🍙57〗─1─日本の農業を衰退させ食糧自給率を下落させたのは日本人である。農業は恥。〜No.301No.302No.303 

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   ・   ・{東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本は、食糧・物資・エネルギーをアメリカ国内若しくはアメリカの影響下の国や地域で購入し、金融・サービス・通信・インターネットをアメリカに依存し、輸送・運輸・運送・交通をアメリカ軍の犠牲で保護を受け安全に自由に行っている。
 日本は、アメリカを同盟国として頼らなければ一日として生きていけない。
 中国・中国共産党など、何の頼りにもならない。
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 戦後復興も高度経済成長もバブル経済も、全てが人口爆発による若者が多く老人が少ない若い時代の成功例でしかなかった。
 それが、大量生産の大量消費という右肩上がりの好景気社会であり、明日は今日よりも数倍よくなるという明るい空気が充満していた希望と夢に満ちた強欲社会である。
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 日本経済は、高度経済で農業から製造業に舵を切って農業を衰退させ、バブル経済で製造業から金融・サービス業へと舵を切ってき製造業を捨てた。
 バブル経済が崩壊した今、最後に残された金融・サービス業も衰退し始めている。
 日本には頼るべき農業も製造業もない為に、日本人は生活する為に都市部へと徐々に移動し始めている。
 現代の日本人は、金の為に日本人によって殺され死滅した在来種の日本産トキに似ている。
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 日本人は、しょせん無能に近い馬鹿である。
 それが際立っているのが、現代日本人であり、高学歴出身知的エリートである。
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 2019年7月25日号 週刊新潮「ネットニュース編集者 中川淳一郎
 この連載はミスリードです。
 たのきんDASH村があれば・・・
 『食彩の王国』(テレビ朝日系)という番組が好きで毎週観ています。同番組には一つの『型』があり、まずは品質の高い食材の生産者が登場して、その人の奮闘が描かれます。続いてその食材にホレ込んだ料理人が登場し、独創的な料理を振る舞うと、生産者が『こんなにおいしくなるんですね』と感動して終了、という流れです。
 品質を守る苦労なども描かれますが、『1980年代まではこの地域でも○○づくりは盛んだったのに、今では後継者不足に悩んでいます』となる。そこに若き生産者が、その火を絶やすな!とばかりに立ち上げる。しかし、(野菜の場合は)途中台風で全滅し収入がなくなったりするのですね。落ち込む彼らですが、ひょんなことから糖度の高くなるきっかけを見つけ、この野菜が大ブレイク、となります。
 第一次産業をめぐっては、こうした成功譚はあるものの、常に取り沙汰されるのが後継者不足です。成功者が登場する同番組でさえ、この問題と無関係ではいられません。
 後継者不足の理由として、私と同世代の第二次ベビーブームが『第一次産業は遅れてる・ダサい』との印象を子供の頃植えつけられていたことも影響していると考えます。何しろ80年代中盤、小学校の教科書の論調はこんな感じでした。
 〈公害病及び赤潮青潮など環境汚染は確かに酷いが、日本には国と雇用を支える見事な工業地帯が4つある(京浜、中京、阪神、北九州)。さらには瀬戸内工業地域東海工業地域もあり、これら〝太平洋ベルト〟により日本は繁栄を迎えているのである。公害病もここしばらく発生していない〉
 農業の扱いはといえば、強調されたのが『機械化貧乏』でした。農家はトラクターや田植え機などを買うために多額の借金をし、貧乏になる、という話です。さらには、中国の人民公社ソ連コルホーズとソホーズがあまり機能しないことを挙げ、『だから農業はダメなんだ!』と徹底的に叩き込まれました。
 いつしか子供達は製造業のサラリーマンこそ目指すべき道である、と思うほか、農家の子供達をバカにするように。祖父が農業をやっている同級生もいましたが、彼らはその事実を隠していました。あくまでも『お父さんはサラリーマンをやっている。僕も農家にはならない』と言うのです。同級生が農業をバカにする姿を見ているだけに、農家の孫であったとしても、『ウチのお爺ちゃんはダサいんだ』と思わされる空気があったのです。
