異常気象と地球温暖化――未来に何が待っているか (岩波新書)
- 作者:鬼頭 昭雄
- 発売日: 2015/03/21
- メディア: 新書
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
地球温暖化=地球異常化。
気候変動=気象混沌。
海水温上昇=海流蛇行。
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2015年3月20日 産経ニュース 「今世紀末、日本の平均気温3・5度上昇も 気象庁がレポート
気象庁は20日、2005年以来となる「異常気象レポート」を公表、今世紀末ごろの2076〜95年の20年間の年平均気温が1980〜99年と比べ、全国平均で2・5〜3・5度上昇すると報告した。短時間に強く降る雨も増えるとした。
異常気象レポートは異常気象や気候変動の現状と将来見通しに関する気象庁の基本見解をまとめたもの。
レポートによると、世界の年平均気温は19世紀末の統計開始から2013年までの間に100年当たり0・69度、日本はさらに高い1・14度の割合で上昇。中でも1990年代以降は高温となる年が頻繁に現れるようになった。
原因は、数年から数十年程度で繰り返す自然変動に加え、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス排出量の増加による長期的な気温上昇が重なったためと分析。
降水量は、1日に計100ミリ以上や計200ミリ以上の大雨となる日数が増加。逆に1ミリ以下の無降水日数も増える傾向にあるとした。」
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4月5日 産経ニュース 「今年初の「真夏日」、宮崎・日向で30・1度 西日本で気温上昇
日本列島は5日、列島にかかる前線に南から暖かい風が吹いた影響で、西日本を中心に気温が上昇し、宮崎県日向市で最高気温が30・1度となり、全国で今年初めて30度以上の真夏日となった。
気象庁によると、日向市の最高気温は平年より約10度高く、7月上旬並みの暖かさで、4月として観測史上最高だった。
この日の日向市は最低気温も16・4度で平年より約7度高い5月下旬並み。晴れ間が広がった午後になって気温が一気に上がり、午後1時39分に最高気温を記録した。沖縄県伊是名村でも30・0度を記録した。
西日本では25度以上の夏日も相次ぎ、鹿児島県肝付町で28・1度、愛媛県宇和島市と大分県佐伯市でいずれも27・0度など、各地で6月並みの気温となった。」
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5月中旬 岐阜県中津川市の国有林で、約60年ぶりにササの花が咲いた。
日本の歴史で、「笹の花が咲くと飢饉になる」と言われてきた。
小山泰弘(長野県林業総合センター)「広範囲で開花すれば、ササの実を食べたネズミが大繁殖します。しかし翌年にはササは一斉に枯死してしまうので、ネズミが食べ物を求めて穀物などを食い荒らす。このような事から、ササの花が咲く事を凶事ととらえたのではいでしょうか」
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5月4日 産経ニュース「はや夏到来!! 和歌山・白良浜、近畿のトップ切り海開き
近畿一早い海開きが行われ、若者や家族連れらが初泳ぎを楽しんだ=和歌山県白浜町
白砂で知られる和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で3日、近畿で一番早い海開きが行われ、色とりどりの水着姿の女性や家族連れらが、青く澄み切った海に飛び込んだり水を掛け合ったりと、初泳ぎを楽しんだ。
延長620メートルにわたって真っ白い砂浜が続く白良浜はシーズン中、約60万人の海水浴客が訪れる近畿屈指の海水浴場。「白浜の夏」をアピールしようと16年前からゴールデンウイーク中に海開きをしている。
この日は気温26度、水温22度で、まずまずの天気にも恵まれた。大阪市から家族連れで訪れた友沢健一さん(39)は「何度も白浜に来ているが、海も浜もきれいで気持ちがいい」と話し、波打ち際で子供と遊んでいた。」
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2015年5月13日 産経ニュース「台風一過の日本列島、各地で真夏日 館林30・2度、静岡30・1度
真夏の陽気となり、暑そうに東京・銀座の交差点を歩く人たち=13日午後
日本列島は13日、台風一過となって各地で青空が広がり、群馬県館林市や静岡市などでは、最高気温が30度を超える真夏日となった。最高気温が25度以上の夏日となる地点も相次いで、7月中旬並みの暑さとなるところも多かった。
気象庁によると、台風6号から変わった低気圧は、13日午前には北海道の沖合まで進み、日本列島は西から移動してきた高気圧に覆われたため、広い範囲で晴れた。
各地の最高気温は、館林市が30・2度、静岡市が30・1度、埼玉県熊谷市や山梨県南部町などが30・0度。東北から沖縄・奄美までの各地でも25度以上となった。
28・7度を記録した山梨県大月市のJR大月駅前では、強い日差しが照りつける中、上着を手に歩くサラリーマンの姿も見られた。」
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2017年11月10日 産経ニュース「黒潮の蛇行さらに拡大 関東で雪降りやすく?
今年12年ぶりに確認された、黒潮が東海沖で大きく南へ曲がる「大蛇行」について、海上保安庁は9日、5日時点で前回観測の9月末から約60キロ南下し、蛇行の幅がさらに大きくなっていると発表した。漁場の位置に影響を及ぼす可能性があるほか、今冬は関東で雪が降りやすくなるとの見方も出ている。
黒潮は通常、日本列島に沿って太平洋を西から東へ流れる。ところが、8月下旬以降、紀伊半島南端の潮岬付近から大きく南へ曲がる状態が続いている。
海上保安庁によると、9月27日時点で静岡県の300キロ沖の北緯31・9度付近に南下。11月5日にはさらに約60キロ南の北緯31・4度付近に移動していた。
鹿児島大の中村啓彦教授(海洋物理学)は「大蛇行が発生すると太平洋側を通過する低気圧の中心が南側にずれる傾向がある。そのため関東に吹き込む風は低気圧に向かって流れ込む冷たい北東風になり雪が降りやすくなる」と指摘する。」
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ハリケーン・イルマ。カテゴリー5.648億ドル。2017年8月末。
ハリケーン・サンディ。687億ドル。2012年カテゴリー3.
ハリケーン・マリア。916億ドル。2017年9月。カテゴリー5.
ハリケーン・ハービー。1,250億ドル。2017年。カテゴリー4
ハリケーン・カトリーナ。1,250億ドル~1,600億ドル。2005年8月末、
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カルカッタのサイクロン。1937年10月7日。死者30万人。
インド南東部のコリンガ。死者30万人。1839年11月25日。
ベンガル、ボーラ・サイクロン。死者30万~50万人。1970年11月12日カテゴリー3。被災者360万人。
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