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関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
中国共産党政府には徳、仁・義、礼など多くの徳目がない為に、世界で信用されていないし、各国から嫌われている。
中国には、キリスト教の隣人愛や博愛も、仏教の慈悲もない。
中国共産党の力の源泉は、軍事力と経済力である。
中国人の行動原理は「自分の面子」だけで、相手は完全無視である。
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2020年11月15日 読売新聞「あすへの考 編集委員室 大塚隆一
世界人口減 遠くない未来
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ピークは近い? 世界の人口推移
地域別(億人)2020年 2100年
アジア 46.4 ↗ 47.2
アフリカ 13.4 ↑ 42.8
欧州 7.5 ↘ 6.3
中南米 6.5 ↗ 6.8
北米 3,7 ↗ 4.9
オセアニア 0.4 ↗ 0.7
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(図)
旧石器時代(狩猟採集生活) 人口~100万人。
新石器時代(農業牧畜の始まり) ~1,000万人。
西暦元年 ~2.5億人。
産業革命(人口急増時代の幕開け)1800年~10億人。
1850年~12億人。
1900年~16億人。
1950年~25億人。
2000年~61億人。
2020年~78億人。
2050年、米ワシントン大の推計
2064年~97億人
アフリカなど途上国の出生率が急減すると予測、ピーク=2100年~88億人。
国連の予測(中位推計)、ピーク=2100年~109億人。
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世界の人口ランキング(カッコ内は『若さ』を示す年齢中央値)*国連人口推計2019年版から
2020年: 世界77億9,500万人(30.9歳)
①中国: 14億3,900万人(38.4歳)
②インド: 13億8,000万人(28.4歳)
③米国: 3億3,100万人(38.3歳)
④インドネシア: 2億7,400万人(29.7歳)
⑤パキスタン: 2億2,100万人(22.8歳)
⑥ブラジル: 2億1,300万人(33.5歳)
⑦ナイジェリア: 2億 600万人(18.1歳)
⑧バングラデシュ: 1億6,500万人(27.6歳)
⑨ロシア: 1億4,600万人(39.6歳)
⑩メキシコ: 1億2,900万人(29.2歳)
⑪日本: 1億2,600万人(48.4歳)
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2050年: 世界97億3,500万人(36.2歳)
①インド: 16億3,900万人(38.1歳)
②中国: 14億 200万人(47.6歳)
③ナイジェリア: 4億 100万人(22.4歳)
④米国: 3億7,900万人(42.7歳)
⑤パキスタン: 3億3,800万人(30.0歳)
⑥インドネシア: 3億3,100万人(37.4歳)
⑦ブラジル: 2億2,900万人(45.1歳)
⑧エチオピア: 2億 500万人(27.3歳)
⑨コンゴ民主共和国:1億9,400万人(22.1歳)
⑩バングラデシュ: 1億9,300万人(40.0歳)
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日本: 1億 600万人(54.7歳)
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2100年:世界108億7,500万人(41.9歳)
①インド: 14億4,700万人(49.7歳)
②中国: 10億6,500万人(47.6歳)
③ナイジェリア: 7億3,300万人(32.4歳)
④米国: 4億3,400万人(45.5歳)
⑤パキスタン: 4億 300万人(41.0歳)
⑥コンゴ民主共和国:3億6,200万人(34.4歳)
⑦インドネシア: 3億2,100万人(46.2歳)
⑧エチオピア: 2億9,400万人(41.1歳)
⑨タンザニア: 2億8,600万人(31.9歳)
⑩エジプト: 2億2,500万人(40.4歳)
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日本: 7,500万人(53.8歳)
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米大統領選の人種・民族別の投票行動と人口構成の変化
1950年の人口構成
白人 90%
黒人 10%
米国の総人口 1億5,900万人
2000年の選挙
投票した人の内訳 : 民主・ゴア氏: 共和・ブッシュ氏(勝者)
白人(非中南米系)81%: 42% : 55%
黒人 10%: 90% : 9%
中南米系 7%: 62% : 35%
アジア系など 2%:
2億8,200万人
2020年にお選挙 民主・バイデン氏: 共和・トランプ氏
白人(非中南米系)65%: 42% : 57%
黒人 12%: 87% : 12%
中南米系 13%: 66% : 32%
アジア系など 9%: 62% : 38%
3億3,100万人
2050年
白人(非中南米系)48%:
黒人 13%:
中南米系 26%:
アジア系など 13%:
3億7,900万人
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地球上の人口は従来の予測よりずっと早くピークに達し、今世紀中に減少に転じる──。そんな推計が相次いでいる。人類史を画する出来事と言える人口カーブの下降。それは21世紀の世界や日本にとってどんな意味を持つのか。主要国の人口の変化はどんな波紋を広げられるのか。
老いる中国 米国は政策次第
あと30年で?
