🐟22〗─1─日本の家畜虐待。超高温殺菌。地獄の搾乳。危険因子。~No.89No.90No.91 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 宗教を持つ昔の日本人と宗教を持たない現代の日本人とでは別人のような日本人である。
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 日本人が食べる肉・卵・乳・その他は、命軽視で、家畜を虐待し奪った食材である。
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 日本人は家畜や動物を愛し食べ物を粗末にしない・無駄にしない、はウソである。
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 現代日本は、生産者より消費者が強く、生産者は消費者の利益を最優先に考え自己犠牲的に生産しなければならない。
 日本における効率、能率、生産性、競争力とは、そういう事である。
 「如何にして消費者に買って貰うか」、それが経済低迷からの回復の兆しがない現代日本の最優先課題である。
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 2021年4月10日・17日号 週刊現代「日本の牛乳はこんなに怖い
●欧米では危険視される『超高温殺菌』の牛乳が日本の9割。
●鎖で24時間縛り付けた牛から搾り出す『地獄の搾乳』の現場
●飲めば飲むほど体内に蓄積される『危険因子』
前立腺がんのリスクが1.5倍。アレルギーや認知症

 カルシウムや鉄分など栄養分に富む牛乳は、飲めば体に良いと思っている人が多い。だが、それが思い込みだったとしたら?日本で作られている牛乳の大半は、健康とはほど遠い作られ方をしていた。
 なぜお腹が痛くなるのか
 牛乳は、骨を丈夫にし、血圧を下げる効果もあると言われる。19年の統計では日本人一人当たりの消費量は年間約25リットルに達する。今も昔も日本の食卓に欠かせぬ飲み物である。
 だが、その一方で牛乳には、思わぬ健康上のリスクが潜んでいることをご存じだろうか。
 『牛乳は危ない、特に日本の牛乳は危ない』
 そんな警告がなされているのだ。
 まず、そもそも牛乳自体が『日本人の体質に合っていない』という指摘がある。星子クリニック院長の星子尚子氏が語る。
 『私のクリニックで遅延型のアレルギー検査を受けていただいた中の、なんと7割から8割の方が牛乳アレルギーに対しての陽性反応を示されるのです。
 また、牛乳に含まれる糖分の「乳糖」は小腸内のラクターゼという成分により分解されるのですが、日本人の85%はラクターゼが不足している傾向にあります。つまり、乳糖が分解できない体質のため、日本人の85%は、牛乳で下痢などお腹を下してしまうリスクがあるということです』
 牛乳を飲むとお腹がゴロゴロし、痛くなる・・・。そこには明確な化学的根拠があったのだ。
 『牛乳に含まれるタンパク質の「カゼイン」も、日本人はうまく分解できません。そのため腸内に残留し、腸炎や便秘を引き起こします。牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなるという方はよくいらっしゃいますが、それはそもそも分解できない成分が含まれているためです。
 クリニックに来られる方には、健康のためと言って無理をして毎日牛乳を飲んでいるという方もいますが、私はその習慣は健康増進には役立たないと伝えています』(同)
 牛乳が人体に与える影響はこれだけではない。国立がん研究センターの予防研究グループは、08年に衝撃的なレポートを発表している。
 『乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について』と題されたレポートは、95年から04年にかけて岩手県から沖縄県の10の保健所が、45~74歳の男性約4万3,000人を対象に追跡調査を行ったものであるが。この調査によれば、なんと牛乳が前立腺がんの原因になる可能性が指摘されている。
 高温殺菌で危険物資が
 ……
 健康のため、朝起きたら牛乳を一杯──。その習慣が、がんを招いてしまうかもしれないのだ。
 さらに日本には、牛乳のリスクを高める特有の事情がある。
 オーストラリア国立大学教授で酪農学に詳しいジョン・カーバー博士が解説する。
 『日本で流通している牛乳の9割以上が、超高温殺菌(UHT)と呼ばれる方法で作られています。これは120度から150度の温度で2~3秒加熱して殺菌し、商品化するという製法で、120~130度で2秒加熱するという方法がとられています。
 しかし、超高温で殺菌させた牛乳はカゼインを分解するための酵素が壊されて消化、吸収されくくなります。さらに最も危険視されているのがタンパク質のベータラクグロブリンカゼインが融合し、アミロイド繊維が形成される点です。
