- 作者:カトリーヌ・ブルガン,ピエール・ダルリュ
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/06/24
- メディア: 単行本
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
人間は、平等ではない。
人種・民族・部族さらには血筋・家系には他との違いがあるが、それは差別ではなく、遺伝子(DNA)が持っている他とは違う特性に過ぎない。
遺伝子(DNA)の違いには、優劣は存在しない。
白人の遺伝子(DNA)は、都会的な機械に囲まれた文明社会に適応しているが、アフリカのなにももないサバンナでは生きていけない。
アフリカ人の遺伝子(DNA)は、手作りの道具一つを頼りにサバンナで猛獣たちとの生存競争を生きる能力に優れている。
人間は、遺伝子(DNA)によって決められている。
アフリカのサバンナでは、白人の遺伝子(DNA)は劣等遺伝子で、アフリカ人の遺伝子(DNA)は優等遺伝子(DNA)である。
つまりは、人眼が遺伝子(DNA)に支配されている以上は人種・民族の差別は無意味である。
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遺伝子(DNA)は、絶えず変化を繰り返し、変化しなければ死滅する。
強者の遺伝子(DNA)の進化は緩やかで時には退化する。
弱者の遺伝子(DNA)の進化は早く目まぐるしい。
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遺伝子(DNA)が血筋とともに子々孫々に受け継がれる以上、日本の伝統文化・芸能を継承する世襲制度と家元制度による家に伝わる秘技・秘伝・奥義の一子相伝は合理的で理にかなっている。
日本の文化・芸能が、数百年絶える事なく「そこにある」のは継承と伝承で成り立っているからである。
伝統の中にある継承と伝承とは、時代が変わっても「変わるところ」と「変わらないところ」をぶれることなく安定して秘めていることをいう。
日本の伝統とは、「変わらない」ことと「変わること」ことを言う。
日本人は、「家業に励む」が好きである。
日本には、数百年続く老舗の商店が数多くある。
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2017年1月14日・21日号 週刊現代「欧米人とこんなに違う『日本人の体質』 だからその食事と健康法、間違ってます
オリーブオイル、赤ワイン、牛乳・ヨーグルト、コーヒーとお茶・・・健康にいいと思っていたのに!
実は日本人の体質に合わない食べ物
昨今『地中海料理が体にいい』という話をよく耳にする。イタリアやギリシャの地中海沿岸の人が心臓病による死亡率が欧州一低いのは、オリーブオイルに含まれるオレイン酸が動脈硬化を防いでいるからと発表されたことがきっかけだ。以来、日本でもサラダや料理にオリーブオイルを使う人が増え『オリーブオイルは健康にいい』という認識が広く浸透している。
しかし、『いくらオリーブオイルが健康にいいからといって、日本人が大量に摂取すれば、かえって心臓病や生活習慣病の発症率が上がる危険性がある』と警告するのは、『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』の著者で内科医・医学博士も奥田昌子だ。
『それは、油が脂肪そのものだからです。オリーブオイルも例外ではありません。日本人は欧米人と比べて「内臓脂肪がつきやすい体質」のため、脂肪を摂取すればすぐ体についてしまい、血糖値や血圧を上昇させ、動脈硬化や心臓病の原因となりかす。一方で欧米人は油を摂っても遺伝的に内臓脂肪より、皮下脂肪になりやすいので、日本人のようなリスクは少ない。そもそも日本人の「体質」は独特なのです』
『体質』は遺伝的要因と環境的要因が絡まりあってできており、人種や生活環境が違えば、当然異なる。病気の発症率も違えば、摂るべき食べ物も変わる。
