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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
2019年9月19日08:17 産経新聞「環境少女「科学に基づき行動を」 米下院で証言
18日、米下院委員会の公聴会で証言したスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(AP=共同)
地球温暖化対策の強化を訴えるため米国に滞在中のスウェーデンの少女、グレタ・トゥンベリさん(16)が18日、米下院委員会の公聴会で証言した。自身の意見の代わりとして、温暖化に警鐘を鳴らすため国連の科学者組織がまとめた報告書を提出。「科学者の声を聞き、科学に基づいて団結し行動してほしい」と呼び掛けた。
トゥンベリさんは温暖化の危機を初めて学んだときに「怒りを感じ、この事態を人々が認識するために何か行動したいと思った」と語った。中国の対策が不十分とする意見が話題に上ると、スウェーデンでは米国の取り組みが不十分と指摘されていると訴えた。
同世代の米国の3人も公聴会に出席。ジェーミー・マーゴリンさん(17)は温室効果ガス削減について「できる努力をしないのは恥ずかしいことだ」と述べ、トランプ政権を批判した。(共同)
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9月24日00:15 産経新聞「国連気候行動サミット開幕 環境少女トゥンベリさん「失敗すれば決して許さない」と首脳らに訴え
国連本部で開かれた「気候行動サミット」で訴えるグレタ・トゥンベリさん=23日、米ニューヨーク(国連のホームページから)
【ニューヨーク=上塚真由】世界各地で熱波や豪雨など自然災害や異常気象が発生する中、各国の首脳らが集う「気候行動サミット」が23日、米ニューヨークの国連本部で開かれた。国連のグテレス事務総長が主宰し、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が来年から始まるのを前に、温室効果ガスの大幅削減など具体的行動の強化を図るのが狙いだ。
サミットには英仏独など欧州各国やインド、中国などの首脳や閣僚60人以上が演説し、具体的な施策を表明するほか、経済界や環境保護団体も議論に加わる。
グテレス氏は開幕に際し「気候危機を起こした原因は私たちにあるが、解決策を打ち出すのも私たちであるべきだ」と演説。若者による世界規模の抗議活動の火付け役となったスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)は「温暖化対策に失敗すれば、あなたたちを決して許さない」と首脳らに訴え、緊急の行動を求めた。
ただ、欧州諸国が温暖化対策に前向きな姿勢を示す中、パリ協定からの離脱を表明したトランプ米大統領は会場に立ち寄っただけ。日本からは安倍晋三首相は参加せず、小泉進次郎環境相が開会式に出席したが、演説の予定はない。
パリ協定は産業革命前に比べ地球の平均気温の上昇を2度未満、できれば1・5度に抑えることを長期目標に掲げるが、このままでは今世紀末の気温が産業革命前と比べ3度上昇し、自然災害や環境面で深刻な被害が生じるとの専門家の予測もある。国連はパリ協定採択後も温室効果ガスの排出量が増えていることを憂慮し、迅速な対策強化が不可欠と訴えている。
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9月24日14:18 産経新聞「気候行動サミット 温室効果ガス、77カ国が「50年までに実質ゼロ」
「気候行動サミット」で閉幕のあいさつをする国連のグテレス事務総長=23日、米ニューヨークの国連本部(共同)
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【ニューヨーク=上塚真由】深刻さを増す地球温暖化に対処するため、各国の首脳らが集う「気候行動サミット」が23日、米ニューヨークの国連本部で開かれた。主宰した国連のグテレス事務総長は閉会の演説で77カ国が、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする長期目標を表明したと明らかにした。
温暖化に危機感を抱き、迅速な行動を求める若者の抗議の声を背景に、多くの国が対策強化を明確にした。一方で、温暖化対策に後ろ向きだとの批判もあるトランプ米大統領は一時会場に姿を見せたものの、演説はせず、各国で温度差も浮き彫りとなった。
開会式では、若者による抗議活動の火付け役となったスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)が涙ながらに演説。前進しない温暖化対策に言及し、「若い人たちはあなたたちの裏切りを理解し始めている。未来の世代の目があなたたちに向けられている。私たちを裏切るなら決して許さない」と訴えた。
演説では、インドのモディ首相が再生可能エネルギーを拡大させる計画を表明したほか、マクロン仏大統領は温暖化対策のための発展途上国への資金援助を拡充させる考えを示した。また、長期目標とは別に、自国の当面の目標を20年までに引き上げると表明した国も70カ国に上った。
日本からは小泉進次郎環境相が開会式に出席したが演説の機会はなく、米国と同様に「50年排出ゼロ」を掲げる国々には加わらなかった。また、世界最大の温室効果ガス排出国である中国の王毅国務委員兼外相は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の目標達成に向けて真摯(しんし)に取り組んでいる姿勢を強調したが、従来の取り組みを上回る発表はなかった。」
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