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・ ・{東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
2015年4月4日 記事消滅。
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現代歌謡曲の一種である演歌は、高度経済成長期中頃から盛んとなり、浪曲師の村田英雄や三波春夫らが歌謡曲を浪花節などのコブシきかせて唄うようになってからである。
それまでの流行曲の主流は、戦後の進駐軍の影響を強く受けて欧米風にアレンジした楽曲で、日本的な楽曲は時代遅れの古くさいとして敬遠されていた。
日本人が音楽に親しみ唄うようになったのは、小学校唱歌と軍歌と民権志士唄であった。
長唄や小唄などは御座敷芸であり、民謡は田舎の声自慢が歌うものであり、詩吟は隠居した老人の道楽であった。
浪曲や浪花節や常磐津などは、身分の低い河原者が金を貰って見せる芸であった。
昔の日本人は、人前で大声を出して唄う事はなかった。
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昭和51年 福田赳夫首相(〜昭和53年)は、高度経済成長期にある国民が、天下泰平で華美な風俗に走った元禄時代のように戦争の悲惨さを忘れ奢侈と安逸に流れている怠惰な状態にあるとして、「昭和元禄」と冷ややかに揶揄した。
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1953年 日章丸事件。
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昭和54年 エズラ・ボーゲル『ジャパン・アズ・ナンバーワン』
日本人は、褒められ煽てられ有頂天になってなって思考停止と行動不全に陥った。
日本の会社や組織は、自惚れ機能不全に陥り、働かなくなり衰退し、金に目が眩み常識を失い堕落した。
日本産業は、新しい時代を見誤り、新しい製品を生み出せず、古い時代に取り残された。
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日本の繁栄、日本経済の発展、日本人の富み、全ては人口爆発の賜である。
ジャパン・モデルであっ終身雇用や年功序列は、人口爆発の経営モデルに過ぎない。
人口激減時代では、二十世紀モデルである終身雇用や年功序列は通用しない。
人口爆発モデルは、人口激減モデルは無力というよりはむしろ有害である。
人口爆発では、経済成長は自然と起き、国は国民は富み豊かとなる。
人口激減では、経済衰退は自然と起き、国と国民は貧しく貧困化する。
日本を豊かにした人口爆発時代の成功モデル、経営モデル、ビジネスモデルは、一切通用しない。
人口激減する日本には、過去の歴史に学ぶところはなく、過去の自分の経験に学ぶしかない。
世界常識では、「賢者は歴史を学び、愚者は経験に学ぶ」である。
人口激減を生きる日本人は、グローバルな世界の賢者として歴史に学ぶ事は無意味で、ローカルな日本人の愚者として経験に学ぶしかない。
人口激減を生きのこるには、人口爆発の発想を全て捨て去る必要がある。
経済発展はいらないという裕福層の老人性燃え尽き症候群を信じたら、貧困化した中年や青年には極貧という生活苦地獄しか訪れない。
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盛田昭夫(ソニー創業者)は、ビジネスには「3つの創造力」が必要であると述べていた。
1,元となる技術。
2,その技術を使って技術革新を行い新しい製品を作る。
3,他社が真似できない製品のを作り、その便利さをアピールし、新たな市場を作り出す。
だが、日本は最先端技術や優秀な技術者がいても、全体像を考える構想力が弱いとされた。
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出光佐三「愚痴をやめよ」「日本は必ず復興する」「だから、直ちに建設にかかれ」「社員は家族同然」
出光興産は、社員の自主性を重んじ、社員に自由裁量を与え、出勤簿を付けなかった。
敗戦後の今なき古き良き日本企業は、焦土と化した廃墟の中で、資源も機械もなく、国から支援も補助もなかったが、唯一人を人材として奇跡の復興を為し遂げた。
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