20世紀に入ってから急増した世界の人口はいまや78億人。一体どこまで増えていくのだろうか。
図のグラフが示すように、国連が昨年公表した予測によると、人口は当面伸び続けるが、2100年に109億人でピークに達する可能性がある。今世紀中に増加が止まる、あるいは減少に転ずる確率も27%あるという。
この推計は従来の予測をかなり下方修正したものだ。しかし、各国の研究者からは、人口減はずっと早く始まるのではないか、という予測が相次いで出されている。
例えば、米ワシントン大のチームは今年7月、グラフで示したように、人口のピークは2064年の94億人で、今世紀末には88億人まで減るとする試算を発表した。
ピークはもっと早くて、2050年頃とみる専門家もいる。
人口の増加の急カーブがかかりそうなのはなぜか。最大の理由は、先進国だけでなく、多くの途上国、特にアフリカで女性が産む子供の数が予想以上の速さで減っていることだ。背景には、女子の教育と避妊の知識の普及がある。
覇権を左右
地球上の人口が減ること自体はよいニュースである。
様々な資源が枯渇する心配が減る。環境の悪化や地球の温暖化を防ぐ上でプラスになるだろう。
ただし、国ごとに見ていくと、人口の減少、特に急激な落ち込みは様々な問題を招く。人口は国の活力や影響力、さらに年金をはじめとする社会保障制度の維持などに深く関わるからだ。
ここでは人口の3つの要素──『規模』と『若さ』、人種・民族別の『構成』に着目したい。そのうえで、国連の予測を基に、人口の動向が米国と中国の覇権争いに与える影響をまず考えてみる。
一つ目の『規模』は、経済パワーに直結する要素である。
図の中段にある人口ランキングの表をご覧になってほしい。
驚くのは移民大国・米国の力強さである。今世紀を通じ、先進国として唯一、上位10か国に名を連ね、人口を増やし続ける。
『一人っ子政策』で少子化が進んだ中国の人口は今後も少しずつ減り、米国に差をつめられる。
それでも米国の倍以上の10億人は確保しそうだ。『規模』の争いは中国の逃げ切り勝ちだろうか。
二つ目の『若さ』はどうか。こちらは米国に軍配が上がる。
『若さ』の物差しには、ランキング差の『年齢中央値』を使う。これは全国民を年齢の高い方(または低い方)から順に並べた時、真ん中に来る人の年齢を指す。
米中の国交が正常化した直後の1980年まで遡ると、年齢中央値は米国の30.0歳に対し、中国はわずか21.9歳だった。
それから40年後のまさに今年、逆転劇が起き、米国が38.3歳、中国は38.4歳になる見込みだ。今世紀末には米国45.5歳、中国49.7歳とさらに差は広がる。
中国にとって、高齢化は今世紀最大の難題になるかもしれない。
米国も老いるが、ペースは遅い。特筆すべきは今世紀末、46.7歳のインドや46.2歳のインドネシアよりも若い国になることだ。
ここで断っておけば、米国の人口の『規模』と『若さ』に関する国連の推計は、開かれた移民受け入れ体制を前提としている。トランプ流の政策が続けば、中国などに対する優位は消えるだろう。
途上国が少子化 移民争奪か
多様性か同化か
三つ目となる人口の『構成』は、米中ともに、それぞれの複雑な国内事情がからむ問題になる。
米国については下段の図を見ていただきたい。大統領選の人種・民族別の投票行動と人口構成の変化を負ったもの。
1950年と2025年を比べると、白人の割合は9割から5割未満と激減する。白人が圧倒的な多数派を占めた国の成り立ちは根本から変わる。大統領選もこうした変化の影響を当然受ける。
図から読み取れるように、近年の大統領選には共通の傾向がある。共和党側は白人票でかせぎ、民主党側は黒人、中南米系など少数派の票を集める構図である。
このパターンで毎回接戦が続いてきたが、共和党は白人票頼みの選挙を続けるようだと、間違いなくじり貧になるだろう。
少数派が力を増す人口構造の変化により、社会の摩擦は一段と増す恐れがある。反面、人種や民族の多様性はこの国の新しい活力にもなりうる。どちらに向かうかに米国の将来はかかっている。
日本を含む国際社会にとって最大の関心事は、数十年後の米国が世界に向き合っているかだ。
