🐟6〗─2─危険な中国産食材が、食糧海外依存度の高い日本に大量に輸入されている。貧富の差が食の格差。~No.17No.18No.19 @ 

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 貧乏人は、安価な中国産の食材を黙って食べろ。
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 食糧自給率の低い日本は、必要量の食糧を外国から輸入しなければ生きていけない。
 日本農業は生産しても食べていけない為に農家の若者は跡を継がず、農家の数は年々減少していく。
 日本の農業を守る為には外国人移民(主に中国人農民)を大量に移住させ、日本人農家に変える必要がある。
 つまり、日本人農家を残す事を諦めるしかない。
 農作物は、日本人農家が作ろうが、外国人移民農家が作ろうが、同じである。
 消費者は、生産者が日本人だろうが外国人移民(中国人移民)だろうが気にはしない。
 日本政府は、外国人移民を加速させようとしている。
 国会も、外国人移民に反対しても外国人難民には反対しない。
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 2016年12月3日号 週刊現代「あの名門・中華飯店も頭を抱える
 『ダイオキシン上海蟹』でレストラン大パニック
 他にも危険な中国食材はこんなにある
 いまの時期に高級中華料理店で上海蟹の雄を姿蒸しで注文すれば、1杯5,000円以上するだろう。中国産の海産物はそんな超高級食材であっても、安心して食べることができないのか──。
 まもなく禁輸になる
 中国を代表する高級食材、上海蟹。旬を迎える10月から12月にかけて、日本でも高級中華料理店などでメニューに並ぶ。
 ところが、今年はまもなく食べられなくなるかもしれないという。
 11月2日に香港の食品衛生管理当局が、中国江蘇省(こうそしょう)の水産会社2社が養殖した上海蟹から基準値の5倍を超えるダイオキシンが検出されたと発表し、市中から800キログラムの回収を決定した。この2社は香港に出回る7〜8割のシェアを占めていた。
 この余波は日本にも及んでいるのだろうか。
 ……
 中華の名店はどこでも大打撃を受けている。
 中国の食品問題に詳しい愛知大学現代中国学部の高橋五郎教授が語る。
 『今回の香港の検査では、サンプル5匹のうちの2匹から基準値を超えるダイオキシンが見つかった。これは発生率としては大変高いといえます』
 ダイオキシンは、発がん性が確認されている、強い毒性を持つ有機化合物である。主に発生源はごみ焼却による燃焼で、土壌や水が汚染する。
 『ダイオキシンは、流通過程で混ざるということはまずありえません。問題となった上海蟹の産地は公表されていませんが、ダイオキシンが含まれる水の中、あるいはダイオキシンを含む土壌の近くで養殖されていたということは間違いないでしょう』(高橋教授)
 真っ黒な小川が流れ込む湖
 上海蟹が養殖されている場所はどんなところなのか。上海蟹の高級ブランドである『陽澄湖(ようちょうこ)』に隣接し、やはり一大養殖場として知られている江蘇省の太湖を、07年に取材したジャーナリストの奥野修司氏が語る。
 『現地を案内してくれたのは、地元の元共産党幹部の息子でした。彼は「上海蟹なんてまともに食べるものじゃない。僕らは食べません」と言っていましたね。上海蟹は湖の泥の中を這っていて、底には、流れ込んだ重金属がたまっているんです。湖面には藻が一面に生えていました。これは流れ込んだ農薬によって、窒素が増えているため発生しているんです。きつい臭いも漂っていましたね』
 太湖の周辺はのどかな農村で、田園が広がり、小川が流れていたという。
 『その小川が真っ黒なのです。のぞき込んでみると、茶色い水が流れ込んでいる。そばの工場からの排水なんです。それらの小川は太湖へと行き着く。いわば工場排水の最終処分場のようなものです。ここで上海蟹が養殖されているんですよ。現在は太湖への窒素の流入は規制されたそうですが、現地の住民によれば、底の重金属は放置されたままだとか。上海蟹からダイオキシンが検出されたのも当たり前でしょう』(前出・奥野氏)
 日本の高級店では、『陽澄湖産』の上海蟹を提供しているという宣伝しているが、だからといって安心できるわけでもない。
 ジャーナリスト・富坂聰氏が指摘する。
 『陽澄湖産なんてあってないようなものなんですよ。各地の蟹を、一回だけ湖の水につけるだけでもそうなる。上海蟹はどこでとれているか、本当はわからないというのが実情なんです。一方、陽澄湖自体が汚れているという実態もあると思います。近年、洪水や大雨で生活排水が流れこんでいたはずです。近くに工場もある。ほかの中国の養殖場も同じでしょう』
 上海蟹のブランド品であれば番号が書かれたタグが脚に取り付けられているが、それすらも偽物が出回っているという。
 いちばん危ないのはウナギ
 また、食の安全について意識の高い香港や日本は、今回の問題に敏感に反応しているが、中国ではそうでもないという。
 上海在住の日本人駐在員が言う。
 『現在も、上海蟹は上海の市場から消えていません。もう報道も沈静化していますし、普通に中華料理屋にいけば食べられます。地元に上海蟹の業者が多いので、当局が甘いということもあります。問題となった上海蟹の産地は不明ですが、ブランド品だったのでしょう。産地を騙った安物なら、「偽物だったので安心してください」と当局がアピールするはず。汚染された蟹が「陽澄湖産」なら日本でも大問題ですが、うやむやに終わるでしょう。地元の当局が業者に調査に入ったと報じられましたが、その結果はよく分からないままです』
