🌌16}─1─国土交通省・気象庁 『地球温暖化問題とは』。デング熱。御嶽山噴火。2014年。~No.66No.67No.68No.69 @ ⑪ 

気候で読み解く日本の歴史―異常気象との攻防1400年

気候で読み解く日本の歴史―異常気象との攻防1400年

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 深刻な危機とは、日本経済に深刻なダメージを与える少子高齢化に伴う人口減少ではなく、地球温暖化による人類の生存に対する脅威である。
 2050年。2100年。異常気象によって発生する甚大な自然災害と共に生きる日本人は、20歳以下の子供達であり、20歳以上の大人ではない。
 明日死ぬかもしれない大人は、将来の事に思い煩う事なく、少しでも贅沢をして今を楽しく生きれば良い。
 デング熱などこれまで日本では流行しなかった伝染性疾患が、気温上昇によって日本で発症する。
 ここ10年の間に、幾つかのウイルスや病原菌による伝染症が、交通手段の発達によって世界各地に拡大し、多くの犠牲者が出ている。
 エボラ出血熱鳥インフルエンザ西ナイル熱マラリアコレラ結核デング熱
 人類は、地球温暖化によって急速に拡大する感染治療に後手に回っている。
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 WHOと国連食糧農業機関などは、「年間で最も人を殺している生物」を分析してランキングを発表した。
 1,蚊。 2,人間。 3,ヘビ 4,犬。
 WHOは、「アジアでは、デング熱の広がりが警戒レベルに達している」と警告を発した。
 ウイルスを拡散する蚊は、温暖化によって生息地を広めている。
 温暖化が進むと、2080年代までに45億人以上が危険に晒されると言われている。
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 年々、異常気象による大災害が多発する日本。
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 絶望的な、人類の人口爆発と地球規模の食料不足。
 食糧自給率の恢復を諦め、外国への依存度を増加させている食糧輸入国の日本。
 食べもしない食料を大量に買い込み、そして生ゴミと捨てて恥じない日本人。
 自助能力をなくした自立心なき日本人。
 日本経済(金儲け)の為に、総人口1億人を維持するべく1,000万人以上の外国人(主に中国人貧困者)を移民させようとしている日本。
 100年後の2100年には、他人を思い遣る民族系日本人約4,000万人と他人を思い遣らない外国人系日本人約6,000万人が日本国民となる。
 それ以前に、現代の日本人自体が他人を思い遣るよりも自分の事のみを優先するようになっている。
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 自然災害多発地帯に住んでいた昔の日本人は、甚大なる被害をもたら自然の猛威に対して、人間が粋がったとて所詮は無知や無力を肌身で知ってい。
 賢く賢明な日本人は、いつ何時、牙を?いて襲いかかって自分はおろか家族の命を奪い家財産を奪い、田畑すべてを破壊し尽くすか分からない自然を憎まず、むしろ愛し、身を正し誠意を持ち、謙虚になって敬い奉り、挑まず、抵抗せず、逆らわず、全てを受け入れ、受け流した。
 日本神道における原始的自然崇拝は、自然災害多発地帯に暮らしてきた古代人の、自然の流れに身を任せて逆らわず、自然とともに生きそして死ぬ、そうした自然を中心として暮らす島国の叡智であった。
 島国の叡智は、自然に挑み屈服させそして破戒する大陸の知恵とは対極にある。
 自然を大事にするのは東洋的と言うが、それはウソで、儒教価値観の中国や朝鮮には存在しない。
 自己中心的な中国や朝鮮などの東アジアは、「天の徳」思想に基ずく一君独裁制度を「善」とする儒教を受け入れ、自然を意識した道教や仏教は根付かなかった。
 自然多発地帯に住む島国の日本人は、天災は何時かは訪れ、命を失うような被害は避けられないと覚悟し、立ち向かいのではなく受け流して被害を最小限に止めようとした。
 それが、田舎の祭りとなり、土着の民話となって、後世に伝えられた。
 東北沿岸で、無意味な巨大な防波堤を建設して自然災害の脅威を組み伏せようとしている現代日本人には、古代日本人の叡智はなく、自然の猛威の前に消え失せる存在である。