バイデン前副大統領は大統領選の勝利演説で、米国は『世界のかがり火』になると延べた。この言葉からは、人々が仰ぎ見るような理想の国『丘の上の国』を創ろうとした、入植・建国以来の白人キリスト教徒の伝統が感じ取れる。
『白人の国』から『多人種・多民族の国』になっても、良い意味での世界のリーダー、自由や民主主義の主導者であろうとする伝統は引き継がれるのか。それは21世紀の国際秩序の行方を左右する。
一方の中国は、人口の『構成』が火種であり続けるだろう。
習近平国家主席はウイグル族などの少数民族について、思想教育を通じ、『中華民族の共同体意識を心の奥深くに根付かせなければならない』として同化政策を徹底する方針を示している。
米国とは対照的に、多様性は認めず、力ずくで一つの『民族』にまとめようという政策である。果たして長続きできるのだろうか。
日本も覚悟を
人口のグラフや表からは、ほかにも様々なことが読み取れる。
まず、アフリカの人口増のすごさだ。今世紀末の2100年には世界の人口の4割近くを占める。国別ランキングでも、ナイジェリアを筆頭に5か国が上位10か国のリストに名を連ねる。この大陸が活力に満ちた世界になるのか、それとも混乱続きの地域になるのか。それは世界の安定に関わる。
それ以上に重要で、大きな流れは、世界全体の高齢化である。
国別の年齢中央値はいま日本が48.4歳で1位だ。世界全体ではまだ30.9歳だが、今世紀末には11歳も上の41.9歳になる。途上国でも少子高齢化が進むためだ。
東南アジアでも出生率の低下に伴って年齢中央値が上がり始めている。タイはすでに40.1歳で2025年には49.7歳に跳ね上がる。日本に多くの人材を送り込んでいるベトナムは32.5歳だが、50年後には41.2歳になる。もう若い国とは言えなくなる。
これらの国は先進国と同様に高齢化への対応がいずれ大きな課題になる。一方で経済成長は続き、先進国との豊かさの差は縮まる。
その結果、途上国を出る移民が減り、その少ない移民を先進国が奪い合う事態にもなりうる。
少子高齢化が一段と進む日本は極めて厳しい状況が続く。
もちろん国連の予測は多くの仮定に基づく推計にすぎず、逃げられない運命ではない。国の強力な政策や経済の好転、国民の意識変化などがあれば、状況は変わるかもしれない。ただし、黙っていても移民や優秀な人材が来てくれる時代ではなくなりそうなことだけは覚悟しておくべきだろう。」
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中国は、中国共産党が1979(昭和54)年に強権恐怖で実施した一人っ子政策と儒教の男尊女卑による男児を生かし女児を殺したつけで、急速な少子高齢化で進んで衰退していく。
結婚できない若い男性が約3,000万人いるとされている。
一人っ子政策で成長した我が儘な中国人(小皇帝)は、中国共産党による恐怖の洗脳で一人しか子供を生まず、親からの遺産と自分で稼いだ金は自分の欲望をかなえる為だけに浪費する。
中国経済・中国市場は、彼らの消費(内需)に支えられ発展し強大化するが、彼らによる人口増加がない為にその先がない。
中国共産党が急激な人口変動の対処に失敗すれば崩壊して、中国は歴史的激変期に突入し、黄金期の残滓を巡る争奪戦が起き、歴代王朝末期の戦乱が始まるかもしれない。
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中国共産党は、昔、人民平等から儒教を弾圧したが、現在、長幼の序の重要性を説く儒教を広めようとしている。
何故か、将来、それは中国が老人国家に転落する可能性が出始めているからである。
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歴史的事実から、中国・中国共産党政府も見えない制約から永続的発展ができない以上、そう遠くない将来に臨界点、最大のピークに達する。
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中国民族(中華民族)とは、大量発生し暴走し死滅するイナゴかネズミに似ていて、1度暴走し始めると大量死という大惨劇が起きないと止まらない。
イナゴは食べ物がなくなって飢え死にし、ネズミは海に飛び込んで溺死する。
それが、中国の歴史、中華の歴史である。