そのため『人種のるつぼ』と呼ばれる米国では『人種差別医療』という考が根付いている。だが、日本は島国のためか、これまで人種による体質の違いが大きく取り上げられることはなかった。
日本人とお酒の特殊な関係
そんな中、先ほどの奥田氏が上梓した『日本人の「体質」』は、人種差の視点から日本人の健康法を導き出した斬新な医学系新書として、今注目を集めている。
奥田氏が続ける。
『日本のメディアは欧米で流行している健康法を競って紹介しますが、日本人は欧米人とは異なる遺伝子を受け継ぎ、異なる遺伝要因の元で生きてきました。そのため欧米人に有効な健康法が日本人にも効果があるとは限らず、それどころか有害なことすらあるのです。
オリーブオイルもその一つ。動脈硬化を防ぎたいなら「オリーブオイルは悪玉コレステロールを上げにくい」というわずかな効果に目を奪われるのではなく、内臓脂肪がつきやすい日本人は、油そのものの使用を控えるべきです。さらに言うと、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は肝臓で合成できるので、意識して摂取しなくても健康が損なわれるようなことはありません』
オリーブオイル同様、海外で健康にいいと言われているため、日本人が積極的に摂っているのが赤ワインだ。
赤ワインに含まれるポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を防げ、動脈硬化を防ぐとされ『酒を飲むなら赤ワイン』という説が世間に根付いている。だが『日本人は赤ワインを飲む健康利益より、害のほうが多い』と奥田氏は語る。
『実は、日本は心臓病の発症率が世界で最も低い国の一つであり、心臓病の予防を目的にわざわざ赤ワインを飲む必要はないのです。
そもそもポリフェノールは果物、緑黄色野菜、大豆など身近な食物にいくらでも入っているので、あえて赤ワインから摂取する必要はありません。それより「アルコールを摂取する害」のほうが大きい。アルコールによる発がんの問題は欧米人より日本人のほうが深刻です。日本人の約半数はアルコールを肝臓で分解する酵素の働きが生まれつき弱く、こういう人は飲酒によって、食道や大腸、肝臓などのがんを発症しやすいことが知られています』
たとえば、食道がんと咽頭・喉頭がんを合わせると、日本人の場合、日本酒にして1日1.5合飲む人は、全く飲まない人の比べて発症率が8倍になり、1日2合以上飲む人は50倍高くなることが分かっている。ちなみに日本酒1合は、ワイン4分の1本(標準的なボトル750?)に相当する。
『その一方で欧米白人には、アルコールを分解する酵素の働きが弱い人はほとんどいない。
欧米白人は、がんの発症原因の30%を喫煙が占めているのに対して、飲酒は3%しかありません。一方日本人は、飲酒によりすべてのがんの発症率が高まります。それくらい日本人は欧米白人に比べ、飲酒の影響を強く受ける体質を持つ人が多いのです』(奥田氏)
『遅延型アレルギー』に注意
骨を強くするため、毎日欠かさず飲んでいる人も多い牛乳。特に高齢者になれば『骨粗鬆症』を予防するためにもカルシウムを積極的に摂ったほうがいいと思い込んでいる人はすくない。
だが奥田氏は『実は骨粗鬆症の原因はカルシウム不足だけではなく、遺伝的要因が大きく関与している』と語る。
『日本人のカルシウム摂取量は米国人の半分ですが、骨粗鬆症の発症率は米国人のほうが2倍も高いのです。しかも寝たきりの原因となる大腿骨頸部骨折の発生率とカルシウム摂取量を国・地域ごとに比較したところ、信じられないような結果が出ました。……
なんと「米国、ニュージーランド、スウェーデンなど、1日当たりのカルシウム摂取量が多い国ほど、大腿骨頸部骨折を起こす人の割合が高かった」のです。それに比べ、香港やシンガポールはカルシウム摂取量が少ないにもかかわらず、骨粗鬆症になる人は少なかった。この報告は「カルシウム・パラドックス」として世界を驚かせました。
さらに15年に公表された海外の論文では、食事からのカルシウムの摂取量と骨折の発生率には関連がないと結論づけています』
