⚜目次〗─17─軍国日本の1940年体制。総力戦計画。G7先進国・科学技術立国。護送船団方式。日本株式会社。~No.1 * 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義民族主義のブログである。
   ・   ・   ・   
2021-04-28
⚜2〗─1─1940年体制と日本的経営。~No.2No.3No.4 
   ・   ・   ・   
2021-04-29
⚜3〗─1─1940年体制と日本株式会社。~No.5No.6No.7 
   ・   ・   ・   
2021-04-30
⚜4〗─1─1940年体制と護送船団方式。~No.8No.9No.10 
   ・   ・   ・   
2021-05-01
⚜5〗─1─1940年体制と日本型社会主義。~No.11No.12No.13 
   ・   ・   ・   
2021-05-02
⚜6〗7〗─1─1940年体制と親方日の丸。~No.14No.15No.16No.17No.18No.19 
   ・   ・   ・   
2021-05-03
⚜8〗9〗─1─昭和天皇と1940年体制が共産主義の敗戦革命を潰した。~No.20No.21No.22No.23No.24No.25 
   ・   ・   ・   
2021-04-26
⚜10〗─1─1940年体制。先端研教授野口悠紀雄。~No.26No.27No.28 
2021-04-27
⚜10〗─2─新たな経済成長戦略としてのリープフロッグ(カエル飛び)。~No.29No.30No.31 
   ・   ・   ・   
2021-05-04
⚜11〗─1─「総力戦体制」という視点。「戦時体制」から考える戦後の日本。~No.32No.33No.34 
   ・   ・   ・   
2021-05-07
⚜12〗─1─1940年体制崩壊。戦闘機開発で日本が韓国に追い抜かれる日。~No.35No.36No.37No.38 
   ・   ・   ・   
 1940年体制とは、昭和15年に近衛文麿首相、東条英機陸相松岡洋右外相らが戦争遂行の為につくった国家総力戦体勢である。
 それは、マルクス主義社会主義統制経済・計画経済で、国家主導による対外進出の護送船団方式である。
 1940年体制のもと天皇・国家・国民そして軍部が一丸となって、政府決定に従って団結し行動した。
   ・   ・   ・   
 忠良なる臣民は、天皇や国家を疑わず信じきり、政府と軍部の命令を天皇の命令として命を捨てて実行した。
 それは国難であり、国家存亡の危機であり、民族生存の危機であったからである。
 日本は四面楚歌として、敵国に囲まれ猛攻を受けていたからである。
   ・   ・   ・  
 武漢ウイルス蔓延で、戦後復興・高度経済成長・バブル経済をもたらした1940年体制は崩壊した。
   ・   ・   ・   
 1940年体制が、焼け野原となって何もかもなくなった日本を「非常時のモノ作り」で科学技術立国・経済大国に押し上げた。
   ・   ・   ・   
 マルサスの『人口論』と人口原理。
 日本人の人口神話、人口信仰。
 軍国日本の「人口こそが国力・軍事力・経済力」信奉。
   ・   ・   ・   
 日本は人生100年時代に突入し、少子高齢化による人口激減が始まり、子供が少ない老人が溢れる多死少生として死臭漂う社会となる。
 老人とは、リベラル派戦後民主主義世代とその薫陶を受けた真面目な人々の事である。
 老人は、今を破壊して不安定にする新しい変化・変革を好まない。
   ・   ・   ・   
 1940年体制が時代遅れで役に立たない事は、2020年の武漢ウイルス(新型コロナウイルス)蔓延でハッキリした。
 現代日本の高学歴な知的エリートと進歩的インテリは、1940年体制で量産されたリベラル派戦後民主主義世代の古い人材である。
   ・   ・   ・   
 イノベーションとは、古い既得権益・科学技術を無用の長物として破壊し捨て去って新しいモノに入れ替える事である。
 昔、豊かさをもたらした古い既得権益や時代遅れの科学技術に固執する偏屈者にはイノベーションを起こせない。
   ・   ・   ・   
 1940年体制とは、非常事態下(戦時下)で総力戦勝利を目的とした「産めよ殖やせよ」の社会保障政策で、人口をネズミ算的に人口を爆発させ、人口増加と共に国力(経済・軍事)を拡大強化し、天皇を中心に国家と国民が一丸となって国難(戦争)を乗り越える体勢である。
 1940年体制社会とは、人生50年時代で、若者が多く老人が少ない溌溂とした生気が漲る若々しい社会である。
 1940年体制が目指した理想社会は、人口爆発により民族、国民、兵士、消費者、労働者の増加であった。
 1940年体制は、人口爆発を梃子にして内需(国内消費)と外需(輸出の需要)で、戦後復興、高度経済成長、バブル経済で日本を先進国グループの一員に加え、ジャパン・アズ・ナンバーワンとして科学技術立国・経済大国に押し上げた。
 1940年体制における目標は、今あるモノの改善であって、新たなモノへの変革・改造ではなく、新しいモノを生み出す新設・創設ではなかった。
 つまり、日本の「物真似」として欧米を模倣する事であってイノベーションではなかった。 
 リベラル派戦後民主主義世代は、1940年体制の最大の利益授受者である。
 が、リベラル派戦後民主主義世代が1980年代後半に1940年体制による成功モデル信奉・日本製品不敗信仰・各種安全神話で蛸壺化・ガラパゴス化し、1990年代頃に新たな変革をもたらし始めたAI革命を今ある古い既得権益を破壊するものとして嫌い、イノベーションの芽を全て潰した為に日本をから転落させ、日本の国力の衰退をもたらした。
   ・   ・   ・   
 日本を凋落させた張本人のリベラル派戦後民主主義世代とは、原理主義マルクス主義者である。
 マルクス主義は、人口爆発に有効だが、人口激減には有害無益、百害あって一利なしである。
   ・   ・   ・