奄美は晴れの日が多い。
 ▽9月 北日本、東日本、西日本日本海側の天気は数日の周期で変わる。西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が多い。
 ▽10月 全国的に天気は数日の周期で変わる。西日本日本海側は晴れの日が多い。東・西日本太平洋側と沖縄・奄美は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない。
   ・   ・   ・   
 7月20日05:23 産経新聞「米でも熱波、1億人影響 各地で最高気温更新の可能性
 熱波の影響が続く欧州と同様に米国の南部や東部も危険な暑さに襲われ、気象当局は19日、人口約3億3千万人の米国で計1億人以上が注意報や警戒情報の影響下にあると発表した。各地で最高気温を更新する可能性があるとして警戒を呼びかけている。
 CNNテレビは、今後の1週間で米人口の約8割に当たる2億6500万人が真夏日を経験することになると報じた。
 19~20日にかけて注意報などが出されているのは南部のテキサス州オクラホマ州、東部のマサチューセッツ州ニューヨーク州など計20州以上。(共同)」
   ・   ・   ・   
 7月20日15:00 MicrosoftNews AFPBB News「熱波の発生、2060年代まで増加 国連
 © Loic VENANCE / AFP 熱波の発生、2060年代まで増加 国連
 【AFP=時事】国連の世界気象機関は19日、現在西欧で猛威を振るっているような熱波の頻度が今後増えると警告した。増加傾向は少なくとも2060年代まで続くという。
 WMOは西欧での熱波を受け、スイス・ジュネーブ世界保健機関と共同会見を行った。その中でWMOは、大気中にこれまでにない量の二酸化炭素を排出する国々は、現在発生している熱波を警告と捉えるべきだと指摘した。
 © Loic VENANCE / AFP 熱波の発生、2060年代まで増加 国連
 WMOのペッテリ・ターラス事務局長は、温暖化対策が成功するかどうかとは関係なく、少なくとも2060年代までは熱波の発生頻度の増加傾向は続くとの見通しを示した。
 「気候変動により記録が更新され始めている。将来、こうした種類の熱波は今よりも普通になり、熱波自体も強力になる」とし、「排出量は増え続けている。特に最大の排出源であるアジアの大国で排出量増加を抑えることができなければ、2060年代で熱波がピークになるかどうかも分からない」と指摘した。
 © Andreas SOLARO / AFP 熱波の発生、2060年代まで増加 国連
 西欧を見舞った熱波は各地で山火事を起こし、英国では観測史上初めて最高気温が40度を超えた。(c)AFP
 【翻訳編集】AFPBB News
 © Andreas SOLARO / AFP 熱波の発生、2060年代まで増加 国連」
   ・   ・   ・   
 7月20日19:24 MicrosoftNews テレ朝news「英・仏に異例の熱波 パリで40℃超も“エアコンなし”
 イギリスでは北アフリカからの熱波で観測史上初めて気温が40度を超えました。前代未聞の事態はフランスのパリでも起きています。エアコン普及率が約2割なのに気温は、40℃超え。暑さ対策はもう限界です。
 どんなに暑くてもスイッチを押せば…ひんやり。
 そんな常識が、通用しない国があります。
 パリに駐在する宇野カメラマン。自宅は窓が開いた状態。
 19日、フランスでは各地で最高気温が40℃を超えましたが…。
 宇野カメラマンの自宅では扇風機で暑さをしのいでいました。
 エアコンが買えない…。わけではありません。
 例えば19日、パリ市内の公園。ニューヨークから来た女性に話を聞くと…。
 普段はニューヨークで暮らす女性:「公園は唯一の暑さからの逃げ場です。市内にはエアコンがそれほど多くないので」
 パリの7月の平均最高気温は25.7℃。このため、エアコンは普及せず、ヨーロッパ全体でも、「設置率は2割ほど」とするデータもあります。
 そんななか、騒動も。
 パリとベルギーのブリュッセルを結ぶ鉄道。19日、乗客がドアをこじ開け、たたき始めました。
 この前後、列車は4時間にわたり停車。エアコンも効かず、乗客が暴れたとみられます。
 停車の原因は不明なものの、ヨーロッパではこの日、熱波でレールが変形するなどし、あちこちで、遅延などが発生しました。
 19日、イングランド地方では、最高気温が40.3℃を記録。平均最高気温が21.2℃なので「ほぼ倍」の暑さです。
 ロンドンの住宅街ではこの夏、火災が頻発しているといいます。
 ロンドン消防隊副所長:「深刻な状況です。一日の出動件数が多いためです。その多くはこの2日間の前例のない天候が関連しています」」
   ・   ・   ・   
 7月25日03:50 MicrosoftNews TBS NEWS「米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園周辺で山火事 知事が非常事態宣言
 © TBS NEWS DIG
 アメリカ西部カリフォルニア州の国立公園周辺で山火事が広がり、23日、非常事態宣言が出されました。
 カリフォルニア州の人気観光地ヨセミテ国立公園周辺のマリポサ郡で22日に発生した山火事が急速に拡大し、ニューサム知事は23日、郡に非常事態宣言を出しました。
 当局によりますと、カリフォルニア州で今年最大規模の山火事となっていて、これまでにおよそ57平方キロメートルの森林が焼失、鎮圧のめどは立っていないということです。
 また、住宅など建物10棟が焼け、さらに2000棟以上に被害が及ぶ恐れがあるため、6千人以上の住民に避難命令が出されています。
 アメリカ西部では過去数十年間で最悪の干ばつが発生していて、巨大なセコイア杉があるヨセミテ国立公園には6月以降、たびたび火の手が迫っていました。
   ・   ・   ・   
 7月25日08:30 MicrosoftNews AFPBB News「「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 © FADEL SENNA / AFP 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 【AFP=時事】猛烈な熱波に見舞われた欧州南部で森林火災が相次ぐ中、ジブラルタル海峡を挟んだ北アフリカのモロッコでも今月中旬に大規模な森林火災があった。
 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災© FADEL SENNA / AFP 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 航空機13機と、防災組織・警察・軍から合わせて約2000人が出動。出火の状況を把握するため、初めて監視ドローンも使用された。遠隔地を含む20の村で住民が避難した。
 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災© FADEL SENNA / AFP 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 17日までに6600ヘクタールが焼けた。18日になって、それ以上の延焼を食い止められる状態になったと当局が発表した。
 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災© FADEL SENNA / AFP 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 モロッコでは森林火災の1か月ほど前から熱波に見舞われ、深刻な干ばつになっていた。ある環境専門家は国営マグレブ・アラブ通信に対し、「気候変動の現実」が、大きな被害をもたらした今回の森林火災にも影響していると指摘した。(c)AFP
 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災© FADEL SENNA / AFP 「気候変動の現実」、モロッコでも大規模な森林火災
 【翻訳編集】AFPBB News
   ・   ・   ・