 この駐在員は友人の中国人からこう言われたという。
 『蟹はもともと汚れている食べ物で、ダイオキシンが出ても生きていたわけだから問題ない。高くて滅多に食べられないんだから、むしろいま食べないのは損だよ』
 中国人の食の安全に対する認識は、この程度。当局が調べるといってもまるで当てにならない。
 厚生労働省の生活衛生・食品安全部の担当者は上海蟹の安全性についてこう説明する。
 『問題となった業者2社の上海蟹は、日本には入ってきていないことを確認しました。ただし、業者が別の業者に販売し、そこを経由して日本に入ってきた場合は、確認のしようがありません』
 食の安全に詳しいジャーナリストの椎名玲氏が語る。
 『輸入食品の日本での検査率(輸入届け出件数に対する検査件数)は1割弱ほど。あとは書類審査だけで輸入され、企業の自主検査任せというのが実情です。日本には香港と同じレベルの上海蟹が輸入されてきたでしょうから、同じように汚染された蟹が輸入された可能性があると思います』
 検疫全般を担当する厚労省の食品衛生監視員は全国で400人ほどしかいない。水際ですべての危険な輸入食品を食い止めることは難しい。
 前出の高橋教授が言う。
 『中国当局が行う国内の海産物に対する検査は、検体の個数が非常に限られています。大概の基準値は日本と中国で値が違い、検査制度自体に疑問符が付きます。
 中国の水質については、概して相当改善されてきているものの、完璧ではありません。上海蟹と同じように汚染された水で養殖されていれば、ウナギ、エビ、アサリ、ハマグリも同じように危険があるでしょう』
 上海蟹と同様に泥の中で長く生育する貝類は、日本国内で頻繁に農薬や貝毒が検出されている。
 12年3月には中国産アサリの水煮の缶詰から、メーカーの自主検査で基準を超す農薬が検出された。しかも、このアサリは静岡市内の小、中学校計30校で給食として使用されていた。
 昨年5月にも、福岡の検疫所の検査で、中国産の活アサリから基準値を超える残留農薬が検出され、廃棄命令が出されている。
 『農地に撒かれた大量の農薬が土壌に染み込んで、養殖場の海まで流れ出た可能性が指摘されています』(前出・椎名氏)
 北京在住のジャーナリストは水産物のなかでも、とりわけウナギの危険性を指摘する。
 『伝統的な中華料理にウナギ料理はなく、中国で養殖されているウナギは、大半が日本への輸出用です。中国人は普段はほとんどウナギを食べませんが、日本では破格の値段で売られるため、「海の宝石」と呼ばれています。そのため、養殖の現場では成長促進剤と病死予防のための合成抗菌剤を大量に使用し、大量生産を行っているところが少なくありません』
 ウニから腸炎ビブリオ
 国産のウナギの価格は高騰し、近年は安価な中国産の輸入量が増えている。13年2月には、埼玉県の食品小売業者が仕入れた中国産ウナギの蒲焼きから、食品衛生法で禁止された合成抗菌剤『マラカイトグリーン』が検出されている。
 『中国国内でタレの中から危険物質が検出されたことがあります。またマラカイトグリーンなどの水溶性の抗菌剤は、ウナギからタレに毒素が溶け出していることもありえます。どうしてもウナギを食べたくてスーパーなどでタレのついた中国産加工食品を買った場合は、湯で洗い流してから、別のタレを使ったほうがいいでしょう』(前出・椎名氏)
 意外なところでは、高級食材の生ウニにも注意が必要だ。13年8月に、神奈川県内の食品輸入会社が輸入した中国産の生食用むき身ウニから、食品衛生法の基準値を超える食中毒菌『腸炎ビブリオ』が検出されている。
 『ほかにも中国産の養殖の冷凍むきエビや天然の活ハモから、抗菌剤や農薬が検出されています。実は中国から輸入が多い養殖活スッポンや養殖トラフグにも食品衛生法違反の事例があります。また中国産のワカメや海苔も水質汚染による重金属の含有量が危惧されます。後は中華料理でよく使われるクラゲも、大半は中国からの輸入品。汚染された海で生育したものです』(椎名氏)
 前出のジャーナリスト奥野氏が警鐘を鳴らす。
『中国産食材のリスクは軽減していないと思います。上海蟹など危険性の高い食べ物は避けるということが重要です』
 上海蟹などの高級食材であっても、中国産にはリスクがあるということを肝に銘じたほうがいい」
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 金持ちは、安全が保証された、高額な国産農作物や加工食材を少量買っている。
 貧乏人は、安全性に疑問がある、安価な外国産農作物や加工食材を大量に買っている。
 日本食品市場に、安い中国産が増えている。
 安い加工食品でも、中国で生産された製品が大量に存在する。
 貧乏人は、安い中国産を買うしかない。
 「貧乏人は麦を食え」は昔の話しで、今は「貧乏人は安全性をとやかく言わずに中国産を食え」ということである。
 麦を食う事は健康に良いが、中国産を食うことは健康は自己責任と言うことである。
 日本全国の農村で、盗難防止柵や農地監視人がいない田畑での農作物盗難が増えている。




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