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・ ・{東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本列島は、自然災害多発地帯である。
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2018年7月19日 産経ニュース「【主張】猛暑列島 「命を守る」意識の徹底を
列島各地の猛暑が続いている。岐阜県美濃市、多治見市では18日、最高気温が40度を超えた。
総務省消防庁によると9日から15日までの1週間に、全国で1万人近くが熱中症とみられる症状で病院に搬送され、12人が亡くなった。
猛烈な暑さは、まだ続く見込みだ。気象庁は22日からの1週間も平年よりかなり高温となる確率が高いとして、九州北部から東北地方までに「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表した。
長引く猛暑、酷暑を乗り切るために、「命を守る」という意識で熱中症の予防と対策に万全を期さなければならない。
特に心配なのが、西日本豪雨の被災地である。炎天下の外出や作業を避け、十分な睡眠と休養をとることが熱中症予防の基本だが、被災地は、それができない状況にあるからだ。
日中の復旧作業、慣れない避難所での生活で、被災者らの疲労は限界近くまで蓄積されている。
一日も早い復旧を目指す気持ちは痛いほど分かるが、この暑さが命にかかわる脅威であるという認識を共有する必要がある。被災者やボランティア、自治体が声をかけあって、「無理はしない」「我慢しない」を徹底してほしい。
熱中症は高温多湿の環境で水分と塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が低下することによって起こる。めまいや脱力感などの症状があり、重症になると命にかかわる危険もある。
体温調節機能が低い高齢者や乳幼児がいる家庭は特に注意を要する。こまめに水分と塩分を補給するとともに、適切な冷房の使用などで体温調節機能を補うことも大切だ。
高齢者には節電意識が強い人も多いだろうが、熱中症を防ぐためには「積極的に冷房を使おう」という意識を持った方がいい。
健康な成人も油断は禁物である。サッカー観戦などでの寝不足が尾を引いている人も少なくないはずだ。室内や夜間でも熱中症のリスクがあることを、忘れてはならない。
地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象の影響で、近年は豪雨や台風だけではなく、暑さも凶暴化している。
2年後の7月24日には東京五輪が開幕する。猛暑、酷暑を乗り切る知恵と習慣を身につけたい。」
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7月21日 朝日新聞「水害と酷暑「もう米は…」 干からびた水田、ゴミを拾う
干からびた田んぼで、流れ着いたゴミを拾う徳田武昭さん=2018年7月21日、岡山県倉敷市真備町、竹花徹朗撮影
西日本豪雨で、冠水した岡山県倉敷市真備町では、水田も大きな被害を受けた。豪雨後は、連日30度を超える暑さが続き、干上がった水田もある。
同町の徳田武昭さん(79)は、6月18日に苗を植えたばっかりだった。持っていた農機具も水につかって使えなくなったという。干からびた水田で、流れ着いたゴミを拾いながら「良く育っていたのに、がっかりだ。今年はもう米は無理だな」と肩を落とした。(竹花徹朗)」
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7月22日 msnニュース tenki.jp「今週の天気 記録的な猛暑 底知れぬ暑い夏
東日本や西日本は、この先も夏空が広がる見込み。夜でも気温の下がらない日が多い。花火大会など、夜のお出かけの際も、油断せずに、万全な暑さ対策が必要。北海道は、週の前半は過ごしやすいが、後半は厳しい暑さに注意が必要。
●危険な暑さが続く、東日本と西日本
東日本や西日本は、引き続き勢力の強い夏の高気圧に覆われる見込みです。晴れの天気が続き、各地で体にこたえる暑さが続くでしょう。35度以上の猛烈な暑さが続く所もあり、23日(月)には名古屋や岐阜で39度が予想されています。岐阜では再び40度に達するおそれもありますので、炎天下での屋外の作業はできるだけ控えるようにして下さい。室内でも熱中症になることも考えられます。こまめな水分補給はもちろんのこと、適度な塩分補給も心がけましょう。また、夕方以降もなかなか気温は下がらず、寝苦しい夜が続きます。無理をせずに、冷房や扇風機などを利用し、できるだけ快適な睡眠を心がけて下さい。
●北日本でも厳しい暑さに注意が必要
北海道は気圧の谷の影響で、雲の広がりやすい天気が続くでしょう。最高気温は、24日(火)までは平年より低い所が多くなりそうです。25日(水)から次第に平年を上回る暑さとなり、週の後半には30度を超える所もあるでしょう。気温の変化に注意が必要な一週間になりそうです。
東北は真夏日になる所が多いでしょう。東北南部では35度以上の猛暑日になる所もありますので、暑さ対策は万全になさって下さい。」
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7月23日 産経ニュース「埼玉・熊谷で史上最高41.1度 東京初の40度超え…青梅で40.8度
埼玉・熊谷で全国の最高気温を更新。市内の八木橋百貨店の温度計も40度の気温を表示させた=23午後、埼玉県熊谷市(三尾郁恵撮影)
日本列島は23日も高気圧に覆われ、東北から九州にかけての広い範囲で気温が上がり、埼玉県北部の熊谷市で午後2時16分に国内の観測史上で最も高い最高気温41.1度を観測した。
熊谷のアメダス(地域気象観測システム)は同市桜町の熊谷地方気象台敷地内に設置されている。熊谷は平成19年8月16日に当時の国内1位の40.9度を記録したが、25年8月12日に高知県四万十市で41度を記録。5年ぶりの“1位奪還”の形となった。
このほか、東京都青梅市で40.8度を記録した。都内で40度を超えたのは観測史上初めて。岐阜県多治見市で40.7度、甲府市で40.3度となった。
気象庁は各地に高温注意情報を出し、こまめに水分を取るなど熱中症への対策を呼び掛けている。
気象庁によると、午後4時現在のその他の地点の最高気温は次の通り。
埼玉県寄居町39.9度▽群馬県桐生市39.9度▽岐阜県美濃市39.8度▽埼玉県所沢市39.8度▽埼玉県鳩山町39.8度▽群馬県高崎市39.8度。寄居、桐生、所沢は観測史上最高。
午後3時現在で全国927観測点の3分の2を超す626地点が30度以上となり、このうち237地点が35度以上の猛暑日になった。」
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