 アミロイド繊維は体内に蓄積すると、アルツハイマー認知症パーキンソン病を引き起こす恐れもあるとして注目されています。超高温殺菌牛乳を継続して飲むことは、神経症の危険因子を絶えず体内に流れ込んでいることと同じなのです』
 普段口にしている牛乳のパックの裏を見てほしい。ほとんどの国産牛乳には、『殺菌130℃2秒間』などと、超高温殺菌が行われている事を示す表示があるはずだ。
 『危険なため、海外では超高温殺菌はほとんど行われておらず、63~65度で30秒間加熱する低温殺菌が主流となっています。超高温殺菌牛乳のシェアは7%にとどまっており、スウェーデンノルウェーでは、なんと0%です。
 成分が変わると、当然風味も変化します。みずみずしさがなく、飲むと喉に絡むような後味は、超高温殺菌牛乳に特有のものです。北欧では超高温殺菌牛乳は「死んだ牛乳」と呼ばれているのです』(同)
 世界的には非常識な加工法で作られた牛乳を、長期間、大量に飲めば飲むほど、リスクは蓄積されていく。『死んだ牛乳』を飲み続けることで、本当に死んでしまったら元も子もない。
 搾乳のための『機械』扱い
 日本の牛乳の安全性を低くしている要因はこれだけではない。
 アニマルライツセンターで代表を務めている岡田千尋氏が語る。
 『日本では約7割の農場で乳牛が「つなぎ飼い」と呼ばれる方法で飼育されています。「つなぎ飼い」とは牛乳に鎖や紐で作った首輪をつけ、牛舎に縛り付けておく飼育方法で、こうしておく飼育されている乳牛は1~2歩しか動くことができません。多くの乳牛は搾乳以外も24時間牛舎に縛り付けられたまま過ごしているのです。
 自由に動けないので、排泄もその場で済ませるほかありません。掃除をすると言っても朝夕の2回だけのこともある。多くの牛は自らの排泄した糞尿にまみれて生きることを強いられています』
 牛乳のパッケージには雄大な自然の中、のびのびと放牧されている牛の絵が描かれている。だが、日本においてそうした健康的な飼育方法がされているのいは、実は全体の3%程度に過ぎない。
 『つなぎ飼いの牛は牧草ではなくトウモロコシなどの配合飼料を与えられて育ちます。牛は本来穀物を口にしないのですが、脂肪分の高い牛乳を作るため、無理やり配合飼料を与えられているのです。
 つなぎ飼いの牛は放牧されている牛に比べ、平均して5年ほど寿命が短くなっています。海外でつなぎ飼いは見直されており、デンマークでは20年に全面禁止されました。スイスでも2週間以上継続して牛を牛舎につないではいけないという条例が定められています』(同)
 つまり、日本の乳牛は海外よりずっと短い寿命の中で、狭い牛舎に押し込められ、広々とした草原で放牧されることもなく、無理やり口にするべきではない飼料を食わされ続ける。そして、そんな地獄のような環境で、乳を搾るだけ搾られて死んでいくのだ。
 岩手県で完全放牧による牧場経営を実践する、しあわせ乳業の前田英仁社長が現状を嘆く。
 『配合飼料を与えられるつなぎ飼いのホルスタインからは、多くて1日に40リットルも牛乳が搾られます。これは、放牧で育つ同種の約4倍の量です。自由に歩くこともままならないまま、穀物を与えられて大量の乳を出すための機械のような扱いを受けて一生を終えていくのです。
 超高温殺菌という加工方法に加え、牛舎につなぎ、不自然な育て方をした牛から絞り出した牛乳を口にすることが、私たちの健康に導くとは思えません』
 海外でほとんど行われていない超高温殺菌とつなぎ飼いが日本で盛んに行われている背景には、大量生産を最優先してきた、国の政策がある。
 酪農を担当し、研究してきた元農林水産省職員が告発する。
 『日本の乳業界には指定生乳生産団体制度というルールが敷かれています。これは牛乳の価格を固定化し、酪農家をその価格に基づいて牛乳を取り引きするというもので、一元集荷、多元流通という大量生産体制を支えているのです。
 しかし、現在でも1リットルが120円前後と極めて安い価格で取引されているため、酪農家にとっては利益が出にくい構造となっています』
 いびつな国策に縛られて
 いくら手間暇をかけても利益が出にくい制度に縛られ、生産者は安定性より効率重視で、最低限のコストで牛乳を作らざるを得ない。
 『戦後の学校給食に牛乳が取り入れられるようになり、需要は急激に高まりました。学校給食だけでも62年から70年にかけ、消費量は20倍以上になったのです。そのため安くて安定した牛乳の供給が必要になり、リスクについては見直されることがないまま、現在に至っている』(前出・農水省職員)
 戦後、日本人の体格や体力が飛躍的に向上した要因のひとつに、給食で牛乳があったことは確かだろう。だがそれを支えた国策はいびつであり、児童や消費者の長期的な健康が十分に配慮されてきたとは言え難い。
 秋田県で乳製品の加工を営む栗駒フーズの高橋惇社長がこう語る。
 『低温殺菌の牛乳は最低でも30分間生乳を加熱しなければいけませんが、超高温殺菌であればものの2秒で殺菌が済みます。日本で超高温殺菌が主流なのは、大量生産を強いられるシステムが存在するからなのです。