 それは、大陸各地に廃墟を残して滅び去った人が住まない古代文明の道である。
 現代日本人は、自分だけの利権に目の色を変え、自分だけの金儲けに狂奔し、自分だけの幸せを追求するばかりで、自然の脅威・猛威に恐怖し畏れた自然崇拝という古代日本人の叡智はない。
 それは、滅びの道である。
 地球市民日本人は、自然を捨て、古代日本人の叡智を捨て、浮かれ騒ぎながらひたすら滅びつつある。
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 今後、日本も、地球異常化にともなう気候混沌で、大型台風や大雪などの数多くの自然災害による甚大な被害が発生する危険性が増している。
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 国土交通省気象庁
地球温暖化問題とは」
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 地球温暖化の原因
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 温室効果とは
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 温室効果ガスの種類
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 温室効果ガスの観測
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 温室効果ガスの濃度の変化
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 地球規模の気候の変化
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 日本の気候の変化
 日本の平均気温は、1898年(明治31年)以降では100年あたりおよそ1.1℃の割合で上昇しています。特に、1990年代以降、高温となる年が頻繁にあらわれています。日本の気温上昇が世界の平均に比べて大きいのは、日本が、地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられます。
 気温の上昇にともなって、熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の夜)や猛暑日(1日の最高気温が35℃以上の日)は増え、冬日(1日の最低気温が0℃未満の日)は少なくなっています。
 1日に降る雨の量が100ミリ以上というような大雨の日数は、長期的に増える傾向にあり、地球温暖化が影響している可能性があります。
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 さくらの開花日の変化
 さくらの開花の時期は、春先の気温の変化にともなって早まってきていることが長年の観測結果からわかります。
 1960年代の4月1日には、三浦半島から紀伊半島にかけての本州の太平洋沿岸と四国、九州でさくらが開花していました。それが最近10年間では同じ時期に関東、東海、近畿、中国地方でも開花するようになってきています。
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 地球温暖化と海洋
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 地球規模の気候変化の予測
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 日本の気候変化の予測
 日本の周辺で起きる気候変化を細かく予測する研究も行われています。今後も二酸化炭素などの温室効果ガスを多く排出(エネルギーのバランスと経済発展を重視しグローバル化が進展する社会を想定)する場合、100年後の日本の気候は次のように予測されています。
 ・気温は現在よりも3℃程度高くなる。予測される気温の上昇は高緯度ほど大きい。
 ・全国平均の年降水量(雨または雪の量)は増加する。これは、地球温暖化によって、大気に含まれる水蒸気量が増えることなどによると考えられる。
 ・日本のほとんどの地域で積雪の量が減る。これは、気温の上昇によって雪ではなく雨が降る場合が増えるためと考えられる。
 ・北海道の内陸部などでは雪の量は現在と同程度か増える。これは、温暖化が進んでも依然として気温が低いためと考えられる。
