🌌22}─6・A─早い梅雨明けや梅雨の豪雨と洪水は太平洋とインド洋の海面現象影響。~No.114 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
2022年6月28日 産経新聞「早い梅雨明け、太平洋とインド洋の海面現象影響か 6年前にも発生
 © 産経新聞
 気象庁は28日、九州北部、四国、中国、近畿と北陸で梅雨明けしたとみられると発表した。いずれの地方も統計のある昭和26年以降最も早く、6月中は初めて。期間も北陸を除き最も短い梅雨となった。西日本は全域で梅雨明けとなり、梅雨のない北海道を除き、東北を残すだけとなった。
 28日も高気圧に覆われ、東北などを除き各地で晴れ間が広がり気温が上昇。今後も厳しい暑さが続く見通しで、気象庁熱中症に警戒を呼びかけている。
こうした短い梅雨や厳しい暑さについて専門家は、インド洋と太平洋で起きている2つの「現象」を注視。日本にどのような影響を与えるのか、さらに研究を進める必要があるとの考えを示す。
 「ここまで早く梅雨が明けるという予測は難しかったのでは」と話すのは、海洋研究開発機構の土井威志主任研究員(気候力学)。一方で、2、3週間後に雨が続く可能性もあり、「結果的に梅雨の中休みだったという可能性もある。まだ今後の天気を見る必要がある」とも呼びかける。
 土井氏によると、インド洋では気になる現象が起きている。東部の海面水温が高く、西部が低い「負のダイポールモード現象」だ。ただ土井氏は、この現象が日本にどのような影響を与えるのかは不明な点が多いとする。
 これに対し、太平洋では南米ペルー沖での海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が発生している。ラニーニャ現象が起きれば、日本は猛暑になる傾向があることが知られている。
 負のダイポールモード現象とラニーニャ現象の同時発生は2016(平成28)年にもみられた。日本ではこの年、梅雨明けの時期は例年並みだったが、その後猛暑となった。今年とは梅雨明けの状況が異なり、気温上昇への影響は現時点で見通せないという。
 今夏は日本付近だけでなく、北半球全体の気温が高くなるとのシミュレーションもある。土井氏は地球温暖化も進んでいるとして「経験にないようなことが起こる可能性がある」と話した。(前原彩希)」
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 6月28日06:47 MicrosoftNews ウェザーマップ「北は蝦夷梅雨 東と西は猛暑続く
 © ウェザーマップ 28日午後9時の予想天気図。
 きょうは北日本には梅雨前線がのびて、局地的に大雨となるおそれがあります。本来、北海道には梅雨が無いと言われていますが、本州が梅雨末期になると一時的に北海道も太平洋側を中心に天気がぐずつくことがあり、蝦夷梅雨(えぞつゆ)という言葉もあります。一方、東日本と西日本は夏の太平洋高気圧に覆われ、各地で青空に綿のような白い雲が浮かび、夏休みの時のような青空が広がるでしょう。
 予想最高気温は全国的にきのうと同じくらいで、きょうも6月としては異例の猛暑が続きます。
 この厳しい暑さは週末までで、来週は曇りや雨の「戻り梅雨」となって、猛暑は少し落ち着きそうです。
気象予報士・益山 美保)
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 6月29日12:15 MicrosoftNews MBSNEWS 毎日放送「『熱中症警戒アラート』滋賀・京都・和歌山などに発表 高知・早明浦ダムでは取水制限
 6月29日も各地で朝から猛烈な暑さとなっていて、近畿では滋賀県京都府和歌山県に『熱中症警戒アラート』が発表されています。
 6月28日、統計開始以降、最も早い梅雨明けとなった近畿地方。29日朝も各地で気温が上昇し、29日午前11時半までの最高気温は豊岡市で36.4℃を記録。
 (畑にいた人)
 「草を取ってたけど、めちゃ暑いのでやめて帰ります」
 奈良市でも29日午前11時半までの最高気温は33.6℃になりました。
 (台湾からの観光客)
 「ウェザー・イズ・ベリーホット。クレイジーアツイ」
 熱中症警戒アラートも29日、福井県滋賀県京都府和歌山県、それに徳島県に発表されています。不要不急の外出などは控え、室内ではエアコンを使用してください。
 また、水不足が深刻化しています。高知県吉野川上流にある「早明浦ダム」では、降雨量が少なかったことから、6月28日午前0時時点の貯水率が34.9%と、平年に比べて50ポイント以上低くなっています。
 今のところ市民生活に大きな影響は出ていないものの、ダムから供給する水の量を香川県で35%、徳島県で16.9%削減する第2次取水制限が行われています。
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 7月5日16:09 MicrosoftNews 日テレNEWS「【中継】温帯低気圧は列島を東に…土砂崩れや避難情報も 和歌山・串本町
 台風4号から変わった温帯低気圧は、列島を徐々に東に進んでいます。和歌山・串本町から中継です。
 太平洋に面した観光施設、串本海中公園です。5日午後1時20分ごろに一時、バケツをひっくり返したような激しい雨が降っていましたが、今はやんでいます。時折、体が持っていかれそうなほどの風が吹く時もあり、海には白波が立っています。
 串本町潮岬では、午前7時54分までの1時間に46.5ミリの激しい雨が降るなど、降り始めからの雨の量は360ミリを超え、平年の7月1か月分の雨量を上回りました。
 ここ串本町や、那智勝浦町など6つの町は、警戒レベル3に当たる「高齢者等避難」の情報を出し、警戒を呼び掛けています。
 町内では、県道脇の土砂が崩れるなどの被害も出ていて、JR紀勢線は、和歌山県御坊駅三重県多気駅の間で終日運転を取りやめました。
 現在、雨はやんでいますが、近畿ではこの後も南から暖かく湿った空気が流れ込むため、6日にかけて大雨の恐れがあり、土砂災害などに警戒が必要です。」
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