 つなぎ飼いにしても理由は同じ。放牧の牛は乳量が少なくなるので、大量生産体制を維持するためには、つなぎ飼いをして乳量を増やさなければいけないのです。乳脂肪分が指定団体の定める基準を下回った場合、買い取り値が半額になってしまうケースもある。生産者が搾取されているのが現状です』
 これらの問題について、乳業従事者が加盟する団体の一般社団法人Jミルクは本誌の取材に対してこう回答した(概略)。
 『高温殺菌の牛乳はほぼすべての微生物が死滅しており、流通上のリスクが低下します。さらに一定の賞味期限を保つことが可能となり、安全に加え低価格など消費者へのメリットも生まれるため、高温殺菌牛乳が主流となっているのです。
 また、指定生乳生産者団体制度は、酪農家が自身の判断で乳業会社への全量委託、部分委託を選択することができます。そのことから、酪農家にとって都合の悪いルールではないと思われます』
 牛乳は長く準完全栄養食とされてきた。バターやヨーグルト、チーズといった様々な乳製品に形を変えて、私たちの食生活に彩りを与えていることも事実である。牛乳が私たちの生活になくてはならないものだということは否定のしようがない。
 ただその一方で、日本の牛乳産業が抱える問題と、それを飲み続けることのリスクを、頭の片隅には止めておいたほうがいいだろう。」
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 昔の日本人にとって食とは、祖先から受け継いだ「文化」であり、生きる為の「神話」であり、命を頂く無駄にしない粗末にしない「宗教」であった。
 食べ物とは、八百万の神々から恵(めぐ)みとして分けて貰った、貴重を通り越した信仰の対象である神聖な命であった。
 文化・神話・宗教・信仰・崇拝であるがゆえに、命を奪う対象(生物でも道具でも)すべてを畏れ敬い感謝して謙(へりくだ)り、自分が生きる為とは言え理不尽にも死を強要した命・魂・霊魂を供養した。
 魚塚、鯨塚、庖丁塚、針塚、・・・。
 日本における「食べ物の神性」は、豊受大神(とようけのおおかみ)を祀る伊勢神宮外宮と倉稲魂神(うかのみたまのかみ)を祭る稲荷神社によって与えられている。
 昔の日本人とって食べるとは、疎かにしてはならない宗教祭祀・信仰儀式であった。
 食の祭礼の宗教的代表が、宮中祭祀として万世一系の男系父系天皇が内なる神の血筋・血統・皇統を正統根拠として執りおこなう即位式大嘗祭と例年(毎年)の新嘗祭である。
 日本の政教一致とは、最高神である女性神天照大神に繋がる「命」(祖先神・氏神の人神崇拝)を中心に据える事である。
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 現代の日本人にとって食とは、生活を豊かにする利益・金儲けの商品であり、空腹を満たすだけの食べ物であり、自己満足を味覚で満足させる食べ物で、食べたくない食材やいらない食材を「生ゴミ」として捨てる物でしかない。
 食べ物とは、人間が科学技術を使って効率よく作り出す、命を無視した売り物・商品であった。
 命は金を出せば買え、金を出せば殺す事ができる、命はゴミである。
 現代の日本人は、笑顔で自然保護や動物愛護を語るが、実態は自然破壊であり動物虐待である。
 日本は政教分離として、命を軽視する神殺しや仏殺しを行っている。
 マルクス主義は、反宗教無神論日本民族が護り伝えた縄文時代からの宗教観・死生観・人生観・自然観を破壊し消滅させる事である。
 その代表が、反天皇反日的日本人達である。
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 高価である日本国産食材は、安価な中国産食材に比べて安全で安心できる。
 中国の共産党幹部、政府高官、軍高級将校は、健康の為に、一般人民が食べる食材とは別の土地で安全な生産方法で作れた特別な食材を食べている。
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 現代日本人は、昔では考えられないような肉体的精神的な病気・疾患に冒され、発症し、昔の日本人には考えられないような異常行動に走る日本人が増えている。
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 人生100年時代は少子高齢化による人口激減が進み、高度な人材と低度の労働者は不足し、生活にゆとりのある消費者も減る。
 そして、富み・健康・食などの各種の格差も広がっていく。
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 日本人の食の関心とは、今食べる食材の生産地(国内産神話)と料理が美味しい事のみで、飼育法や生産方法ではなかった。
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 日本の牧畜を含む農業は、中国などからな安い価格での輸入品によって衰退の一途を辿り、その上、人生100年時代という少子高齢化が原因での人口激減による後継者不足(跡継消失)と消費者減少による国内消費の縮小で消滅の危機にある。
