🌀7〗─14─日本は自然災害多発地帯であり疫病・感染症爆発危険地帯である。~No.53No.54 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2020年4月23日 産経新聞「コロナ禍で南海トラフ地震が起きたら 自己防衛がカギ
 新型コロナウイルス感染拡大の状況下で、南海トラフ地震や豪雨災害など自然災害が発生したときに備え、自治体は避難者の分散化と避難所の衛生管理に向けた取り組みを始めた。防災研究者は「災害関連死が増える可能性があり、住民も自己防衛するべき」と各家庭での備蓄の点検を求めている。(編集委員 北村理)
 自然災害が発生した際、被災者が避難する避難所は新型コロナウイルスが感染拡大する「3密」状態になるとし、内閣府は4月1日、自治体に対し被災者の分散化、衛生管理の徹底を通知した。これを受けて、各自治体は6月の梅雨をめどに準備を始めた。
 平成30年の西日本豪雨の被災地、岡山県総社市は、被災者を受け入れるキャンプ用テントと空き家・アパートを分散配置し、新型コロナが感染拡大しない避難場所の確保を検討している。同市は28年に発生した熊本地震の際、被災者571人を1カ月間156張りのテントに収容。登山家の野口健さんのアドバイスのもと、医療NGO「AMDA」などとの生活・医療支援を実施し、災害関連死が220人にのぼった被災地で「救急搬送ゼロ」の実績がある。今回その経験を生かす。
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 総社市はこれまで、新型コロナウイルス対策として、全世帯に災害時備蓄品のマスク48万5千枚と感染対策の冊子を配布。市民の意識は高まっているとみられるが、それだけに3密状態になる可能性がある避難所に行くことを躊躇(ちゅうちょ)する懸念がある。
 片岡聡一市長は「命を守る避難が大切であることを訴えるためにも、避難場所が十分確保されることを伝える」としている。
 ただ、被災地では医療機関も被災し、けが人、ストレスや慢性疾患の悪化などで多くの患者が生じる。これに新型コロナ感染への対応が加われば医療崩壊につながり、災害関連死も増加する。政府は「感染症対策の物資・資材供給などを行う」としているものの、住民の自己防衛も不可欠だ。
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 災害時の備蓄を研究する奥田和子・甲南女子大名誉教授は「断水が健康・衛生状態を悪化させる最大要因」と指摘。飲料水▽消毒液など水が不要の衛生用品▽肺炎防止に効果がある口腔(こうくう)ケア用品▽基礎疾患をコントロールする薬やお薬手帳の確認を求める。
 また、災害時はトイレが不足しがちのため、被災者の行列が生じる。新型コロナウイルス感染の要因になるため、家庭でも簡易トイレの備蓄が必要だ。現在簡易トイレは除菌効果がある錠剤で衛生的に処理できる商品があり、インターネット販売などで入手できる。
 奥田氏は「住民の備えが災害関連死を防ぐ力となる」と訴えている。」
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 4月25日 産経新聞「【主張】北日本の巨大地震 避難前提に感染症対策を
 北海道と東北地方北部の太平洋側では、東日本大震災マグニチュード(M)9.0=を上回る規模の巨大地震の発生が切迫しているという。
 内閣府が北海道沖の千島海溝と東北北部沖の日本海溝震源とする海溝型地震の新たな想定を公表した。
 新型コロナウイルスとの戦いは長期化を覚悟しなければならない。だからこそ、地震津波をはじめとする災害への備えを単純かつ確実なものにしておくことが重要だ。
 千島海溝で想定される最大級の地震はM9.3で、根室市からえりも町にかけての北海道南東部の太平洋岸は20メートルを超える大津波に襲われる。
 日本海溝では東日本大震災震源域の北側でM9.1の地震が想定される。青森県八戸市岩手県宮古市では津波の高さが25メートルを超え、震源域から離れた福島県南相馬市浪江町でも20メートルに迫る大津波になるという。
 いずれも、過去6500年に北海道・東北地方の太平洋岸を襲った18回の津波による堆積物から、起こり得る最大級の地震を想定した。また、最も新しい17世紀の大津波からは、発生周期(300~400年)に相当する年数が経過しており、「切迫している」と判断した。
 建造物の耐震化、そして「揺れたら逃げる」という津波防災の大原則を徹底したい。
 今月13日、低気圧による強い風雨で千葉県鴨川市の一部住民に避難勧告が出されたが、避難所に逃げた住民は皆無だった。新型コロナウイルスに感染するリスクを考慮した結果だろう。しかし、ひとつ間違えれば多くの命が失われかねない「危険な判断」だったと認識する必要がある。
 津波や土砂崩れ、洪水、高潮などの水の猛威から命を守る手立ては避難以外にはない。
 一瞬にして命がのまれる津波や土砂災害から逃れることを、感染症防護より優先すべきなのは当然のことである。
 住民が避難行動を徹底するためにも、国や自治体は避難所の環境改善に早急に取り組むことが求められる。「雑魚寝」状況の解消、高齢者や乳幼児らのケア、感染が疑われる住民の検査と隔離など課題は山積している。感染症対策の遅れが、避難行動を鈍らせることは、あってはならない。」
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 現代日本人には、歴史力がなく、自分が好きな物語、自分の都合の良い物語をでっちあげる。
 日本の歴史には、勧善懲悪やハッピーエンドなど存在しない。
 言葉に出そうが出すまいが、自然災害も感染症拡大も起きる時は起きる。
 起きた時にどうするかが、言霊の霊力である。
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 現代日本は責任逃れで、前例主義、事勿れ主義、先送りである。
 責任逃れの嘘と誤魔化しと詭弁、そして問題を解決せずに先送りする。
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 武士は四の五のと言い訳せず、武士に二言はなく、口に出した言葉に責任をとり、違えれば切腹した。
 現代日本には、武士・サムライはいない。  
 現代日本人には、武士・サムライ、武士道や大和心を語る資格はない。
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 昔の庶民(百姓や町人)と、現代の左翼・左派、リベラル派・革新派、メディア関係者さらには右翼・右派、一部の保守派も無関係である。
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