 しかも、私が84年3月までいた神奈川県川崎市では、米飯給食がゼロでした。4月に東京都立川市に引っ越したら週に1回だけ米が出てきました。これも『日本は工業製品を大量に輸出し、パンや麺の材料となる小麦は輸入すればいい。米は時代遅れだ!』的な発想を当時の政府や農林水産省が持っていたのかもしれません。
 どんな大企業にも勤めようが安泰ではない今の日本。結局最後は食べ物を握っている人が勝つわけなので、なぜベビーブーム世代に農業への憧れを抱かせる教育をしなかったのだ・・・。あぁ、あの頃『たのきんDASH村』という番組企画があればよかったのに」
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 日本には、依然として農業不要論が存在する。
 そして、「守るべきは日本農業であって日本人農家ではない」、それがバブル経済時の常識とされた。
 農業のグローバル化で、日本農村は衰退し荒廃していった。
 そして、農家に嫁ぐ日本女性はいなくなり、男性は結婚できないか、東南アジアや中国から嫁を迎える国際結婚に希望を繋いだ。
 が、嫁いできた外国人女性は、夫が死んだら家屋敷や田畑を売って金に換えて子供を連れて国に帰っていった。
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 日本システムであった、忠臣蔵的な終身雇用・年功序列は崩壊し存在しない。
 日本企業は、社員を家族と認識せず、経営が悪化すれば解雇できる部品、歳を取り能力がなくなれば不良品として若く優秀な良品に取り換える部品としか考えてはいない。
 社員に求められているのは、愛社精神ではなく、才能を生かして実績を出す事のみである。
 そこに存在するのは、日本的な義理人情ではなく世界に通用する雇用契約のみである。
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 現代日本人、特に団塊の世代バブル経済期に金を稼ぎ享楽し飽食して食べ物を生ごみとして垂れ流した日本人は、日本の歴史において最低ランクと言うべき日本人であっり、自分の事は棚に上げ生活の不平不満や不公平をがなり立て、責任を国や社会に擦り付けて権利を主張する日本人は醜悪なだけである。
 それは、高学歴出身者と社会の落ち零れの増加で深刻化する。
 高学歴出身知的エリートの政治家・官僚・学者・メディア関係者そして企業家・経営者を見れば、絶望に近い無力感に襲われる。
 団塊の世代は、グローバル化を振りかざし、農業・農家に対して自己責任・自力救済・自助努力を押し付け、外国から安い農産物を大量に輸入し生産現場を衰退させ希望や意欲を奪った。
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 日本は、少子高齢化で老人が急増し若者が減少して人口激減が止まらない。
 動ける・働けるのに年金のみで生活しようとする老人は、消費者でもなければ生産者でもない。
 ただし、戦時中を生き戦後復興を成し遂げ高度経済を築き上げた老人は、国や社会そして国民に対する偉大な功労者として幸せな老後を送る権利がある。
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 日本農業・日本農家は、人口減少で日本人後継者が不足する為、それを補う為に外国人農業移民(主に中国人移民)を行い、外国人農業移民(主に中国人移民)に食糧生産を任せようとしている。
 つまり、現代日本人は自分で食糧を生産する事を嫌い、金で雇った外国人農業移民(主に中国人移民)に食べさせて貰う事に決めた。
 現実的に、過疎化した農村地帯の農地が外国資本(特に中国資本もしくは中国系日本資本)に買われている。
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 日本人の、男性の精子劣化、女性の卵子老化、生殖機能の退化、繁殖能力の衰退が止まらない。
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 世界は、地球温暖化が原因の異常気象による自然破壊と食糧生産の減少、そして人口爆発による食料不足に進んでいる。
 将来、それらの臨界点を超してクライシスが地球を、生物を、人類を襲う。
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