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 国際競争力のない中小・零細農家による日本人農業は、人口爆発による、生産者の増加で大量生産という貪欲な経済成長と消費者の増加で大量消費という強欲な内需拡大で支えられていた。それは、人生60年時代という若々しい社会であった。
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 日本の家畜である牛、鶏、豚などは、例えれば、国際的歴史問題となっている従軍慰安婦や徴用工の様な地獄の境遇で、殺される為に飼育されている。
 それは、現代日本人の偽らざる本性であって昔の日本人=日本民族では考えられない本性であった。
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 日本畜産業の国内外での競争力は、家畜を地獄のような環境下で虐待する事で高められ、家畜に優しい方法で飼育すると競争力は低下して安い外国産に駆逐される。
 日本人生産者は、日本人消費者の「安く、多く、上手い」という半強制的要望に従って生産しなければ生きていけない。
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 中国は、日本から奪った最優良種の「黒毛和牛の遺伝子」を使って中国産黒毛牛を生産し、高価な黒毛和牛と同じ肉質で美味しい牛肉を安価で売りだしている。
 中国共産党による日本浸透は静かに進んでいる。
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 海外から輸送船で長時間掛けて輸入さる食材は、人間には有害な猛毒な殺菌薬と強力な防腐剤に汚染されている。
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 日本は生きる為に必要な食糧・物資・エネルギー(石油・ウラン)を、輸出産業で稼いだ米ドル貨を使ってアメリカの国内、同盟国・友好国、軍事支配地から安心して必要な数量を購入し、アメリカ軍が守る安全な地上・海上・空域を使って保護されながら安定して輸入している。
 日本の安全・安心・安定は、アメリカの経済と軍事に依存している。
 中国共産党は、日本の安全・安心・安定ではなく脅威である。
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 現代日本には、安全神話などどこにもなく、危険が至る所に存在している。
 大人やメディア・報道機関は、子供達に平気で嘘を教えている。
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 日本は、科学的根拠のない各種安全神話に毒されている。
 現代日本人は、寿命を延ばしているが心身共に不健康である。
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 日本の賢い消費者は、国産食材安全神話を信用して外国産食材(特に中国産食材)を敬遠し、少しでも安い国産食材を購入して食べている。
 消費者にとって大事なのは、安い国産食材であって、その食材がどうやって生産されているかなど気にはしない。
 毒性の強い農薬が使われようと、化学的問題のある肥料が使われようと、牛・鶏・豚などの家畜が虐待されながら飼育されようと、食べて上手ければ気にはしない。
 何故なら、そんな事を一々気にしたら食べられる物がなくなるからである。
 唯でさえ、日本の食糧自給率は低く、貪欲にして飽食の日本人の胃袋を満足させ、食欲を充たす為には、「背に腹はかえられない」のである。
 つまり、餓死したくなければ「毒を食らわば皿まで」である。
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 日本の国土による食糧自給率は、腹八分なら最大でも7,000万人前後で、理想的には5,000万人前後である。
 それ故に、日本は食糧輸入大国で、海外で食糧を買うには外貨の米ドルが必要で、日本円・円貨では購入できない。
 外貨の米ドルを手に入れるには、内需としての経済成長と国際競争力のある輸出産業が必要であった。
 それを破壊するのが、人生100年時代の少子高齢化による人口激減である。
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 現代日本人は、動物好きで大事にし、自然を大切にする、はウソである。
 事実は、許し難い動物虐待であり、救い難い自然破壊である。
 現代の日本人は、動物や自然を犠牲にして生きている。
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