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2021年5月19日 産経新聞「「原発が絶対に不可欠」 米大統領補佐官が温暖化対策で明言
米国のマッカーシー大統領補佐官(ロイター)
【ワシントン=塩原永久】米国のマッカーシー大統領補佐官(気候変動問題担当)は18日の討論会で、温室効果ガスの排出削減目標を達成するため「既存の原子力発電所の継続が絶対的に不可欠だ」と述べた。原発には「安定した電力を供給しながら、温室効果ガス排出量を引き下げる」利点があると指摘し、前向きに活用する必要があるとの認識を表明した。
マッカーシー氏はバイデン民主党政権で温暖化対策を取りまとめる中核人物のひとり。民主党は昨年まとめた政策綱領で原発利用を認めたが、党内には慎重論もあっただけに、同氏の発言が原発推進の機運につながるか注目されそうだ。
同氏は米コロンビア大の討論会に出席。原発が昼夜を通じ安定して発電できる「ベースロード電源」だと指摘し、電力構成に占める再生可能エネルギーの比率を高めていく間は、原発が必要になると強調した。
米国では93基の原子炉が稼働中だが、老朽化が深刻な問題となっている。マッカーシー氏は、既存原発が「環境面で問題なく、(当局に)認可されている」限り継続利用できるとの認識を示唆し、原発は「安全だと思う」と述べた。
米政府は4月、温室効果ガスを2030年までに05年比で50~52%減らす目標を公表した。35年までに電力部門の脱炭素化を実現する目標も掲げている。その手段として、民主党の政策綱領は、再生可能エネルギーと並んで「既存および先進型の原子力発電」の活用を挙げていた。米国では、冷却しやすい設計の「小型モジュール炉(SMR)」と呼ばれる最先端原子炉の実用化が進められている。」
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