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 台風の将来予測
 北大西洋では熱帯海域の海水温の上昇にともなって、1970年ごろから強い熱帯低気圧(ハリケーン)の活動が増えています。一方、台風(最大風速が秒速17.2メートル以上の北西太平洋の熱帯低気圧を台風と呼びます)の発生個数、日本への接近数、上陸数には、長期的な増加や減少の傾向は見られません。
 地球温暖化にともなう台風やハリケーンといった熱帯低気圧の活動の予測研究によると、非常に強い熱帯低気圧の数は増えると予測されています。また、熱帯低気圧にともなう雨は強くなる傾向があると予測されています。
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 地球温暖化を緩やかにするための国際的な取り組み
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 地球温暖化を緩やかにするために私たちにできること
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 2014年 人口爆発と食糧問題における良いニュースと悪いニュース。
 1月16日号 週刊文春「2014年版『危機回避マニュアル』橘玲作家」
 「アベノミクス版 臆病者のための資産運用入門 新春特別講義
 ……
 エネルギー危機は起こらない。
 最初はよいニュースから。
 90年代に時計の針を戻せば、人口爆発による食糧危機と、中国の経済成長による石油資源枯渇の不吉な予言が溢れていた。だが20年以上経っても、人類が飢えと寒さに怯える破滅的な未来の兆候はない。
 昨年11月末にコメの減反政策廃止が決まったが、減反というのは強制的に食糧をつくらせないことだ。戦後ずっと、コメは足りないのではなく余っていた。
 これは日本だけの問題ではなく、欧州では小麦、米国ではトウモロコシ農家を補助金によって保護し、つくり過ぎを抑制している。すなわち、食糧は世界的に余っているのだ。
 穀物の生育には窒素が必要で、人類は堆肥などで土壌に窒素を加えるようと努力してきた。だが20世紀になって空気中に無尽蔵にある窒素を固定する方法が発見され、化学肥料として普及したことで穀類などの生産が劇的に増加した(品種改良の成果もある)。養鶏や養豚では穀類を肥料にするから、食肉の生産量も大きく増えた。
 この『第二の農業革命』によって、20世紀半ばに人類は歴史上始めて飢餓の恐怖から解放された。その代償として先進国は、食糧価格が下落して農業の生計が成り立たなくなる『農業問題』に悩まされることになったのだ。
 ……
 『食糧危機』も『エネルギー危機』も起こらない。それなのになぜ、大騒ぎするひとがいるのだろうか。それは既得権を守ったり、予算を獲得するのに『危機』が必要だからだ。
 食糧が余っているとわかれば、なぜ農家を保護する必要があるのか、という話になる。……
 それでは、人口爆発はどうなったのだろう。1960年の地球人口は30億人で、それが半世紀の現在70億人まで増えた。このままでは100億人を超えるのも時間の問題に見える。
 だがこの人口予測も大きく外れた。最大の人口を抱えるアジアで出生率が大きく下がっているからだ。
 生活がゆらかになれば、ひとびとはたくさんの子どもを産まなくなる。アジアも中産階級の台頭で子どもの数が減っており、中国の都市部(北京市上海市)では出生率が0.7程度まで下がっている。一人っ子政策を緩和しても出生率は改善せず、中国の総人口はすでに減少に転じている。1970年に5.5だったインドの出生率も2.59と半分以下になった。
 経済発展から取り残されたアフリカは今後も人口が増え続けるだろうが、それでも地球の人口は2050年に90億人程度で頭打ちになると見られている。人類は人口爆発の恐怖からも解放されたのだ。
 唯一知ることのできる未来とは
 それでは次に、悪いニュース。
 出生率が下がって寿命が延びれば、少子高齢化になるのはどこも同じだ。
 誰も未来を知ることができないが、その唯一の例外が人口動態だ。日本のような成熟した社会では年齢ごとの死亡率はほとんど変化しないので、いまのゼロ歳児が平均寿命を迎える八十数年後まで人口構成がどうなるかはほぼ決まっている。
 日本の人口は2005年から減少を始めており、2050年には9,500万人まで減るものの、総人口に占める老年人口(65歳以上)の比率は39.6%に上昇し、年少人口(14歳以下)の比率は1割を切る。