つまり、中国共産党政府は100年以内に若者減・老人増で衰退し、資産を持った老人に対する貧困の若者による不満が爆発して滅亡する可能性が高い。
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中国大陸は同一作物の連作によって各種の障害が発生する栄養素の少ない大地であり、それは支配民族にもいえる。
それは、漢民族と異民族が交互に王朝を築いてきた歴史を見れば明らかである。
特に、漢民族王朝には弊害が多く領民は悪政・暴政で悲惨な生活を強いられていた。
対して、異民族征服王朝には善政・仁政が多く富み栄えていた。
中華の栄光とは、漢民族王朝ではなく異民族征服王朝の事である。
漢民族王朝とは、殷、周、春秋戦国諸国、秦、漢、蜀・魏・呉の三国、宋・南宋、明。
異民族征服王朝とは、北朝、隋、唐、元、清。
蜀・魏・呉の三国騒乱から晋の内戦によって古代漢族が激減した為に、歴代王朝は人口回復策として周辺の異民族を大量に移住させ漢族との乱婚を繰り返して漢族を増やした。
古代漢族は、血筋の正統性を守る為に儒教の男系父系信奉・男尊女卑・中華思想・華夷秩序などを採用した。
その代表的名家が、孔子の男系直系子孫である孔家である。
日本が恩義を感じ親近感を持つのは、ツングース系靺鞨(まっかつ)の唐と揚子江流域漢族の南宋の2か国のみである。
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大陸国家である中華帝国が大艦隊で大軍を海外に派兵したのは、元のフビライと明の永楽帝だけで、フビライは日本と東南アジアを侵略し、永楽帝はインドや中東にイスラム教徒鄭和を派遣(1405~33年、計7回)した。
モンゴル族の元王朝は、2度の日本侵略に失敗し3度目は実行できなかったフビライ皇帝が1294年に死去して74年後の1368年に滅亡し、モンゴルの地で後継王朝を建国した。
明国にとって日本は日本国王が統治する臣下の国であったが、永楽帝は皇帝の命を拒否した反逆国・敵国の日本を侵略しなかった。
1424年に永楽帝が逝去した後に明国は海禁政策を実施したが、北虜南倭(北の満州女真族、南の倭寇)の進攻、農民の反乱、家臣の裏切りによって1644年に滅亡した。
李氏朝鮮の第4代世宗大王は、応永26(1419)年に大軍を率いて対馬を侵略し、虐殺と強奪と強制連行したが、少数の武士団に撃退されて撤退した。応永の外寇。
満州女真族の清国は、ジンギスカンの後継者を正統性として中国最大の領土を暴力的に獲得した。
中華帝国は、朝鮮・チベット・モンゴル・カシュガル(新疆ウイグル)・ベトナムの様に日本を侵略しても、日本国を征服できないし、日本民族を支配し奴隷にはできない。
何故ならば、日本国には天皇が存在し、日本民族は天皇の下で団結し一丸となって行動するからである。
だが、日本国・日本民族も寿命が尽きれば死滅して消える、それが生命体としての運命である。
その兆候が、少子高齢化による人口激減なのかもしれない。
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中国共産党政府の将来が、97年で滅んだモンゴル族元王朝になるのか、約270年続いた漢族明王朝になるのかは分からない。
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歴史の教訓として日本が警戒すべきは、国内の親中国派・媚中派そして反天皇反日的日本人達の裏切り、中国共産党への寝返りである。
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生物種の個体数は、生息地面積と確保する食べ物の量で決まる。
人類種が、新たな生息地を発見して大移動する、大量の食物を生産する、の何れかを獲得しなければ、人口の増加は止まり、限られた生息地と食物を巡って熾烈な殺し合いが始める。
動物にせよ人間にせよ、飢えると、目の前にある食べ物を他者に与える事を拒絶し、理性を失い、歯止めが利かなくなり獰猛となる。
体力のある若者は勝ち、経験が豊富な老人は負ける。
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