牛乳に関しては『乳糖不耐症』の問題もある。乳糖不耐症とは、牛乳に含まれる乳糖を分解できない体質のこと。牛乳を飲むとお腹を壊しやすい人がいるのはそのためだ。日本人を含む大部分の黄色人種とアフリカ系の人、そして白人でも地中海の人々の7〜9割は乳糖不耐症とされている。これに対し、北欧や西欧の白人には1割ほどしかいない。
『牛乳を飲む習慣は欧米から日本に伝わりました。しかし、こう見てくると、日本人の体質に牛乳が合っているかは疑問です。さらに、日本人男性4万3,000人を対象に実施された調査では「乳製品の摂取量が増えるほど前立腺がんの発症率が上がる」という結果も出ている。カルシウム源として牛乳にこだわる必要はなさそうです』(奥田氏)
同じく乳製品で腸内環境を良くするイメージのあるヨーグルトも、日本人が食べ続けると食物アレルギーを発症することがあるという。
奥田氏が続ける。
『食物アレルギーには、食べた後すぐに蕁麻疹(じんましん)や腹痛、呼吸困難などが起こる「即時型」と、数日経ってから発症する「遅延型」があります。この「遅延型」アレルギーはめまいや抑うつ、下痢、肌荒れなど症状が多彩なことから、診断が難しく、疲れやストレスのせいと勘違いしたまま症状に苦しむ人が少なくありません。
この遅延型は、ヨーグルトなどの乳製品が原因になりやすいとされ、頻繁に食べると発症率が上がります。しかし、皮肉なことに、食べている人は体に良いと信じているので、ヨーグルトのせいで体調が悪くなっていることになかなか気づかないのです』
元々、乳製品は健康に良いという考え方は欧米から入って来たもので、日本人にとって本当にそこまで摂る必要があるのかは疑問になってくる。
『近年、日本、欧米、中国など12ヵ国から合わせて750人が参加し、腸内細菌と、腸内細菌が持つ遺伝子を国ごとに比較する研究が行われました。その結果、日本人の腸内は欧米と比較してビフィズス菌をはじめとする善玉菌が多く、悪玉菌が少ないという結果がでたのです。近ごろは腸の善玉菌を増やす効果を謳う健康食品が花盛りですが、日本人は心配し過ぎかもしれません。アレルギーのリスクを負ってまで、無理して乳製品を摂る必要はないと思います』
アジア人はコーヒーが苦手
ダイエット効果があり、リラックスも促すとして、お茶やコーヒーを積極的に飲んでいる人も多い。だが意外にも日本人は遺伝的に『カフェイン』によって情緒不安定になる体質を持っている人が少なくないという。
『カフェインを摂取し過ぎると、頭痛、不安、抑うつ、不眠、嘔吐、下痢などを起こすことは世界的に確認されていますが、元々日本人を含むアジア人は、カフェインで不快な症状が起きやすいタイプの遺伝子を持つ人が半数にのぼります。特に日本人の4人に1人はカフェインを150㎎摂取するだけで不安定な気持ちになると言われている。
これに対して、欧米白人やアフリカ系の人、同じアジアでも中国人は、カフェインが合わない人は少数派です。
緑茶やコーヒーに入っている有効成分はごく微量なので、飲むだけでコレステロールや血糖値が改善するとは考えにくい。さらにカフェインには利尿作用があるため、水分の排泄が増えて体重は減りますが、それは水分が減っているだけ。脂肪が落ちているわけではありません』(奥田氏)
カフェインはあくまで嗜好品であり、日本人にとっては、健康のために飲むものではない。それどころか害をもたらすこともある。
管理栄養士の梅原祥太氏もこう語る。
『カフェインをとり過ぎると副腎という臓器が疲労します。副腎はストレスに対抗するホルモンを出す臓器で、副腎が疲労すると倦怠感、無気力にも繋がります。
緑茶は一杯約30㎎のカフェインが含まれていますが、コーヒーはその3〜7倍あるので、日本人の体質を考えれば、1日2杯くらいに留めておいたほうがいいでしょう』
体質を知れば食べ物が変わり、健康法も変わる──次に『欧米生まれの健康法』の問題点について見ていこう。
・ ・
その健康法、日本人には意味がない
日本人は筋トレしても痩せない
日本人は減塩しないほうがいい
日本人に炭水化物ダイエットは厳禁
味噌汁断ちはナンセンス