 もうひとつはっきりしているのは、日本国の借金が増えることはあっても減らすことがきわめて難しいことだ。IMF国際通貨基金)の推計によれば、日本の政府総債務残高は1995年に450兆円、2000年に700兆円だったが、現在は1,200兆円に迫ろうとしている。国の借金は年間50兆円のペースで増えているが、その大半は国債の償還と社会保障費に充てられている。少子高齢化の進展とGDP比2倍を超える債務残高によって、この国の未来の選択肢は限られている。私たちは今後、増税と歳出削減に耐えるか、さもなくば財政破綻によるインフレで国家債務を帳消しにするかの不愉快な二者択一を迫られることになるだろう」
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 3月3日 msn産経ニュース「温暖化で熱中症の死者増 環境省専門委が中間報告 渇水増、海洋生物の分布域変化…
 地球温暖化の影響やリスクを評価する環境省の専門委員会=3日午前、東京都千代田区
 地球温暖化が日本の自然や社会に与える影響やリスクを評価する環境省の専門委員会は3日、温暖化に関連し熱中症による死者数が増加傾向にあるとした中間報告書を大筋で了承した。温暖化被害を軽減するため政府が平成27年夏に初めてまとめる「適応計画」作りに生かされる。
 報告書は日本の年平均気温がこの100年間に1。15度の割合で上昇、今世紀末にはさらに2。5〜3。5度上昇すると指摘。気候変動の影響とみられる事例として、海水温上昇による海洋生物の分布域変化やサンゴの白化、感染症デング熱を媒介するヒトスジシマカの北上、四国を中心に過去20年間に渇水が多発していることなどを挙げた。
 将来予測には、情報の確からしさや影響の重大性、緊急性を整理した後、食料や生態系など分野ごとに分け最終報告書に追加する。現段階では「今世紀末、梅雨の後期に降雨量と強い雨の頻度が増加する」などの研究例を例示した。
 専門委は27年2月に最終報告書をまとめる予定。」
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 9月17日 読売新聞「水害・渇水進む極端化
 豪雨の警告 上
 広島市の土砂災害など各地にもたらした『平成26年8月豪雨』では、90人近くが死亡・行方不明となった。豪雨は9月も続き、北海道では特別警報が出された。かつてない降り方で迫り来る雨に、我々はどう立ち向かえばいいのか。
 ……
 この夏、いつもと違う雨が降った。8月24日には、礼文島で土砂崩れにより2人が死亡。近畿や中四国でも、同月の雨量が平均の3倍を超えた。
 気象庁の異常気象分析検討会は今月3日、太平洋とインド洋の水温が一部で平年より高く、気圧配置のバランスが崩れ、日本に湿った気流が入り続けたのが原因との見解をまとめた。だが、検討会会長の木本昌秀・東京大教授は『問題は、同じ気象状況の時でも、実際に降る雨が近年、強くなっているということだ』と指摘する。
 変化は過去40年間の地域気象観測システム(アメダス)のデータにも表れている。1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が全国で降る回数は、1970年代後半は年に180回くらいだったが、2013年は237回に達した。平均すると10年ごとに約20回も増えたことになる。
 一方で、雨が降らない日も、長期的に見ると増えている。気象が極端化する要因として、多くの専門家が地球温暖化を挙げている。
 『気温が上がると、大気に蓄えられる水蒸気の最大量も増えるため、空が水蒸気で飽和するまでに時間がかかる。満杯になれば、ため込まれた水が一気にドバッと放出され豪雨になる』
 石原幸司・気象庁調査官は極端化のメカニズムをこう解説し、『水害と渇水のリスクが、ともに高まっている』と懸念する。
 気象災害は世界中で増え続けている。世界気象機関が7月にまとめた報告では、死者10人以上などの被害を出した洪水、渇水、土砂災害、暴風、熱波は01年から10年間で計3,496件発生し、それ以前の10年間の1.5倍。ただ現在の予報技術では、こうした現象を高い精度で予測するのは難しい。
 『空が荒れてから慌てても遅い』。国の防災対策実行議会委員の河田恵昭・関西大教授は言い、こう強調する。『早めの避難を家族で徹底するなど、身の守り方を事前に考えているかどうかが生死を分ける』」
