📉29】─2─中国が科学論文数で初の世界一 文科省調査、米国抜く 日本は低迷。~No.64 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 学力の低下は、英語力ではなく日本国語力である。
 子供の言語力で、英語・カタカナ用語に重点を置き日本国語・変換用語を軽視すれば、学力の低下は止まらない。
 その顕著な例が、武漢ウイルス感染防止対策に大人達が乱用したカタカナ用語である。
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 2020年8月7日 産経新聞「中国が科学論文数で初の世界一 文科省調査、米国抜く 日本は低迷
 中国が自然科学分野の論文数で約40年にわたり首位だった米国を抜き、初めて世界1位になったとの調査結果を、文部科学省の科学技術・学術政策研究所が7日、発表した。科学研究における中国の躍進を反映した形だ。
 論文の発表数は国の科学力を測る指標の一つ。同研究所は厳密な審査を経て発表された年間約160万本の英文の論文を分析し、10年前と比較した。
 2016~18年の平均の年間論文数は、2位だった中国が30万5927本となり、データがある1981年から首位だった米国の28万1487本を上回った。日本は6万4874本で、ドイツに抜かれ4位に落ちた。
 中国は20年前に9位だったが、材料科学や工学を中心に急上昇。論文の総数だけでなく、他の論文に引用された回数が多く、特に質が高いとされる論文の数でも、米国を猛追して2位に上昇した。「科学技術進歩法」を制定し、科学研究に積極的に予算を投入したことが背景にある。
 大学の研究費は2000年以降、米国が1・8倍、日本は横ばいだったのに対し、中国は10・2倍に急増。また、米国に多くの留学生を送り込み、帰国してからも留学時代の成果を生かして論文を量産しており、これらが伸長を後押ししたと同研究所は分析している。
 論文数は主要各国で増えているが、日本はこの20年間ほぼ横ばいで、同研究所は「日本の伸び悩みは深刻で研究力が停滞している」と指摘した。」
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