『よく「筋トレをして基礎代謝を上げれば痩せる」と言いますが、日本人の体質を考えると筋トレはあまりダイエットに効果的とは言えません。なぜなら日本人は欧米人と違って簡単に筋肉がつかない体質だからです』
『日本人の「体質」』の著者奥田昌子氏が言う。
最近は高齢者でも、ジムでダンベルやマシンを使って体を鍛えている人を見かけるが、実は『日本人は筋トレをしても痩せない』──。
人の筋肉は筋線維という細い線維の集まってできている。赤い筋線維は『赤筋』または『遅筋』と呼ばれ、ゆっくりと長い時間にわたって働く。一方、白い筋線維は『白筋』または『速筋』と呼ばれ、瞬間的に大きな力を発揮するのが特徴だ。
『赤白どちらの筋線維が多いかは、人種ごとの違いがはっきり出ます。アフリカ系の人は筋肉全体の約70%が白筋でできています。短距離走で爆発的な力が出せるのはそのためです。欧米白人も50%〜60%が白筋。それに対して日本人を含む黄色人種は白筋が30%しかありません。
筋トレで太くなるのは大部分が白筋なので、日本人の場合は、元々少ない白筋を集中的に鍛えることになります。これは効率が悪いうえに、苦労して筋肉を1㎏増やしても基礎代謝量の増加は1日あたりせいぜい20?。わずかキャラメル一粒分のカロリーにすぎません。日本人が筋トレだけで基礎代謝を高めるのは難しいのです』(奥田氏)
さらに基礎代謝には意外な側面もある。実は筋肉だけでなく脂肪組織もエネルギーを消費しているので、脂肪が1㎏減ると基礎代謝が1日あたり5?下がるのだ。
『たとえばトレーニングで筋肉を1㎏増やし、脂肪を2㎏減らした場合、基礎代謝量は「差し引き10?」しか増えないのです。痩せたければ、カロリーの総摂取量を減らすとともに、ジョギングなどの有酸素運動をすることで、カロリー消費を積み重ねうほうが日本人には向いています』(奥田氏)
このように欧米人には効果があっても、日本人には向いていない健康法が世の中に溢れている。
最近、声高に叫ばれている『減塩ブーム』もその一つだ。
奥田氏が語る。
『日本人は昔から血圧が高く、65年には脳出血による死亡率が世界で最も多い国民でした。しかし、その後、減塩が進み脳出血は減少。15年には成人の平均塩分摂取量は、1日あたり約10gまで減少しました。血圧は世界平均より低くなり、脳出血も激減しています。
しかし、これ以上の減塩は効果も薄く、逆に塩分が少なすぎると死亡率や心臓病の発症率が上がるとデータもある。塩分摂取は1日に7.6〜15.2gの範囲であれば問題ないと言う専門家もいます』
『食塩』=『血圧の上昇』と思いがちだが、そもそも食塩だけが血圧を上昇させている要因ではない。
『たとえば西インド諸島やイギリス(南ウェールズ)の人々のように、塩分摂取量は少ないのに日本人より血圧が高い例もあります。減塩だけで血圧が下がるわけではなく、塩分以外の様々な環境的、遺伝的要因が血圧に影響を与えているのです』(奥田氏)
『食塩感受性』とうい言葉を聞いたことがあるだろうか。これが高い人は塩を摂取した際に、血圧が上がった状態が長く続くと言われている。最近では、この食塩感受性は環境によって変化することも分かっている。
『その中でも特に大きいのが、災害などのストレスです。実際、東日本大震災の被災者を調査したところ、なんと85%もの人が高血圧かその予備軍と判定されました。
さらに日本人を含む東アジア人の約半数が、「飲酒により血圧が上がりやすいタイプ」の遺伝子を持っています。日本人にとっては減塩よりアルコールを控えることが重要だと言えます』(奥田氏)
共立女子大学家政学部教授で医学博士の上原誉士夫氏も続ける。
『食塩感受性を下げるためには、腎臓から食塩を排出しやすくする「カリウム」を多めに摂るのが効果的です。米国では高血圧予防として「DASH食」(野菜や魚介類中心の食事)を推奨していますが、これは限りなく日本食に近い。
日本には代々受け継がれてきた伝統食=和食があり、それが日本人の長寿を支えてきました。その中でも特にいいのが「味噌」です。味噌の原材料である大豆には、カリウムが豊富に含まれていますからね。減塩のための味噌汁を控えている人が増えていますが、それはむしろ逆効果なんです』