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 9月22日 msn産経ニュース「紅葉、見ごろはXマス 2050年の世界気象予報[地震津波・地球科学]
 温室効果ガスの排出量が今のペースで増え続けると、2050年の気候がどうなるのか知ってもらおうと、世界気象機関(WMO)は22日までに、世界各地の気象予報番組を、動画サイト「ユーチューブ」で公開した。日本は紅葉の見ごろがクリスマスになるという。23日に米国で開かれる国連気候変動サミットを盛り上げるための試みの一つで、世界10カ国以上のテレビ気象キャスターが登場。ビデオはサミット会場内でも上映する予定だ。
 日本からは、NHKの気象キャスター気象予報士井田寛子さんが2050年9月23日の気象を予報。「お彼岸になっても、仙台、東京、名古屋で厳しい暑さが収まらない。熱波の影響で京都の紅葉の見ごろはクリスマスごろになりそうで、季節感は大きく変わってしまった」と話した。猛暑の続く日本列島にスーパー台風が接近し「大雨に最大級の警戒をしてほしい」とも述べた。」
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 9月25日号 週刊新潮
 「がんの練習帳 中川恵一 がん細胞と人類の類似性
 がんと人類は似たような面があります。ともに、周囲の環境を破壊しながら、『増殖』を続けるといころです。
 今や、世界の人口は70億になり、100億も目の前です。がん細胞の数と同様、人口も〝指数関数的に〟増えますから、遠いない将来、人口が1,000億あるいは1兆となるかもしれませんが、おのとき、地球の環境は果たして持ちこたえることができるでしょうか?素直言って、私は悲観的です。
 ……
 がん細胞は、自分が生まれた患者さんの体内でしか生きられない存在なのです。
 人類も地球上でしか生きることはできません。宇宙開発に期待が寄せられていますが、宇宙放射線を遮断してくれる空気が存在しない宇宙空間では、1日の被ばく量が1ミリシーベルトにも達してしまいます。宇宙飛行士の若田さんや古川さんが半年で帰還するのは、累積の被ばく量が、がんを増やすレベルになるからです。
 人類は地球上でしか生存できないにも拘わず、化石燃料を消費しながら、〝増殖〟を続け、地球環境を悪化させ続けています。
 主要な温室効果ガスである二酸化炭素の、世界の平均濃度は1984年に観測を初めて以来上昇し続けていす。昨年には396ppmと過去最高となっただけでなく、前の年からの増加量も2.9ppmと過去最大となりました。
 世界の平均気温は、100年あたり約0.69度の割合で上昇していますが、『世界気象機関』は、2100年までの気温の上昇を1度程度にとどめるには、二酸化炭素などの排出量を今の2割まで削減する必要があると警鐘をならしています。
 温暖化の影響を受けやすい北半球の中緯度に位置する日本の場合、100年で1.1度も気温が上昇しています。そして、このままでは、今世紀末の日本の気温は3.5〜6.4度も上昇すると予想されています。
 温室効果ガスの濃度上昇によって1度でも気温が上昇すると、高知では41度を記録したような猛暑、『平成26年8月豪雨』などの暴風雨や土砂災害、干ばつや砂漠化の進行といった〝極端な〟気象現象が頻発します。農作物の値段は高騰し、海水に溶けた二酸化炭素による海の酸性化で水産業にも影響が現れるでしょう。
 本来は熱帯病であるはずのデング熱が日本でも流行し、東京の公園が閉鎖されるなど、〝これまでに経験したことのない〟異常事態が、今、進行しています」
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 9月27日 御嶽山噴火。
 世界の活火山の7%超、110が日本列島にある。


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温暖化が進むと「農業」「食料」はどうなるのか? (エコラボFILE 1)

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温暖化と自然災害―世界の六つの現場から

温暖化と自然災害―世界の六つの現場から

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  • 出版社/メーカー: 古今書院
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本