🌀7〗─11─武漢肺炎拡大と食料安全保障。~No.47No.48 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 日本は食糧自給率が低い為に、必要な食料を海外から輸入するしかなく、生産国が売ってくれなければ飢餓に追い込まれる。
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 2020年4月17日 産経新聞「新型コロナ G20農業大臣、21日に臨時会合 「食料安保」が主要議題に 江藤農水相
 江藤拓農林水産相は17日の閣議後記者会見で、20カ国・地域(G20)の農業大臣が21日に臨時会合をテレビ会議方式で開く方針だと述べた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一部の国が食料の輸出制限を設けたと伝えられる中、食料の安定的な供給を確保する「食料安全保障」の在り方が主な議題になる見通し。
 江藤氏は「G20各国が連携して、これまでと変わらぬ食料の輸出入の体制を維持するように、わが国としての主張をしっかりとさせていただく」と述べた。
 一方、江藤氏は、政府が緊急事態宣言の対象区域を全国に拡大したことに関して「食料や食品の供給が滞ることは、まず想定されていない」と指摘。その上で「物流や仲買、卸の段階で、どのような影響が出るのかは極めて注意深くみていかないといけない。モノが滞留しないということが一番大切だ」とも語った。
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 4月17日12:00 産経新聞尖閣周辺に中国船 4日連続
 尖閣諸島を含む東シナ海上空=沖縄・尖閣諸島鈴木健児撮影)
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で17日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは4日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
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 4月19日 産経新聞「14カ国が農産物の輸出制限 日本は「支障なし」
 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界の食料供給体制にも影を落としかねない。農林水産省によると、16日時点で少なくとも14カ国が農産物・食品の輸出制限を実施している。日本を含む20カ国・地域(G20)は21日に農業大臣の臨時テレビ会議を開くが、食料の安定的な供給を確保する「食料安全保障」の在り方が主な論点になる見通しで、自国を過度に優先する動きの拡大を牽制(けんせい)できるかが焦点となる。
 輸出制限を実施する14カ国はロシアやウクライナ、トルコ、ベトナムカンボジアなど。ロシアは世界最大の小麦輸出国だが、4~6月は小麦などの輸出に1~3月実績の約720万トンを小幅に下回る700万トンの枠を設定した。ウクライナは小麦やソバの実、ベトナムはコメで、それぞれ輸出制限を導入した。
 農水省によると、日本は小麦の国内消費の88%を輸入に頼っており、トウモロコシはほぼ全量、大豆も92%に達する。ただ、輸入先をみると、小麦は米国とカナダ、豪州で98%を占め、小麦の輸出制限を導入したロシアのシェアはわずか1%だ。トウモロコシや大豆も、米国やブラジルなどからの輸入が大半を占める。農水省幹部は「現状で日本の穀物の輸入に支障は生じていない」と話す。これらは国内に備蓄もある。
 とはいえ、輸出制限の拡大は、経済的に貧しく食料が不足しがちな国々には特に打撃となりかねない。
 国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)、世界貿易機関WTO)の事務局長は3月31日に共同声明を発表。「食料の入手可能性をめぐる不確実性は、国際市場における(食料の)不足とともに、輸出制限の波を引き起こす恐れがある」と懸念した。
 江藤拓農水相は17日の記者会見で「一部では、自国優先的な食料供給体制(がみられる)」と指摘。21日のG20農業大臣の臨時テレビ会議では「これまでと変わらぬ食料の輸出入の体制を維持するよう、わが国としての主張をしっかりと行う」と述べた。食料輸入国としての立場から、過度な輸出制限をしないよう各国に呼びかけるとみられる。(森田晶宏)」
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 5月29日 産経新聞「コロナで中南米1370万人が食料不足に WFP予測
 世界食糧計画(WFP)は28日までに、新型コロナウイルス流行により中南米カリブ地域で、今年中に約1370万人の社会的弱者が深刻な食料不足に陥る可能性があるとする予測を発表した。WFPは地域の貧しい人たちや非正規労働者への食料支援が急務だと呼び掛けている。
 2019年にはWFPが活動する地域の11カ国で約340万人が食料不足に直面していたが、今年は新たに1千万人以上が貧困と飢餓に追いやられる可能性があると指摘。この中には新型コロナ流行前から深刻な経済危機に陥っているベネズエラは含まれていない。
 国連中南米カリブ経済委員会(ECLAC)は、地域のことしの経済成長を平均マイナス5・3%と予測。WFPは移民や非正規労働者らへの社会保障制度適用を各国に促すとともに、国際社会の支援も呼び掛けた。(共同)」
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