ダイエットで余計に糖尿病に
では、近年流行しているパンや米などの炭水化物=糖質を摂らない『糖質制限ダイエット』は、日本人の体質に合っているのだろうか──。
元々日本人は欧米人に比べ『糖尿病になりやすい体質』を持っている。しかもこの体質は生活習慣や食生活によってさらに悪化する。……欧米食が中心の日系米国人は、日本人より糖尿病の発症率が上がっていることが明らかだ。
さらに奥田氏は『日本における近年の糖尿病の増加は、カロリーの総摂取量に占める炭水化物の割合が減り、脂肪の摂取が相対的に増えたことと、運動不足にある』と指摘する。
『もともと日本人を含む東アジア人は(臓器にブドウ糖を取り込むために必要な)インシュリンの分泌量が欧米白人の半分から4分の1しかない。
そのため日本人は炭水化物の摂取が減ると、ブドウ糖を十分確保できるません。膵臓はブドウ糖を確保するため、インシュリンの分泌を高めようと頑張りますが、次第に疲労し、結果インシュリンが作れなくなり、それほど肥満でなくても糖尿病になってしまうのです。これは欧米人にはない現象です。日本人が糖尿病を予防するためには、内臓脂肪を減らし、炭水化物をきちんと摂り、膵臓の機能を守ることが重要なのです』
人類の数だけ病気も健康法も違う。……」
・ ・ ・
人種や民族の差は、ナチス・ドイツがユダヤ人弾圧に悪用した優生学ではなく、遺伝子(DNA)によって決まっている。
人種・民族の優劣の差は、自分が自己満足的に信じたい価値基準で歪に決められる。
本来、優劣の差は存在しない。
西洋的過保護生活を判断基準にすれば、白人種が優位である。
が、自然に生きるサバイバル生活を判断基準にすれば、白人種は劣位であり、白人の多くは生きられない。
遺伝子(DNA)は、優劣をもたらす判断基準ではなく、数万年、同じ様な環境で生きてきた人々の生態情報である。
ゆえに、アフリカ人の遺伝子(DNA)が、白人の遺伝子(DNA)に劣っているのではない。
アフリカという弱肉強食の厳しい自然環境で生き抜け為に、アフリカ人の先祖が経験した生きた智恵が遺伝子(DNA)として受け継がれてきたのである。
白人の遺伝子(DNA)では、アフリカ人の様に厳しい自然環境では生き残れない。
その点から見れば、白人の遺伝子(DNA)はアフリカ人の遺伝子(DNA)に比べて劣っている。
それは、日本人の遺伝子(DNA)にもいえる。
日本人の遺伝子(DNA)は、白人の遺伝子(DNA)とは違うし、中国人や朝鮮人の遺伝子(DNA)とも違し、違って当たりまえでる。
違いによって、日本人の遺伝子(DNA)が優秀という話ではない。
日本人の遺伝子(DNA)は、自然災害多発地帯日本列島で生きる為に、数万年かけて先祖達が数多の犠牲を払いながら子孫に残した生きる知恵である。
日本人の遺伝子(DNA)は、自然災害多発地帯日本列島で生きるには優位ある知恵であるが、それ以外の社会環境では通用しない劣位の無駄・無益・有害な知恵である。
「日本の知恵が世界を救う」、などはあり得ない話であり、それを信じ公言する者は知恵浅き無能者だけである。
日本を、西洋キリスト教価値基準でグローバル化しようとしている西洋礼賛者も、東洋儒教価値基準で中華化しようとする東洋賛美者も、百害あって一利なしの害毒でしかない。
同様に、日本民族日本人は優秀な民族だと声高に叫ぶ者も、正常な分別を持たない無知蒙昧の無能者である。
日本民族日本人が、優秀なのは数万年という長き年月を自然災害多発地帯日本列島で生きてきた祖先が残した遺伝子(DNA)のお陰であり、自然災害多発地帯日本列島を一歩でれば生きる能力は低下して無能無力の愚者となる。
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- 作者:グレゴリー コクラン,ヘンリー ハーペンディング
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: Kindle版